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ヒロインと重ねて

凪のお暇を観た。
当初から気になっていた。空気を読み過ぎて、おかしな行動をしてしまう。
自分と彼女が重なるような気がして。

前回の、母親とのやり取りの回。
胸がぎゅっと苦しくなった。トウモロコシが苦手になった理由。
ついつい母親の顔色を伺い、母親の喜びそうな行動を取る。息苦しくても。

今、我が子は反抗期。私に対して、冷たい態度を取る癖に、自分の都合で甘えてくる時もある。
そんな子に、悶々とした時期もあったけれど、親に対してありのままの自分でいられているということは、少なくとも私と実母との親子関係ではない。
負の連鎖ーではない、そう信じたい。




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土産選び

義実家と旅行へ行くことは、黙っているはずだったのだが子が実母にぽろっとこぼしたことによりばれてしまった。


「いいわね~、お気楽で。」


そう言いながら、もっと嫌味の続きを言いたい風な母だったが、孫の手前言葉を飲み込んだのだった。
そういう訳で、旅行中は実家への土産に頭を悩ませた。何を買おうかー
母が喜びそうなもの。乾物やつくだ煮などご飯のお供になるようなものも良いけれど、海に近い場所だったので、魚介類が喜ぶかもしれない。
観光を終え、義両親や義姉達もぞろぞろと土産屋へ。
義姉や義母は、綺麗なガラス細工に魅了されていた。ガラス細工で有名な土地ということもあり、多くの作家の作品だけではない、若い女の子達が喜びそうなアクセサリーも販売されていた。


「これ、可愛いじゃん。」


ピアス売り場で義姉達がはしゃいだ声を上げていた。周囲の客層は、10代~20代。なので、痛いおばさん達が浮かれているようにしか見えない。
私はとっとと実家用土産を買う為に食品売り場へ行きたかったのだが、姪っ子や子もお揃いのストラップを買うだとかで店内を何周もぐるぐる回り、時間はどんどん過ぎて行った。
男性陣は、外で煙草を吸ったりビールを飲んだりと気ままに待っていたので、彼女等が費やす時間も気にならないようだ。 私だけ苛々を募らせていた。


「これ、買って~」


そう言って、子が持って来たストラップは2500円もした。それは、トンボ玉で出来ていたからだ。ストラップなんて500円くらいだと思っていたので却下。だが、姪っ子は買うという。


「なかなか来れないんだから~」


次女は笑いながら私を窘める風に言う。土産代として夫から預かった金は5000円なのだ。その中に、会社への土産と自宅用も含まれる。ストラップに2500円も使ったことがバレたら面倒だ。


「いいわよ~おばちゃんが買ってあげる。」


そう言うと、次女はさらっと子からそのストラップを受け取り、さっさとレジへ支払いに行ってしまった。


「ありがとうございます・・」


借りが出来てしまったことに、気分が重くなる。




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ようやく義姉達の買い物が終わった。配送手続きやら何やら込みで、2時間は取った。
その後、限られた時間で食品メインの土産屋へー


「OOさん、ちょっと子ども達見ててくれる?」


義母や義姉達がまさかの子ども丸投げ状態で、店内に入ってしまった。子ども達にかき氷でも食べさせておいてと義母から5千円を貰った。
また、ここでも1時間。私だって色々見たいのに・・義母が早目に切り上げ、私に自由時間をくれたけれど、20分程度。
男性陣も合流し、そろそろ別の場所へ行きたいと言い出したことで、慌てて商品を選ぶ。なので、満足のいく買い物など出来なかった。実母の不満げな表情が頭にチラつく。
予算もまったく足りないし、虎の子足しても配送料だとか色々計算すると損をするだとかー、あれこれ考え過ぎて優柔不断に迷ってしまう。
結局、どこにでもあるような日持ちのする菓子程度を買っただけ。しかも、夫の職場用と同じもの。海産物を買おうと思っていたけれど、選ぶ時間は殆ど無かった。
そして、子ども会の役員メンバーにも土産を買っておくべきだったと気付いたのは、帰りの車中。実家にも義実家にも気を遣い、ほとほと疲れ果てた旅行だった。




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隔たり

たった一泊二日の旅行。
だが、疲れた。義実家との旅行だからだ。

とことん、彼らとは気が合わないことを実感したし、このように旅行へ何度行ったところで埋められない溝がある。
それは、血の繋がりだけではない、もっと別の隔たり。

私の場合、義両親というよりは義姉達の存在が重荷だ。言いたいことを言い放ち、私は常に蚊帳の外。
たまに絡んで来たと思えば、不快感を与えられるだけに他ならない。
こうした存在が、自分と同世代だということ。それだけ残りの人生、長い時間関わり合わなければならない事実を思うと、気が重いのだ。

例えば、これから子の進学だったり将来に向けて、保証人になって貰う為に頭を下げたり。また、一人っ子にしてしまったことによる従姉妹との関わりの濃さ。
これを断ち切ることなど、出来るはずもない。

