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生涯の宝物

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気分が良かった今日。晴れていたこともあり、なんとなく思い立って一人自転車で隣町の大きな公園まで。
以前、カメラにはまっていた時に通っていた所なのだが、クレームを受けてから足は遠のいていたのだ。流石にだいぶ経つこともあり、向こうも私も互いの顔すら覚えていないだろうと思ったのだ。 子の小腹が空いた時に食べるスティックパンが数本残っていたのでそれと、水筒に暖かいカフェオレを作って入れたものを持って自転車を走らせる。
珍しいことだが、何か月に1回くらい、こんな私でも気分が上昇する日があるのだ。稀なことだが、そういった日は大切に思うまま行動するようにしている。
寒くなければプールに行ったかもしれなかった。
小さなトートバッグの中には、読みかけの漫画。恥ずかしいのでブックカバーをして。家のこたつの中で読むのも至福の時だが、しかしたまには太陽の光を浴びたかった。
自分の中のネガティブを、今日は追い出したかった。
ベンチに座り、コーヒーに口をつけながら漫画を読みふける。すると、足元に小さなボールが転がって来た。続いて、小さな男の子がトコトコとこちらに歩いて来た。後ろには、若い母親だ。


「すみません・・」


恐縮した様子でこちらに向かって頭を下げるその姿勢に、何となく親近感を覚えた。また、彼女達は誰かと来ているわけではない、二人きりなのだと知ると、いつの間にこちらから話し掛けていたのだ。


「こんにちは。何歳?」


男の子に向かって話し掛けると、ピースのサイン。それが「2歳」だということに気付くのに、多少の時間が掛かった。子はもう9歳、2歳という年齢がどれくらいなのか忘れてしまう程、もう遠い過去だ。


「可愛いね。はい、どうぞ。」


そう言いながら、ボールをコロコロと男の子に向けて転がした。それで終わりだと思っていたのだが、男の子はまた私に向かってボールを転がして来た。


「こら、ダメよ。ママに頂戴。」


母親は、困ったように男の子に促すが、その声は彼に届いていないようだった。私は読んでいた漫画をトートバッグに仕舞い、ベンチから立ち上がると本格的に男の子に向かってボールを転がす。 男の子は笑いながら、転がるボールを追い掛ける。




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「すみません・・あの子、私以外の女の人が好きなんです。」


「人懐っこくていいですね。今、一番可愛い時ですね。」


そう言いながら、しかし、彼女の表情に疲れを感じたので、言葉を付けたした。


「でも、一番大変な時ですね。睡眠もあまり取れないですよね。自由な時間も無いし・・」


「そうなんです!本当に自由が無くって。あ、お子さんとかいらっしゃるんですか?」


「ええ、もう小学生ですけどね。」


「うわぁ。いいな!うちの子も早く小学生になって欲しい!」


それからは、私が子育ての先輩だと思ったのか、彼女は育児について様々な悩みを語り始めた。プレ幼稚園はどこが良いのか、魔の二歳をどう乗り越えたら良いのか、お友達とどう関わったら良いのか、おやつにチョコは何歳からかー 大まかなことから小さなことまで、ありとあらゆる質問を私に投げかけて来た。そして、私も彼女よりだいぶ年上だということと、またご近所ではないことから、気楽に分かる範囲でだが答えることが出来た。


「あ、もうこんな時間。」


公園の時計は、1時を回っていた。
彼女と話しながら、男の子の砂場遊びに付き合ったり、また一緒に落ち葉を拾ったり、なんだか懐かしくて楽しい時間を過ごすことが出来た。渦中にいた頃は、それが永遠に続くような気がしてじっくり楽しめなかった。 それが、こうして客観的立場に立つと、ものすごく貴重な時間の中にいたのだと気付く。
もう子との密な時間は戻っては来ないけれど、記憶は薄れてしまったけれど、それでもあの未就園時代の濃密な親子時間は、生涯の宝物だったのだと今なら思える。それに気付かされた出会いだった。




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さらしもの

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午前中、一番で歯医者へ行って来た。
覚悟はしていたが、本当に恥ずかしい思いをした。

