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服が無い

旧友とのランチに着て行く服を、クローゼットからあれこれ選び迷っていた。
学校関連や買い物の時は、無難な無地のカットソーにパンツルックが最近の定番。
ボーダーシャツは、以前は頻繁に着ていたが、誰かと被る率が高いこともあり手に取らなくなっていた。
一度、子ども会での打ち合わせでHさんとボーダーのカーキ色もジーパンも被った時、会長が私達のことを「双子みたい~ボーダー族だ!」と笑ったのだ。
その際、あからさまにHさんが嫌そうな顔をしたのを目にした時から、あんな気まずい思いをするのは二度と御免だと思った。
軽く冗談を言い合える仲間と服が被れば、かえって笑いに変換出来たり盛り上がったりするのだろう。
だが、微妙な相手と服のデザインが被れば、見て見ない振りをするだとか、私のように誰かがその気まずさを察知して、敢えて気を遣って茶々を入れたりするのだ。
どちらにしても、ただただ気まずい。

ボーダーアイテムは、こうして私のクローゼットでしばらく眠る羽目になった。
その代わりに、無地のカットソーの出番だ。カラーも、ネイビーやベージュ、それにカーキ。冒険をしたとしても、薄いブルー。
決して、赤だとかピンク、黄色なんて無理。
鏡の中の私は、年齢よりも+5歳は年上に見えた。何の変哲も無い服は、体型や髪型、それに雰囲気で一気にもさくなる。
素敵ママや孤高の人のように、姿勢もピシっとしており、スタイルも良く、そして垢抜けたメイクやヘアスタイルをしていれば、同じ服でも一気に映えるのだ。




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ほぼ毎日制服のように着用している普段着は、見るからに所帯染みており、しかも何度も洗濯を繰り返していることもあって、くたびれていた。襟ぐりがダランと伸びており、色あせている。
流行りのアースカラーには、程遠い。

以前、気に入って度々着ていたリネンの生成りのブラウスは、しばらくクローゼットから出していなかったこともあり、虫が食って穴が空いていた。
結局、一昨年に同窓会の為に購入した服を選ぶことにした。コーデもあのまま。
1,2年経てば、あの時は垢抜けていたデザインがどこか野暮ったく思える。しかし、贅沢を言っている場合ではない。
最近、将来のことを思うと、むやみやたらに自分の満足の為だけに金を遣う気分になれないのだ。

しかし、本当に自分に似合う服や色が分からなくなった。




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短冊に願いを込めて

七夕の日が、晴れていたことは数える程。子どもの頃からずっとそう。
そういえば、ここ数年は笹の葉飾りもしていない。子が幼かった頃は、そういった行事ごとを大事にしていた。
一緒に折り紙で飾りを作り、短冊に願い事を書いたりして。

スーパーでは、入り口に笹の葉が飾られているところが多い。短冊とペンが置いてあり、思い思いの願いを書くのだ。
幼稚園くらいの子と母親が、一緒に短冊に何か願い事を書いていた。若くて綺麗な母親に、ちょっとやんちゃそうな男の子。
悩みなんてなさそうな。

彼らは、笹の葉に短冊を括りつけると、じゃれ合いながらその場を去って行った。
チラリと、彼らが書いたらしい短冊に目をやると、何とも言えない気持ちになった。




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ー今度は赤ちゃんに会えますように。


数年前の自分を見ているようだった。さすがにもう諦めも付いたけれど、今でも兄弟連れを目にすると、心の奥がズキンと痛む。
匿名の短冊。私もペンを取る。

サラサラっと書いた願い事。それは、表向きではなく、魂の声だ。
願いよ、届け。




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カビ屋敷

「汚ったねえな!なんだこれ!」


代休の夫から呼ばれて行くと、壁一面のカビ。
築年数もかなりのこの団地。入居時からカビ問題に悩まされて来たが、こんなところにまでカビが浸食していたとは・・・
夫が子供部屋の押し入れにある私物を取ろうと、普段は震災グッズが置かれているキャビネットをどけた時、それを目にしたのだった。
びっしりとついたカビに、一瞬意識が朦朧とし掛けた。これでは、具合が悪くなるはず。


「だいたい、風呂場も洗面台のとこも、なんでこんなに汚ねぇの!?」


水回りのフロアマットについては、私達が入居した時から薄汚れていたので、そういうものだと思い放置していた。
時々拭き掃除はするものの、この梅雨時は、少しでも手入れを怠れば、すぐにカビは繁殖するのだ。
最近、子ども関係の仕事で手一杯なこともあり、以前のように家事に身が入らなくなってしまった。短期パートをしていた時もそうだったが、外に出る用事が増えれば、家の中はどうしても荒れてしまう。 夫はそれ以外にも、目に付く汚い箇所をどんどん指摘していった。キッチンや玄関、バルコニーや窓など。
指摘される前に掃除をしなかった私も悪いけれど、このじめっとした時期だからどうしても家の中全体が薄汚れてしまう気がするのだ。


「床も、なんかべたついてるんだよな!雑巾掛けとか、ちゃんとしてる!?」




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小言の止まらない夫に、うまい言い訳も見付からず、ただただ受け入れるしかない。そして、次の週末までには綺麗にするからと約束した。
一番目に付くところのカビ取りは、案外あっけなく取れた。重曹を水で溶かしたものをスプレーし、メラミンスポンジでこすれば大概の汚れはスッキリ。
だが、フロアマットは手遅れだった。いくら擦っても、汚れは落ちない。
汗だくになりながら、カビ取り専用洗剤を使ったり、たわしで擦ったり、試行錯誤するもののこびりついたまま。
マットの表面ではなく、裏側までカビが浸透してしまったのだろうか?