結婚とは、家族と家族が繋がること。今更だけれど、それを実感している。




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女だけの墓参り

母と子と三人で、墓参りへ行って来た。
父は、体調のこともあり留守番。弟も、バイトがあるというので今回は来なかった。
車が無いので電車とバスを乗り継ぐものだと思っていたけれど、当たり前のようにタクシーを呼ぶ母。
タクシー代のことを思うと頭が痛かったが、これも親孝行だ。
実家の最寄り駅まで子と電車で向かい、そこで母と落ち合った。


「暑いわね~。ちょっと買い物してから行くわよ。」


そう言って、花屋へ。一際ゴージャスな花を選ぶ。財布を出そうとモタモタする母を遮り、千円札二枚を店主に差し出す。


「あぁ、後で払うわ。細かいのが無くて。」


「・・・」


タクシー乗り場へ行き、車に乗り込む。電車とバスで行けば、数百円で済むのだが高齢の母を連れてなので仕方が無い。これも、必要経費と思うことにした。
墓地に着き、空が曇って来た。台風の切れ端の影響で雨に降られるかもしれないと覚悟していたけれど、この調子ならなんとかギリギリセーフだろう。
日は照っていないのに、蒸し暑くシャツは汗でべったりと張り付き気持ち悪かった。バケツにたっぷりの水を入れ、墓石へ。
墓は、荒れており、まずは掃除。草むしりや泥を箒と雑巾で掃う。母も途中まで一緒にしたけれど、気分が悪くなって来たというので休ませ、子と二人で整える。
子は、祖母である母の前で反抗的な態度を取らない。妙に素直だ。母である私が顔色を伺いあれこれしている様を、物心ついた頃から見ているのだ。誰が強くて弱いのかを知っている。


「OO、ありがとうね~」


母は、上機嫌だった。買って来た花を入れ替え、墓石にたっぷりの水を浴びせる。
ぴかぴかになったので、線香をあげる。


「でも、雨が降るからまた汚くなるわよね。」


「・・・」


なぜ、こう水を差す発言をするのだろうか。だが、それが私の母なのだ。もう、諦めた。
墓参りが終わり、その後は軽くランチをした。ちょっと豪華に、デパートの屋上でとんかつを食べた。


「ここは払うわ。」


会計時、タクシー代や花代のことを思い出したのだろう、母が財布を取り出した。今までなら、それも遮り私が出していたのだけれど、今回はその言葉に甘えることにした。
言われるがままにしている私に、母も微妙な顔をした。


「ご馳走様。」


一言そう言って、母の横を通り過ぎ店を出た。会う度に新しい服の母。そんなに余裕があるのなら、たまにはいいだろう。




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「ちょっと、見たいものがあるのよ。」


そう言って、ジュエリーコーナーへ連れていかれる。


「これ、素敵よね。」


18金のネックレスを指す。すぐに店員がやって来て、ショーケースから取り出し母に差し出す。鏡の前、うっとりしながら母は値段をさりげなく見る。


「安いわね!3万円?」


イエローゴールドのネックレスだ。店員は、母の言葉を見逃さずぐいぐい押す。結局母はそれを購入した。まるで、八百屋でキャベツを買うかのような即決ぶりだった。老後の資金は大丈夫なのだろうか?不安がよぎる。


「予算、5万は見てたのよ。」


「・・・」


「あんたも、もう少しちゃんとしなさいよ。なんか貧乏臭い。結婚してから本当、安っぽいのばっかり身に付けて。女の子の母親なんだから、身綺麗にしなさいよ!」


「・・・」


娘としての仕事を終え、母と別れて電車に乗り込む。


「ばあばって・・」


「何?」


「何でもない。」


それ以上、子に追及する気力は残っていなかったけれど、何となく言いたいことは分かる。子も、私と同じような感情を母に持ったのだろう。




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盆の仕事

8月も、もう三分の一が過ぎる。だが、祭りのプレッシャーから解放された今は、リラックス状態が続いていた。
盆には、義実家との旅行があるので憂鬱だけれど、自分が仕切る立場ではないのだから大したことはないと言い聞かせている。
ゴミ捨ての際、素敵ママと会った。祭りが成功したことを労う言葉になんだか救われた気がした。トランクを車に運び入れていたので、社交辞令にどこへ行くか聞いた。


「一足先に実家に帰るの。旦那は後から。私と子どもだけでね。」




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相変わらず、活き活きとする彼女に、人知れず悩みなどあるのだろうか?と思う。同じ人間でも、同じ間取りの団地に住んでいても、人が違えば何もかもが違うのだ。
そういえばー、夫の実家の墓参りはしているが、自分の実家の墓参りはご無沙汰だということに気付く。気付いてしまったら、なんだか胸がざわざわし始めた。
気になると居てもたってもいられず、つい実母に電話をする。そして当たり前だが、こんなに暑い時、病み上がりの父を連れて行けるはずなどないと言われてしまった。
暑いからといって、グダグダしている場合ではない。そうだ、墓参りに行こう。電車で行ける距離なのだ。子が友達と予定を入れていない日を確認すると、心が決まった。




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