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充実した日

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夏休み、8月の殆どは雨。
世間では、この天候を恨めしく思っている人々が多いだろうが、私は内心小躍りしていた。
予定していた家族ぐるみのキャンプが流れたからだ。
喜々として買い揃えたアウトドア用品は、部屋の隅にひっそり置かれている。それを目にすると何とも言えない気分になるが、また来年日の目を見ると思えばどうってことはない。 そして、その代わりとして、家族水入らずの日帰りレジャーが実現することとなったのだ。

子が以前から行きたがっていた、藤子不二雄ミュージアムだ。
事前予約を取ろうとしたら、どこも一杯。根気強くキャンセル待ちを待っていたら、なんとか遅い時間の枠が空き、券を購入することが出来た。
私自身も、興味があったので嬉しかった。何より、夫が「家族優先」の時間を設けてくれたことが嬉しかった。正直、アウトレットに行くくらいでこの夏は終わるのかと思っていたから。

ミュージアムは、予約客しか入れないこともあり、快適だった。古い原画を見ることも出来たし、いつかに読んだかアニメで観た記憶のあるストーリーに触れることも出来た。
珍しく、夫もはしゃいでいた。こういうものに興味は薄い人だと思っていたのに・・夫婦になって長らく経つけれど、いまだ夫が分からない。

子と夫を並べて、何枚も写真を撮った。本当なら、家族3人で撮りたかったけれど、見知らぬ誰かにカメラを頼む勇気が出なかった。
それでも、どこでもドアやたくさんのキャラクターを楽しそうに見たり触ったりしている子を見て、久々の無邪気な笑顔に私も嬉しくなった。

夕飯も、ファミレスかどこかに落ち着くのかと思ったら、夫が株か何かに儲けたからと、ポケットマネーで焼肉をご馳走してくれた。
チェーン店のだが、外で食べる焼肉はやはり美味しく、そして幸せだった。

夏休み。長期旅行や帰省している人々と比べると、我が家は地味な毎日だったけれど、一日でも家族水入らずで楽しく過ごせたことで、充実したものとなった。


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さげまん妻

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夫からの突然の提案は、私の心をブルーにするものだった。
家族水入らずのキャンプに少々浮かれていた私。しかし、そんな期間はわずかだった。
ツーリング仲間を誘うというのだ。ファミリー単位ということで、前回のホームパーティーは、自宅が狭いこともあり仲間単体でその家族は呼ばなかったのだけれど、キャンプなら何人でも不都合は無い。むしろ、大人数の方が盛り上がるーそう思う方が健全なのだろう。
子と年の近い子供達もいることから、仲間内では一期に盛り上がり、こちらの意見を聞く前にあれこれ決定する夫に辟易する。夏休みの予定を仲間であれこれ話しているうちに、我が家ではキャンプに行くという話に誰かが乗っかったのか、それとも夫の方から誘ったのか。
それに、吉田さんが来るかもしれないことも、私の心を重くしていた。ホームパーティーでは、「ホストの嫁」という肩書からあれこれ忙しく振る舞うことでなんとかその場をうまくやり過ごしたが、キャンプとくれば、全員が横一線。でくの坊の私は、途端に「デキナイ嫁」のレッテルを貼られるに違いない。考えるだけで反吐が出る。
そして、こんな夫からの提案を、即座に受け入れしかも楽しみと思える女性こそ、真のあげまんなのだとも思う。
長いようで短い夏休み、親子でのんびり過ごすのが理想だけれど、実際そうはさせて貰えそうもない。

義実家へも盆だけではなく、8月に入れば毎週末何かしら集まりがある。今回は参加しないとーそう思ったのは、この間、三女から嫌味を言われたのだ。


「OOさんってさ、うちに来る予定があると体調悪くなるよね。」


嫌味というか、ストレートなパンチ。実際、体調不良で行かないこともあるけれど、夫が子と2人で喜々として出掛ける様子に甘え、私が行っても行かなくても大して向こうに影響は無いだろうと思っていたのだが、それは間違いだったらしい。 嫁としての役割を果たせーと暗に言われている、そんな気がした。


「そうなんですよ~、空気ですかね?体は嘘を付けないんで。」


そう言い返せる程の気の強さがあれば、世界はまた違って見えるのかもしれない。




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インドアからアウトドアへ

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「キャンプにでも行くか?」


まさかの提案は、夫から。
家にいれば、「フロ・メシ・ネル」の彼が、まさかアウトドア派だとは知らなかった。
いや、ツーリングを始めたことで意識が変わったのかもしれない。それか、仲間に触発されたのか?
良く分からないけれど、正直、この夏休みに特別な予定が無かったことが気がかりだったので、素直に嬉しかった。
本音では、上げ膳据え膳の旅館やホテル、または行ったことの無い地への旅行に行きたい。しかし、子がピアノを始めたりと何かと金が掛かる今日この頃、私の方からそんなお願いなんて出来るはずもなかった。 そして、ふと過ぎったのが、義姉達ー。彼女らと行くのではと思い尋ねてみたが、珍しく家族水入らずで考えているらしい。

