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ピアノ購入

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中古だが、当初先生より勧められていた機種のピアノを購入することが出来た。予算内におさまり、実際届いたそれは、中古と言われなければ分からない程の美品だったので、得した気分。
子は早速、嬉しそうに鍵盤に触れている。家に音のある生活ーなかなか良いものだ。

先生に、早速電話でレッスンをお願いする旨を伝えた。
最初こそ、固い声だった先生。しかしこちらが、習う意思を伝えた途端、華やいだ声になる。


「良かったです~、〇〇ちゃん、体験でも音感が良くって、何よりやりたい意思がこちらにとても伝わって来ていたので、どんどん才能を伸ばしてあげたいなって思っていたから。」


ー才能ー


先生の言う「才能」が、どの程度のレベルを指すのかは分からない。しかし、そう言われて悪い気になる親などいるものか。
こちらまで上機嫌になりながら、電話越しだが丁寧にお辞儀をしながら受話器を置いた。


「楽しみだな~」


子にも先生のレッスンが決まったことを話すと、音楽の教科書を開き、早速試し弾きを始める。私はそれを耳にしながら、携帯で「お稽古事のマナー」とやらのサイトを眺める。
バレエやピアノは、そろばんなどの習い事と違って敷居が高いものだ。色々後から調べてみれば、月謝などの他にも諸々の費用が掛かるらしい。
先生のお礼ーつまりは、お中元やお歳暮。また発表会の際は出演料や衣装代、それに写真代など。それにプラスして、先生に再度謝礼をするらしい。お金や商品券ーそれに花束や菓子折りだ。 案外掛かる費用に、レッスンが決まったものの腰が引けてしまう。
しかし、子がやりたいと言い出したこと。全力で親として出来る範囲でサポートして行きたい。

まずはー、初回レッスン。
ここで、何か挨拶としての手土産が必要になると思われる。ワンレッスン分の菓子折りで良いのだろうか?それでも2000円程。ネットで調べてみると、そういった挨拶の品は、昔はあったものの今はしない風潮もあると言う。
ただー、迷うならした方が良いのだろうか?
失礼の無いようー、検索し過ぎて疲れてしまったが、充実を伴う疲れだった。




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To negotiate on his

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夫にピアノのことを相談した。
最初こそ、無意味だと反対していた夫だったが、子が直接おねだり交渉をした途端、ころりとOKを出したのだった。
こんなことなら、家計のことも子から夫に交渉して欲しいくらいだ。


「ピアノは、それなりの物を用意した方がいいって先生が。」


「マージン取るんだろ。うちは団地だし、電子ピアノの安いやつで十分だ、続くかどうかも分からないんだ。」


夫の言い分も最もだった。しかし、直接先生から聞いた「電子ピアノ」と「生ピアノ」の違いー鍵盤の重さだったり、タッチしてから音になるまでのレスポンス加減の違いは、分かる人は分かるのだそうだ。
ピアノをある程度続けていけば、いずれぶち当たる壁だとも聞いた。
アコースティックに近い性能を持つ電子なら、それがいくらか軽減されるのだそうだ。




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「10万くらいの予算だな。」


私は、先生の話からしても、最低20万だと思っていた。そもそも渡されたカタログに、10万円代のそれは載っていなかった。夫にタッチの違いだとか色々話しても、聞く耳を持ってくれなかった。
それからは、色々私も下調べをした。
リサイクルショップの中古品や、区で色々な物を譲ってくれるという掲示板を隈なくチェックしたりー中古でもいいから、先生が勧めるピアノを手に入れたかった。予算は、夫から言われている10万だ。
それで元値30万くらいの物が欲しかった。
何も取り柄が無かった自分。子には、何か身に着けて自信を持って欲しいのだ。だからこそ、納得の行く道具を揃えてやりたい。中途半端なおもちゃではないー、納得の行く物を。




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ピンキリ

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先生が勧めて来たピアノは、生ピアノ。一番は、グランドピアノだが、そうでなくてもアップライト。
正直、続くかどうかも分からないので、数万円のキーボードでも良いかと思っていたのだが、考えが甘かったようだ。
先生の感触からして、おもちゃ扱いーつまり、導入用の買い替え前提であったとしても、電子ピアノー価格帯は10万超え。
金の掛かる習い事とは覚悟していたが、100万以上するピアノのパンフレットを差し出されて、たじろいでしまった。そんな私の様子に気付いたのか、


「中古もありますから大丈夫ですよ。」


言われてしまった。


「主人に相談して、予算等は決めます。決めましたらまたご連絡します。」


そう答えるのが精一杯だった。


ーやはり、分不相応なのか?しかし・・それは、夫が低所得だった場合だ。夫の職種ーというより企業名で給与サイトを検索すれば、おおよその年齢と給料が出て来るのだ。
それを見れば、子供ーしかも一人っ子に習い事をいくつかさせることは不可能ではない。
ただ、夫の権限の元でだけれど。

子の可能性は、私自身の可能性でもある。勿論、子は子、親は親であり別人格だということは認識しているがー、それでも自らが命がけで産んだ我が子に、「光」を見てしまうのは親の性だろうと思う。




