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同窓会ドレスアップ

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学生時代の同窓会。
当日まで、本当に気が進まなく、かおりに申し訳ないがドタキャンしようと本気で迷っていたけれど、「人として」行くことにした。
夫の手前ーというところもあったけれど・・

夫に、表向き快く送り出され、もうジタバタ出来ない。意を決して、普段は乗らない時間の電車に乗り込む。帰りのラッシュで反対側の電車は満杯。
ゆらゆら揺られ、最寄駅に到着したのは開始予定時刻のだいぶ前だ。
時間潰しに、ふらりとショップ巡り。全身鏡に映る、自分のみすぼらしさにハッとする。自宅の鏡ではそれなりに見えたものの、外の鏡は嘘を付かない。
白いパンツにトップスはリネン素材のサックスブルーのチュニック。例の、以前大奮発し購入したピンクゴールドのネックレスも勿論付けて来た。しかし、このチュニックがいかにもオバサン臭く、同窓会向けでは無いように思い、急に不安になった。
そんな、私の心を見透かしたかのように、ショップ店員が近付いて来て声を掛けた。


「何か、お探しですか?」


話し掛けられ、頭がぼーっとする。財布の中には念のためのカードも入っている、そんなことを思い出し、


「同窓会があって・・気軽な会なんですけど、少しきちんとした服が欲しくて。」


初対面でこれっきりという人、そしてこちらが客という優位な立場だからこそ、すらっと言葉が出て来た。




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「そうなんですねー。そうですね、あまり畏まり過ぎず、かといってラフ過ぎないものでしたら・・こちらなんて、爽やかでお客様にぴったりですよ。」


その場でさらっと上下の服を選んでくれた。彼女が私の為に持って来てくれたのは、クロップド丈のサックスブルーのワイドパンツ、それに、それを際立たせる為なのだろう、襟元に控えめなレースがあしらわれた黒いトップス。少し丈が短めな気がしたが、聞くところによると今はシャツをパンツにインしたり、またショート丈が流行しているとのこと。
実際、言われるがままに試着してみたところ、足が長くスタイルもスッキリと良く見えた。何よりー、垢抜けて見えた。服ひとつでこうも変わるかーというくらい。
同じサックスブルーでも、さっきまで着ていたチュニックはほっこり系過ぎて、どうにもうにも野暮ったく思えた。


「お似合いです!それに、このエナメル素材のバッグに、このパンプスで完璧だと思いますよ!]


私が試着室で着替えている間、大急ぎで用意したのだろうー、彼女の手には、小ぶりのクラッチバッグとビジューがポイントになっているこれもまたブラックのパンプスが持たれていた。
試着室で服の値札を確認したところ、二つ合わせて9800円程だった。しかし、そのバッグと靴まで購入すれば、2万近くなってしまう。さすがに同窓会といっても、そこまで金を出す気になれなかった。



「あ、バッグと靴は、そちらと似たようなものが自宅にあるので・・大丈夫です。」


内心がっかりしただろう店員は、しかし笑みを崩さずに頷くと、私が試着した服を購入する気になったのか気になり出したようで、畳みかけるように、


「そうですか!なら、お持ちのものと合わせていただいて、そのコーディネートで完璧だと思います!爽やかですし、上品ですし。」


レジで会計を済ませ、すぐにモール内のトイレに駆け込み、買った服に着替えた。それまで着ていたださいチュニックと白パンツをショップ袋に入れ替え、持っているトートバッグがカジュアル過ぎて浮いている気がしたものの、履いて来た黒のバレエシューズとの違和感が無いことで、なんとかおさまった気がした。
しかし、やはりセルフカットの髪型がいまいちな気がした。そして、トップスを黒にしたことで、顔のたるみが強調されている気もした。トップスが明るいと、それが反射板の役割を果たすのか、顔回りも明るくなりしわやシミ、たるみも目立たなかった気がするのだが・・・どこかを綺麗にすると、直しの入れていない他の部分が気になってくる。整形をひとつすると、あちこち直したくなり止まらなくなるーそんなどこかで聞いた話を思い出した。


身なりに自信が付ければ、後は女優になるだけだ。たった数時間のこと。私は、引っ込み思案で地味で目立たない、教室の隅にいるクラスメイトでもなければ、ママ友もおらず夫に言いたいことも言えない、いつもびくびく引きこもり、たまに出しゃばった行動をすれば空回る、そんな母親でも無い。 誰か一人にでもいいー、「変わったね。」と言われることを目標にし、皆が待つ店へと向かった。




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今日の写真

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今日の写真




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卑しい背中

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激安スーパーが詰め放題をするとチラシで知り、丁度、冷蔵庫が空っぽということもあり勢い良く玄関を飛び出した。
隣町にあるそのスーパーは穴場だ。知人に会うことも殆ど無い。皆、ショッピングモール内の大手スーパーだったり駅前のセレブスーパーを利用しているのだろう。
店に到着。既に、大勢の人々が群がっている店前。皆、何となくだがテイストが同じ。何ていうか、空気感が同じなのだ。言葉を換えれば、素敵ママのような人はここにはいない。

袋を手に取り、じゃがいも人参、それに玉ねぎを入れて行く。袋詰めの達人という人を以前テレビで観たことがあり、それを真似る。
確か、最後に人参を突き刺すように入れるのだ。袋から飛び出ていても、袋に先っぽが少しでも入っていればOKだ。
汗だくになりながら、顔を上げると、なんとアイツがいた。スネ夫ママだった。袋詰めに夢中で私に全く気付いていないようだ。いつからいたのだろう?私も顔を上げるまで気付かなかった。 つば広帽を目深にかぶり、必死の形相で野菜を詰めていた。途中途中で袋を伸ばしながら。


