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勉強代80円

たった80円ー、されど、80円。


激安スーパーは、雨の日は行くことが出来ない。隣町なので、自転車必須なのだ。
どうしても卵が必要で、広告を見て、近所の小型スーパーへ出向くことに決めた。
こじんまりとしたスーパーだが、たまに目玉商品が並ぶことがある。この日は、卵1パック98円。
卵だけ買うつもりだったのだが、その他ついでに納豆や豆腐など安いものをカゴに入れた。
やはり、皆卵を狙って来たのだろう。多くの客のカゴには卵。
長蛇の列。レジも、この日ばかりは二人体制だ。

やっと私の番。
店員は、次々と早業で商品のバーコードをスキャンする。最後の最後に卵をスキャンしようとした時だった。


「あの、500円以上でないと98円にならないんですよ。どうされます?」


ーえ、どういうこと?




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一瞬、パニックに陥る。レジを待つ苛々した客の視線を背中に感じる。


「今、484円なんですけど・・」


ということは、後いくら買い物をすれば98円になるのか?それとも、卵を含めて500円以上ということか?
色々聞きたいことが頭に湧き出たけれど、それを一つ一つ聞くことは面倒なことになりそうなので、98円の卵を諦めた。すると、レジ店員は、手慣れた操作でタッチパネルを叩く。


「あ、いいです。このままで。」


「では、卵は178円になりますね。合計、662円になります。」


98円が178円・・もの凄く損をした気になる。さっさと支払いを済ませ、もやもやした頭で商品をエコバッグに入れ替えながら、今度は落ち着いた頭で考えてみた。
レシートを見直す。卵が入っていない状態で、484円だった。なので、20円分の買い物をしたら卵は98円だったのだ。チロルチョコ2つでそれは余分な買い物だったとしても、50円は得をしたことになった。
悔しい。
だが、あの長蛇の列にもう一度並び直すことは面倒だし、周囲の視線も痛かった。なので、この80円は勉強代だ。今後は、広告の品にすぐ飛び付くのではなく、きちんとポップを確認しよう。




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見えない相手

メルカリに出した、夫の捨てたバイク関連雑貨。コメントが付いた。


ーすみません。裏地をアップで見たいのですが、写真を見せて下さい。


面倒だが、顔は見えないといってもお客様だ。丁寧に対応しなければならない。
すぐに、品物を裏返し、写真を撮りアップ、出品画面を編集し直した。
少しして、


ーあと、マジックテープを外したところもお願いします。


小出しはやめてくれと言いたい。だが、言われるままにマジックテープを外してもう一度写真を撮りアップした。
また少しして、


ータグを見せて下さい。


出掛ける直前だったこともあり、苛々した。何故、一度に言わないのだろうか?コメント返信した。


ー分かりました。他には何かありますか?(面倒臭いから、一度に全部言って下さいよ。)


ー大丈夫です、お願いします。


念押しし、OKだったので再び写真を撮る。タグは裏表に文字があるものだったので、念の為、裏表両方ズームで撮った。




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もう大丈夫だろうと思っていたが、再び。


ー何度もすみません。パッケージって一度空けちゃいました?


質問の意図が分からない。パッケージから出さなければこう何度も写真撮影出来ないだろうに。だが、その苛立ちを隠しつつ誠意を持って対応する。


ーパッケージからは出してしまいましたが、ほぼ未使用です。値札も付いてますので、再度パッケージに入れ直して発送いたします。


そこからプツリと連絡が無くなった。お流れかーこんなにやり取りしたのに・・
気を取り直して、買い物に出掛けた。
激安スーパーで、野菜や肉を買い込み、レジに並ぶ最中にメール。またさっきの人から。


ー半額になりませんか?


「はぁ!?」


前に並んでいたお婆さんが振り向く。つい、声が出てしまった。
半額も何も、適正価格以下で出品したのだ。見た目は新品。だが、パッケージから出しているし、未使用にしても夫が一度くらいは手にしたかもしれないので中古扱いにしたのだ。
うちのよりも、余程使用感がありそうな同等の品よりも、安い。
散々コメントでこちらを振り回した挙句、この非常識とも言える値下げ交渉にうんざりした。こちらからお断りーなのだが、気を取り直してからマイルドに返信。


ーすみません!お値引きは考えていません。ですが、1割引きでしたらいたしますので・・


これに対しては返信なし。このままこちらのコメ返はスルーする気なのだろう。流石に疲れた。メルカリは楽だけれど、こうした見えない相手との折衝がストレスにもなる。気持ちの良い取引が出来る相手と繋がりたい。




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買えないストレス

子の靴下やレギンスを買いに、激安洋品店へ。 広告を見ていたら、特大セール。 子の服は、先日夫がショッピングモールのティーンズ向け店で買ってくれたが、塵も積もれば山となる。
お洒落に気を遣う年頃なのは分かるが、見えない部分を底値で購入することで、見える部分に金を掛けてやれるのだ。
セールなのもあり、店内はごった返していた。私くらいの年齢層が多く感じる。皆、かご一杯にあれこれ広告の品を入れていた。
ワゴンの中には、300円代で買えるトップスだとか。靴下なんて99円。百均以下。
まずは子の必要なものを選ぶ。可愛いなと思えば、一足380円。その隣に三足199円の靴下が。だが、正直ダサイ。でもー、見えない部分なのだ。
地味目なカラーを選ぶ。派手でダサイよりましだと思うのだ。
おばさんでも履いていそうだ。最近では大人サイズでもOKになった子の靴サイズ。子ども売り場の靴下の方が割高だったりするので、大人売り場がねらい目だ。
温かレギンスは780円。まずまずの値段。なので2枚買った。取り敢えずの冬支度だ。