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体験レッスン

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早速、ピアノ体験レッスンへ行ってきた。ネットで近場にある教室の口コミをざっと調べ、子に合いそうな先生をピックアップ。子と先生の相性は一か八かなので、とにかく体験での感触で決めることにしたのだった。
子が一人でも通えそうなところを探せば、2~3件の個人教室に、駅前にある大手ピアノ教室しかなかった。取り合えず、近所にある個人宅の教室の体験に行くことにした。

日程が決定し、電話で聞いた住所を辿る。自宅から徒歩10分程度のところに邸宅があった。邸宅ーというのが相応しい、金持ちが住んでいるような立派な家だった。


「はじめまして、お世話になります、OOです。」


「こんにちは。宜しくお願いしますね。」


「・・・・・」


子に挨拶を促すが、もじもじするだけで声を発しない。先生が声を掛けても、目線を反らし、ぎこちない笑顔。
玄関に入り、ピアノが置いてある部屋に誘導される。先生が優しく子に椅子に座るよう促し、子はそろそろと腰を掛けた。


「ピアノ、触ったことはある?」


「・・・・」




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首をかしげるだけで、答えない。そんな子の態度に私ははらはらし通しだ。まるで、しつけの行き届かない子ではないか。親である私が悪いような気がし、穴があったら入りたくなった。
答えない子を前に、しかし先生はそういうシーンに慣れているようで、まるで動じず子に声を掛け続けている。数分経って、やっとのことで子も声を発するようにはなったが、しかし、私の心もとなさは変わらなかった。


「学校でピアニカとかやったことがあるかな?」


「うん・・」


そして、ようやく先生と子はコミュニケーションを取れるようになった。子は、学校で弾いたことのある曲を片手で弾き、先生はその横で連弾?のように伴奏を付ける。
子は、少し口元が綻び、嬉しそうな表情をしていた。それを目にし、私の方は安堵した。
学校の先生とは違い、口調も穏やか、そして優し気だった。しかし、幼稚園の先生とは違うーどこかメリハリのある雰囲気だった。
それからは、使う教本の説明。驚くことに5冊もあった。何がどう違うのか分からないが、3冊は楽譜ーそして2冊は楽譜の読み方のテキストだったりドリルだった。これを平行して使うというのだから、自宅での練習の負担は予想以上のものだと考えられた。
そして、私が一番気にするところの月謝の話ー、またピアノ購入の話だ。
月謝は月7000円。ネットで調べた相場平均だったのでほっとした。そして、ピアノ購入についてー
先生経由で購入するのが、個人教室では当たり前の話なのか?パンフレットを目の前に出され、正直最初は数万円のキーボードで良いと思っていた浅はかな考えを恥ずかしく思う。
私が考えていた金額を遙かに超えるー一ケタ数字を間違えた、そんな金額がずらりとどのピアノ写真の下にも掲載されていた。
そして、「アップライト」が何かすら知らない私が、そもそも子にピアノを習わせても良いのか?というくらい、先生は次々に専門的な話をし出したのだった。




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やりたいこと、ダイヤの原石

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子がピアノを習い始めたいと言い出した。
音楽の時間、音符が良く分からず苦戦したことと、クラスメイトが何かの出し物で伴奏を担当したのを見て、「格好いい」と思ったのが発端らしかった。
習い事でも、ピアノは幼稚園からという印象がある。今更習ったところで、どこまで上達するのかも分からないし、また発表会で、子よりもうんと小さな子が子以上のレベル曲を弾くことを想像すると、果たして大丈夫なのかと危惧する思いもあった。


「パパに相談してからね。」


取り合えず、夫に相談してみることにした。
夫に何かしら相談する時には、いつでも早帰り&機嫌の良い時と決めている。


「OOがね、ピアノを習いたいらしいの。」


「え?ピアノ?あんなの何の役にも立たない、やめとけ。」




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夫の言い分としては、義姉がやはり、子供時代にピアノを習っていたらしいが、練習は正直他人からしたら騒音でしかないし、初期費用やら月謝やらが高価な割りに身にならないしで、良い印象は無いらしかった。


「ピアノする時間、塾とか行った方がいいんじゃない?そっちの方がよほど役に立つだろう。」


夫としては、ピアノは金持ちが余暇にやる習い事という位置付けだった。しかしー、私は子に感情移入していた。
やりたいと本人が言ったことーそれを見過ごすことは出来なかった。
何故ならー、私自身、やりたいことすら浮かばない、詰まらない子供だったからだ。「やりたいこと」が明確な友達が羨ましかった。子供時代から無気力で、何かに熱中することが無かったのだ。 勉強だけではない、スポーツや音楽、絵画など、何でも良い、夢中になれることー
それが無いことがコンプレックスだったのだ。そして、それは今も尚持ち続けている。
やりたいことー時間と金があるのなら、親として子に出来るだけさせてやりたい。それは、我が子に未知なる「可能性」を見ているからだ。とうの昔に捨てた、自らの「可能性」を子に託したいーそんな気持ちが少なからずともあることは否定出来ない。


「役立つとかじゃなくてー、OOがしたいって言ってるの。取り合えずでもいいからさせてあげたい。今させなかったら、大人になってから「たられば」で私達のことを悪く思うことだってあると思う・・・」


夫は、少しの無言の後で首を縦に振った。夫にしては珍しいことだった。テーブルを見ると、既にワインの瓶が1本と半分空いていた。
こうして、取り合えずの「体験レッスン」をさせてくれる教室探しが始まった。




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