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娘としての初仕事

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実家へ子と行って来た。一応、年始の挨拶。
勿論、夫は仕事だ。夫と親との狭間で右往左往せず済むので、その方が有難い。
狭い部屋だが、また物が増えていた。母には自覚が無いようで、それでも「終活」に精を出しているとのこと。
子にお年玉を貰い、私からもお年玉を渡す。


「あらあら、気を遣わなくてもいいのよ。」


そう言いながらも、叔母が従兄弟から度々小遣いを貰っていること、ハワイに連れて行って貰っていることなど羨まし気に語っているではないか。
親孝行な娘を持ってあの人も幸せねーと。
従兄弟に比べたら、私なんて親孝行の足元にも及ばないのだろうし、実際母は満足などしていないことも分かる。
何十万もするソファーベッドを買って貰っているとまた要らない情報が私の耳に入るのだから。
しかし、出来る範囲で。虎の子も年々少なくなり、内職だけでは追いつかなくなっているし、あれ程情熱的に取り組んでいたライター作業も最近ではぼちぼちといったところ。
それでも、最低1万円は稼ぐように頑張っているので、こういった出費だったり子や自分へのちょっしたスイーツを買ったり、また外食など夫に気兼ねなくすることが出来るので細々と続けて行こうとは思っている。
開口一番、母は夫や義実家のことを根掘り葉掘り聞いてくる。私は母が喜ぶであろう情報を、記憶を絞り出して伝える。


ー義父の体調が悪いので、そろそろ仕事は引退ではないか?


ー義母も、親戚がバタバタと亡くなっていて心細くなっているようで、家で塞ぎこんでいる。


実際は、義父は年末に風邪を引き、義母はその看病で家にいなくてはならなかっただけ。親戚が亡くなったのも一件だが、それは本当の話。 母にとっては、「あちら側」の両親が健やかに、楽しく優雅に老後を送っていることは面白くないだろうし、特に義母が精力的にサークル活動や地域活動に関わり、友達も多く四六時中家にいないことを知れば、自分の今と比較して苛々したり落ち込むに違いなかった。 私の母だから、そうなのだと思う。


「もういい年だからね。そうよ、出歩くよりも家にいた方が長生きするわよ!」


私が盛った話を素直に受け取り、そうやって詰まらない自分の毎日を肯定するのだ。「終活」に精を出していたことなどすっかり忘れて。
それからは、母の愚痴を一通り聞き、私への説教。子育てや妻としてあるべき姿など。


「近くに住んでれば、OOを見てあげたし、あんたも好きなことが出来たでしょうに。」


お決まりの台詞を締め括りとして耳に受け、私の初仕事も幕を閉じた。




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大人のお年玉

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義母から、正月に遊びに行った際、子が忘れものをしてないかと連絡があった。聞き覚えのないDSソフト。
子に聞くと、気まずそうな顔で自分のだと言う。年末、「ママには内緒」ということで夫から買って貰ったのだ。
夫は子に甘い。そして、もうすぐ高学年になる子は、欲しいものがあれば父と母どちらに媚を売れば願いが叶うか習得済だ。
げんなりしつつ、義母と先日の礼ー、私としてはご馳走などの感謝の意を伝えたのだけれども、


「いいいのいいの、OOの為に使おうなんて思わないでね。あなたにあげたものなんだから。少しだけど自分の為に使いなさい。」


一体どういうことなのか?と話を合わせつつ探っていたら、どうやら私と夫にも「お年玉」があったらしい。


「お父さんがね、株でかなり儲けてね。使い道も無いし。仕事でもまだまだ頑張ってるしね。」


義両親の懐は温かい。そして、太っ腹だ。なので、三人娘は良い年なのに際限なく甘えるし、夫は長男兼末っ子として私の知らないところで援助金を度々貰っているのかもしれない。 まだ結婚したての頃、夫にそれとなく聞いてみたら、


「内輪のことだから。あなたには関係のないこと。」


ピシャリと、それ以上聞くのはNGなのだと思い知らされた。
受話器を置き、、もやもやが残る。一体夫は私達夫婦へのお年玉としていくら受け取ったのだろう?私に何の一言もなく、自分のポケットに入れたのか?
そもそも、自分方の親から受け取ったものなのだから、妻に断る必要性など感じていないのだろう。
それでも、義両親からしたら、嫁からは一言も礼が無かったことに「礼を欠いている」と内心憤りを感じているのかもしれなかった。
金が欲しいというわけではなく、情報が欲しい。夫婦での情報共有は、他所の家庭ではしごく当たり前のことではなかろうか?それでもやはり、いくら受け取ったのか気になるのと同時にそれを手に入れたいと思うのは、嫁として妻として、図々しい願いなのだろうか?