すっかり疲れ果て、何もかも面倒になる。狭くて汚いこの団地に、一体いつまで住み続けるのだろうか?見栄張りの夫が、何故、住宅にはこだわらないのか?
そもそも、家にいることがあまりないからだろう。昨日のように、たまに代休で予定も無い時に限って、荒探しをして私を働かせたいだけ。

同じ間取りでも、お隣さんは綺麗にしていそうだ。玄関からチラっと見えた部屋の雰囲気は、団地とは思えないインテリアで素敵だった。
ご主人が、休みになると玄関掃除をしているところを良く見掛ける。夫婦で協力して「綺麗」を保っているに違いない。

一旦休むと、もう動けなくなった。中途半端に掃除したフロアマットに恐らく夫は気付くこともなく、責められても褒められることはない家事の終わりが見えないことに脱力する。




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主婦に休日は無い

夫がいる休日は、朝昼晩と飯の支度に追われて疲れ果てる。
食べたいものが、気分によって変わるのだから、冷蔵庫の残り物で済ますことが出来ないのだ。
父の見舞いに行った日も、用事があるとかなんとか理由を付けてついて来なかった癖に、病院に到着するやメールで夕飯が要ると言う。
なので、帰りは適当に子とスーパーにでも寄ってポテサラくらい買ったら、家で納豆ご飯と決めていたのだが、そうはいかなくなった。
この日、朝はパン食だった。夫は基本、朝は和食。だが、休日は別だ。パンやホットケーキなど洒落た朝食をゆっくり食べることを好む。
だが、ただ買って来たパンを出せば良いという訳ではない。あくまでもパンはご飯の代わり。ハムエッグやサラダなどのおかずは欠かせないのだ。
厚切りのベーコンに、チーズをたっぷり入れたオムレツ。それに、フレンチドレッシングを掛けたサラダにブルーベリーソースを掛けたヨーグルト。
暑いので、アイスコーヒーにバナナとオレンジのデザートも。
品数が多ければ、皿の枚数も増える。一つの作業に手間を掛ければ、その後の作業も手間が掛かるのだ。
洗濯や掃除を終えて、さてひと段落ーそう思えば、次の瞬間に昼ご飯は何にしようかと頭をよぎる。
酷い時だと、朝食を食べている最中に、


「昼は何?」


と家族から聞かれることもあるのだ。主婦は、辛い。




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てっきり夜は作らないだろうと思っていたし、すぐ見舞いに出ないとならないことから、簡単なものにした。
困った時の、カレーうどんだ。カレーは好物の夫。勿論、カレーうどんも例外では無い。丼ものは洗い物も少ないから楽だ。
冷凍を嫌う夫の為、だし汁を作り、具を入れて、柔らかくなったところでルーを入れる。一から作る手間はあるものの、何品も作ることを思えばまだマシなのだ。
満足そうにうどんを啜る夫を見届け、家を出た。この時は、夕飯は外で食べてくると言っていたのだ。
一番厄介なのが、要らないと聞いていたのが覆される時。その逆も苛つくけれど、翌日の自分の昼ご飯にすればいいだけのこと。
早目に帰宅しなくてはならないうえに、冷蔵庫の中が乏しかったこともあり、買い物にも寄らなければならなくなる。
夕飯を作るーただそれだけのことだと夫は思うだろうけれど、それに付随する「見えない家事」が発生するのだ。
主婦に休日は無い。その通り。家族が出払った後の、何も予定が無い平日。その時こそが、主婦にとってパラダイスの時間なのだ。




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わたしなりの気分転換

気分転換を兼ねて、久しぶりに図書館へ行った。勿論、司書バイトしているスネ夫ママらがシフトではない曜日を狙って。
それが分かるのは、図書ボランティアの曜日を知ったからだ。
図書ボ委員長をしている彼女なので、その日以外をシフトに入れているはずだ。
久しぶりの図書館までの道のりは、激安スーパーを通り越して川沿いを行くので、なかなかの長距離。
五月晴れというよりも初夏の陽気の中で、自転車を漕ぐのは、アラフォーおばさんにとっては至難の業。
以前、行きつけだったパン屋に寄りたかったけれど、残念ながらの定休日。まぁ、無駄遣いせずに済んだということで良しとした。
館内は涼しく、日差しがたっぷりと差すテラスは気持ちが良い。
自宅はいつでも日当たりが悪く暗いので、家にいると気が滅入るのだ。まあまあ落ちている時は、その暗さが落ち着くこともあるのだけれど。




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節約雑誌を数冊に、ファッション雑誌や子育て雑誌。運良く、新刊も棚にあり、本屋で立ち読みせずに済んだ。
ここに来ると落ち着くのは、孤独感から一時解放されるから。
受験生や浪人生、仕事が無いのか探しているのか分からないが、行くアテの無さそうな中年男性、定年過ぎたらしい初老の男性や、ベビーカーを押す母親。
どこにも属さないように見える人々が、人恋しさからこの場所に来ているように思えるのだ。
実際のところ、リア充真っ盛りの人達なのかもしれないけれど。
読書でもしてみようかと手に取った1冊に、のめり込む。私にしては珍しく、小説を1冊借りてしまった。2週間で読み切れるか分からないけれど、楽しみが増えた。





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