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時間があったので、気晴らしに服を見て回る。先日、満たされなかった物欲がふつふつ湧いてくる。買うつもりはないが、あまりの安さに手が伸びる。
ニットが800円。安い。パーカーが690円、安い。今着ているパーカーは毛玉だらけでだらんと全体的に伸びており、年期が入っていた。
思わず試着した。ニットの方は、今流行りの茶色。ケーブル網のタートルネックでお洒落な感じ。若干首回りのチクチクが気になるけれど、鏡で見る自分はなんだか少し垢抜けた感じがした。
これに、お気に入りのネックレスをしたら、どんなに素敵だろうか。
今度、かおりと会う為の洋服を新調したかった。
もう一方のパーカー。何かと子ども関係の用事が多く、制服並みにいつも同じボーダーとジーンズ。たまにはこういった色のパーカーを合わせたら、新鮮かもしれない。
2枚合わせて1490円。税込でこの価格は「買い」だ。
だがー、子の服と合わせたら3000円越える。その日の食材がギリギリだ。虎の子を持って来なかったことを後悔した。
結局、気に入ったものの自分の服はそっと棚に戻す。レジにて子の為の衣料品の支払いをした後ろ髪をひかれる思いで、店内を後にした。

子のものを買ったことで多少はスッキリしたが、自分のものを買えてないストレスが少しずつ溜まる。
最近では、ジーパンに適当なカットソーの上にフリースが定番スタイル。道行く私より20も30も年上の、母親世代の女性の方が小奇麗にしていたりする。
何となく残念な気持ちになりながらも、これが身の丈に合った生活なのだ。




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日々奔走

台風が週末に直撃すると聞き、胸がざわざわする。
ニュースで千葉県の被害状況を観ていると、明日は我が身と気が引き締まる。
災害も事故も病気もー、自分だけは大丈夫という過信が災いを呼ぶのだ。
備えあれば患いなし。そう思い、ドラッグストアに駆け込む。ふと、増税前にこれを見込んでもっと買っておけば良かったと、購入後のレシートを見てため息が出た。
夫が隣にいたら、きっと文句を言われただろう。

増税に伴い、夫は再び家計管理に口出しをするようになった。暇になったからなのか、余裕が出来たからなのか。
一時は、仕事やそれ以外の外に意識が向いていたようで、家の中のことに無関心になり掛けていたから、私も少々羽を伸ばしていたというのに。




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買い物かごに、カップラーメンや飲料、缶詰やその他諸々放り込む。どれもこれも生活に必要なものなのに、かごが重くなるにつれて気分が高まる。
会計時、ポイントがたまっているので使うか聞かれてNOと答えた。これは、こっそり化粧品にでも使いたい。
自転車の荷台に荷物を置く。これで、安心。反対側の道路に、まいこちゃんママがいた。スーツを着ていたが、自転車でしかも前かごに入りきらないスーパーの袋をハンドルに引っ提げている。
今日、そのスーパーはポイント10倍の日。大々的に広告を打っていたので私も行こうと思っていたのだ。

増税によって消費は冷え込みがちだ。しかし、生活する為には削れないものもある。それらを少しでもお得に買う為に、主婦達は日々奔走するのだ。




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潤う虎の子

「これ、処分しておいて。」


夫から、断捨離するように言われた古着の山。
増税前ということで、ほぼ毎日のようにどでかい段ボールが届く。その大半は、趣味の物や新しい服や靴。
さすがにクローゼットもパンパンなのだろう。まるで、女のように衣装持ち。整理しきれなくなれば、こうして私の仕事が増える。


「いい小遣いになるだろ。」


そう言いながら、ニヤリとした顔に唾を吐きたくなる。こんな古着、一体いくらで売れるというのか?
メルカリをするようになってから、ブランドなどの相場が大体分かって来たのだ。
いくら有名なブランドの服であっても、型落ちだったり汚れや毛羽立ちなどあれば、途端に価格は下がるのだ。


「1万超えるようだったら、言えよ。」


こういうところがケチ臭い。小遣いだと言っておきながら、微妙な一言。




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内心、ざっと見たところ、1000円にでもなれば御の字だ。その前に、メルカリでも価格チェックをする。最近、気忙しくてなかなか手を付けられないでいたのだ。
価格を決める際のチェック作業に1時間。写真を撮ったりコメントを書く作業に更に1時間。そして、その後はちょこちょこメッセージは来てないかの確認。
そして取引まで進んだところで、梱包だとか発送手続きに更に1時間。計、3時間。即決しなければ1週間掛かるかもしれないし1か月掛かるかもしれない。
送料も考えて、1000円前後の価格が付けられないものは、まとめて近くのリサイクルショップに持ち込みと決めている。

服は、全部で20枚程あった。だが、汚過ぎた。劣化しているのだ。ブランド的には高価格が付きそうだけれど、これは洗濯して綺麗になるレベルでは無い。
ほつれだとか黄ばみ、それに毛玉などが酷過ぎた。

何気なく、ズボンのポケットを探る。レシートが数枚出て来たのと共に、なんと万札が出て来た。これにはビックリ。
つい、他の服のポケットを隈なく探る。だが、金が出て来たのはその服だけにとどまった。
それでも、1万はでかい。夫に報告する気は無い。捨てられる服-、つまり、捨てられる金だったのだから。

早速、へそくりを入れている箱に万札を入れた。さっきまでの面倒臭い気持ちはどこかへ飛んで行った。
最近、底をつきはじめていた虎の子に、命が吹き込まれたようだった。




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