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忖度

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この正月、実家に帰っていない。
義実家訪問に疲れ果ててしまい、それどころでは無かった。
七草がゆを食べたと同時に、実母から電話があった。


「いつ来るの?」


これは、催促なのだ。しかし、母はひねくれている。


「別に来なくてもいいのよ、あんた達も忙しいいだろうし、私達だって色々予定があるし。わざわざ無理して来なくたっていいから。」


遠慮なのか、見栄なのか、この人の娘として40年以上生きて来て、その境目に迷うことが多々ある。
それでも情が湧いてしまうのは、この人の「娘」としての性なのだろう。
夫は仕事。それがあちらにとっても夫にとっても都合が良い。夫も私の実家に顔を出すのなんて御免なのだ。だから、三が日は自分の家に宿泊したのだ。


「今度の休みに、OOと遊びに行くね。」


「あら、そう。分かったけど別に無理しなくていいから。OOだって学校で忙しいだろうしね。」


母は、いかにも自分は相手の気持ちを推し量るー流行りの言葉で言えば「忖度」だ。それがある人間なのだと自尊している。だから、面倒臭い。 素直に、


「いつでもいいから、時間が出来たら来なさいよ。私達も暇なのよ、来てくれたら楽しいわ。」


可愛気のあることを言って欲しい。
子と共に、そういったことを抜きにして、ただただ「遊びに行く」こと。実家に帰るというのはそういう安心感の上に成り立ってこそのほっとする時間ー、それこそ、「帰省」なのだ。 それが得られない実家は、気詰まりと義務感だけで成り立つ仮住まい、紙で出来たお城のようなものなのだ。




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絡み酒

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義姉からは、私の実家訪問回数の少なさを指摘された。
よかれと思ってしていた、夫と子だけの訪問は嫁としてあり得ないとのことだ。
では、義姉達も夫の実家に行く頻度は高いのか?というと自分達の実家の比にならないくらいの少なさだと思う。彼女らは、自分達のことは棚に上げるのだ。
それから、将来この家をどうするのかも聞かれた。同居するのかどうか。しかし、末の義姉がまだ独身で家にいるのにー、いや、このまま一生いるのかもしれないのに、果たして首を縦に振れるのか。 そもそも、私にその決定権などない。すべては夫次第。しかし、こういった問題に何故いつも夫では無く私に直接問いただして来るのかが疑問なのだ。
全ては夫が決めている、私には分からないーそう答えても、彼女らは納得しない。酒が入り、いつもよりくどくど絡んで来る彼女等が鬱陶しかった。
とにかく、疲れた。腹が鳴り、目の前の煮豆ばかり口にしていたら、口の中は甘ったるくまた乾いた喉が更にカラカラになる。
夫は私の気疲れなど他所に、酒を浴びる程飲んで呑気に笑っており、何故私ばかりがこんな目に合うのかと思うと更に腹立だしさは倍増するのだった。




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お年玉目当て

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ビールグラスが空になり、何か飲みたい。酒じゃなくてもいい、お茶でも何でも喉を潤したい。
しかし、勝手に冷蔵庫を開ける訳にもいかず、我慢する。誰か気付いて声を掛けてくれるでもない、皆、それぞれの話に夢中だ。
ママ社会の中でも義実家でも、私はある意味変わらない。端っこで縮こまっているだけだ。


「あ、そうそうお年玉。」


姪っ子が手持無沙汰にしているのに義母が気付き、奥の部屋から財布を取り出す。それに続いて義姉達もそれぞれのバッグに手を伸ばす。夫も酒で赤い顔をしながら自らのクラッチバッグに手を伸ばす。


「はい、今年もよろしくね。」


「受験、頑張ってね。」


「お守りも、受け取って。」


姪っ子は、その時ばかりはスマホから目を上げて、それなりのお礼を言った。
最後に夫から。相変わらず、その中身を私は知らないままだ。高校生だし、最低でも夫のことだから1万は渡しているだろう。いや、それ以上かも。そして義両親にも・・


「じゃあ、もう帰る。」


お年玉だけ受け取り、姪っ子が席を立った。この割り切りが凄いと思うし、私なら絶対真似出来ない。いかにもお年玉だけ受け取りに来たという態度を窘めない長女は、姪っ子に甘いとも思う。
しかし、数年後の我が子を見ているような気にもなる。子だって、お年玉を貰いどうお礼を言ったのかーその場にいなかった私には分からない。先日の挨拶の一件もあるし、義姉のことを非難する資格も無いかもしれない。
姪っ子が早々に帰宅し、ようやく義姉達が私の存在に改めて気が付いたかのごとく、絡み始めた。




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