気付かれる前に退散しようー


そう思った時に彼女の方がすべて入れ終えたのか、レジに向かうのが見えた。先を越されたので、今度は入れていた野菜を出して、吟味するふりで別の物に入れ替える。




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「すごいねえ!よくこんなにたくさん入れたもんだ!!今日一番の量だよ!」


レジのおじさんが豪快に笑う。貧乏くさい・・正直、いつも、人を見下し透かした風を装っている彼女。そんなアイツだけれど、こうした店で鼻息荒くお得に飛びついているのだ。


「あーあ、袋破れちゃってるよ、本当はダメだけど、まぁいいや!特別!!」


気前良く、更に大きな袋に野菜を入れ替えるおじさん。アイツの後ろ姿がなんだか卑しく見える。
この姿を、皆に見せてやりたい・・・小さな反抗。アイツが去った後、レジに向かう私の持つ袋は十分余裕を持っていた。


「あれ?いいの?まだまだ入るけど。」


「大丈夫です、そんなに買っても腐らせてしまったら勿体無いので。」


私の心は、優越感で一杯になった。




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消えた気配

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そういえばー、夫から吉田さんの気配を感じなくなったことに気付いた最近。
体調不良で早退し、一日休みを取り、翌日から出勤。家にいても、あれ程うるさく鳴っていたライン音が聞こえない。
ホームパーティーも、恒例行事になるのではと案じていたが、あれからめっきりそういった話も出ない。
ほっとしつつも、しかし何となく落ち着かない。それはそれである種の「動き」を感じてしまう。
一歩踏み込んだー、そして壊れたー、そんなところだろうかとつい妄想してしまう。

そして、夫がそわそわしなくなったと同時に、また干渉が始まると思うと、それはそれで緊張するし嫌なものだ。カード明細のチェックだとか家計簿の抜き打ちチェック。
そして、最近夫がチェックをしていなかったことによりずさんだったレシート計算。久しぶりに電卓を出してみると合計金額が合わないことはざら。
レシートが出ない買い物だとかをその都度メモすることに怠惰になっているからだ。

色々と面倒なことがまた再開しそうだ。




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間の悪さ、運の無さ

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私は、やっぱり間が悪い。
楽しみな予定を入れれば、大抵何かしらのトラブルが起こりキャンセル。
逆に、憂鬱な予定がキャンセルになることは殆ど無い。天気予報は、週間予定でずっと晴れなのに、楽しみな予定の曜日だけ雨マークだったりもちょくちょくある。
とにかく、ついてない。
そして、今回は敬語ママとのランチ。店の下調べもしっかりして、彼女は忙しい人だから、基本、私が日程を合わせる形。それでもなるべくなら夫が代休で家にいる時以外、そして平日となると、案外、候補日は少ないものだった。
そして、ようやく日にちが決定、ランチ当日ー、まさか、自分がドタキャンするはめになるとは思わなかった。
子は熱も無いし、元気に登校。夫は出勤。後は準備ー
大急ぎで掃除洗濯、一応、そこまで遅くはならないけれど夕飯の下ごしらえをしたところで、携帯の着信ー夫からだった。




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「もしもし、今から帰るわ。」


「え!?」


「具合悪い。仕事にならん。」


「熱は!?」


「分からん。とにかく帰る。」


こちらは質問途中なのに、そんなことはお構い無しで電話を切る。普通の妻ならどうするか?夫の体調不良で約束をキャンセルするものなのだろうか?
しかも、私は運転出来ない。私がいても、出来ることは買い出しと看病くらい。しかし、子供じゃないのだー、一人で寝ていても大丈夫だろう?
そう思いつつ、しかし電話だけだとどれ程の体調の悪さなのか分からないのでどうにもならなかった。高熱なのか、病院に寄って帰るのか?もう一度こちらから掛け直すも圏外。
そして、最悪なことに、夫は自宅の鍵を持ち忘れることがある。嫌な予感がして、鍵置き場を見ると、やはり鍵は置かれたままだ。夫の帰宅時間の殆どは深夜ー家族が必ず在宅している時間帯なので、鍵を持つ習慣がそもそも無いのだ。
メールをしても、返信は無い。そして、今の時間は10時20分。夫が病院に寄らずに自宅に直帰したとしても、11時半は容易に回る。
敬語ママとの約束時間が11時半だった。遅刻してでも行くかー、もう潔くキャンセルするかー迷い迷った挙句、遅刻すると言って夫の状態次第ではキャンセルすることになるのなら、今の段階で諦めた方が良いとの直感が働いた。


ー本当にすみません!!!実は、先程実家の親が倒れたとの連絡があり、急遽、病院に連れていかなくてはならなくなりました。残念ですが、今日のランチは行けそうもありません。本当に楽しみにしていたのですが・・・ またの機会にお願いします。本当に本当にごめんなさいー


本当に本当に、ごめんなさいの気持ちは本当だった。しかし、嘘を付いた。夫の体調が悪いからキャンセルーは、何だか言いにくかった。だから、親の名前を使った。その方が、緊急性があるし、当日のドタキャンを受け入れて貰えるかもと思ったのだ。
気分はすっかり暗くなった。
またかーの気持ちと、これが子ならば諦めもつくけれど、大の大人ーしかも男というのが気に入らない。しかし、気持ちを入れ替えて、夫が帰宅したら介抱しなければと思い直す。
私が外に出て働かずに生活出来るのも、すべては夫が大黒柱として一家を支えてくれているのだからと。




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