夫は、早速張り切ってスマホでアウトドアグッズを物色している。
そして、翌日から次々と購入したものが届いたのだ。どでかい段ボールに、テントやタープ、バーベキューセットなどなど。細かいもので言えば、寝袋やランタン、飯盒やキャンプ食器など。 翌々月のカード明細が怖くなる程だ。しかも、そのひとつひとつが有名アウトドアブランドの物で、正直、それらの総額でちょっと贅沢に海外旅行に行けるのでは?と思う程。

夫の金の遣い方に、私は口出し出来ない。ただ傍観しているのみだ。続くかどうかも分からない趣味?に、ここまで掛けるのか?レンタルで十分ではないかと思う。
しかし、ここで水を差せばキャンプ自体お流れになる可能性は大だ。


ー思い出は、金に代えられない。


子と過ごす夏休み。中学で部活動に入れば、その部によっては毎日練習。となると、こうして親の都合であれこれ予定を決められるのも今回を入れてあと3回きり。
それを思えば、キャンプであろうが絶対に行って良かったと思えるはず。
インドア専門の私だが、しかし、ネットでキャンプの心得を検索したりしてワクワクしているところもあるのだ。




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専業主婦の仕事

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着信は、学校からだけではなく、夫からもあった。そして予想通り、帰宅した夫に叱られた。


「会議中だったんだぞ。学校から掛かって来たって俺は何も出来ないし、あなた一体何してたの?」


「お中元を見に出てて・・携帯を家に忘れてたの。ごめんなさい。」


「専業主婦で家にいるのに、肝心な時に電話一本に出られないんじゃ意味ないな。」


吐き捨てるように言うと、苛つきながら洗面所で手を洗いうがいをする夫。酒が入り酔っていないだけまだましだったが、素面なのもある意味辛い。
責められても仕方がない。夫が怒るのも最もだからだ。


「もう少し、自覚をもって家のことをしてくれないと。」


ドタバタと大きな足音を立てて風呂場へ向かう。ドアの開け閉めも乱暴だ。出て来てから、またネチネチと責められるのだろうと思うと吐き気がした。
こそこそと戸棚の後ろに隠しているワインの蓋を開けて、グイッと喉に流し込んだ。水分をしばらく取っていなかったこともあり、毛穴ひとつひとつにまで吸収されていく気がする。
一瞬、頭がくらっとし、これで夫のお説教に耐えられるというところまで飲むと、また元の場所にそれを置いた。

母親失格だって、言われなくても分かってる。でも、少しもミスは許されないのか?人間だもの、どうしたって気が緩むこともある。今回、子は安全な保健室で休ませて貰っていた。
例えば、それが外だったりしたら最悪だ。この暑い中、鍵を持たすことも忘れ、玄関でぐったりしていたりしたら、私のミスだ。
なんだか酷く責められているうちに、反発心が湧いて来た。ワインの力もあるのだろう、夫に何か言い返したいような気持ちになる。どんどん気が大きくなり、それまで自分のことを最低だと嘆いていたというのに、矛先はいつの間にか風呂場にいる夫に向かって行くのだった。




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消えた気配

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そういえばー、夫から吉田さんの気配を感じなくなったことに気付いた最近。
体調不良で早退し、一日休みを取り、翌日から出勤。家にいても、あれ程うるさく鳴っていたライン音が聞こえない。
ホームパーティーも、恒例行事になるのではと案じていたが、あれからめっきりそういった話も出ない。
ほっとしつつも、しかし何となく落ち着かない。それはそれである種の「動き」を感じてしまう。
一歩踏み込んだー、そして壊れたー、そんなところだろうかとつい妄想してしまう。

そして、夫がそわそわしなくなったと同時に、また干渉が始まると思うと、それはそれで緊張するし嫌なものだ。カード明細のチェックだとか家計簿の抜き打ちチェック。
そして、最近夫がチェックをしていなかったことによりずさんだったレシート計算。久しぶりに電卓を出してみると合計金額が合わないことはざら。
レシートが出ない買い物だとかをその都度メモすることに怠惰になっているからだ。

色々と面倒なことがまた再開しそうだ。




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