診察台に乗せられ、ライトを顔一杯に浴び、大きく口を開ける。それだけでも屈辱的なのに、何枚か写真を撮られてそれを歯科医が見ながら説明するのだが、その時間は本当に苦痛だった。
自分でも、ぎょっとする程に汚い歯。よくもまあこうなるまで放っておいたねーそんな心の声が医師の方から聞こえて来る。
肉眼でも認識出来ていた虫歯部分。そのほか奥歯に何か所も虫歯があった。もう何十年前にかぶせた銀歯の奥から茶色に変色した歯は、銀歯の隙間から菌が入って出来てしまったものだったり、また奥歯は歯ブラシがうまく届かずに出来た虫歯。
そして最悪なことに、歯垢が酷かった。その証拠に、歯科医は苦笑交じりに、


「磨きにくいのは分かりますが・・正しい磨き方を教えますので今日からちゃんと歯磨きをしましょうね。」


と、まるで小学生に諭すように私に告げたのはショックだった。
歯垢は、びっちりとこびりついていて汚らしかった。奥歯だけではない、前歯の歯茎とのキワ部分にも。そして、虫歯の治療は歯の掃除をしてからでないと出来ないと言われたこともダブルショックだ。
医師は写真を見せながらの説明をざっと済ますと、歯のクリーニングは歯科衛生士にバトンダッチだ。
私よりも一回り以上年下の、美しい女性。マスクなので口元は分からないが、恐らく医院長と同じく真っ白な歯に違いない。そんな美しい歯を持つ女性に、この汚らしい不衛生な口内を見せなくてはならないのは非常に恥ずかしく、前歯の痛みを忘れてしまう程だった。
歯科衛生士は容赦無く、口内を鋭い機械で掻き回す。キーンという耳に突き刺さる音。ガリガリ何かを削る音。音は恐怖だ。タオルで目隠しをされている分、恐怖心は募る。


ーイタッ!!




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ビクッと体が跳ね上がる。


「あ、ごめんなさぁーい。」


呑気な声の歯科衛生士。歯茎に思い切り機器が触れたのだ。ジンジンするが、気の弱い私は何も言えずただされるがまま。手には汗がびっしり、額にも冷や汗。
どれくらい経ったのだろう、時計を見ると既に正午ー一時間は経っていた。


「口を濯いでください~」


やっと解放された安堵感で、ふらふらになりながらお湯を口に含む。口中の至る所が染みる気がする。含んだお湯を吐き出すと、真っ赤だった。歯科衛生士が下手なのか、それとも私が歯垢をため過ぎたのかー恐らく後者なのだろう。


「デンタルフロスとかって使ったことあります?」


歯科医と同じような、笑いを含む声で聞かれた。そして、恥ずかしいことに無かったことを正直に告白すると、フッと笑われた気がした。40年も歯の隙間を放置していたなんて汚らしいーとう彼女の心の声が聞こえる。 一通り、フロスの使い方を説明され、そのまま購入を勧められたので大人しく言う通りにした。

久しぶり過ぎる歯科医院ー、恐怖心より羞恥心の方が勝ることとなった。




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毒母娘のドラマ

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「お母さん、娘をやめていいいですか?」というドラマにはまっている。衝撃的なタイトルに、絶対観ようと決めていた番組だ。
あらすじは割愛するが、母と娘との関係性における闇を描いたドラマで、主人公と自分が重なる部分が多々あった。
とはいっても、実際の私達親子は、あのドラマの親子のように、密の関係でもないし、また母が娘を溺愛ーということは無かった。一人娘といっても私には弟がいたし、障害のある弟の方を母は疎ましく思いながらも深く愛しているのは、子供心に感じていた。
友達親子のような母子関係に憧れていた頃もあったが、ドラマを見たらぞっとする部分が多く、どちらにしても同性親子の難しさを突き付けられた気分だ。
我が子も女ということで、近い未来に悩む日が来るのは必須。私がそうだったように、親の顔色ばかりを気にして自分の好きな道を選択出来ない子になって欲しくないーそんな思いが募る。


母が、私の付けていた日記をこっそり読んでいたのを知った時のことー
私が選んだ服を、片っ端からケチつけたことー
趣味では無い、乙女チックなフリフリの服ばかり着せられていたことー(それによって、クラスメイトからは「お嬢様」とバカにされて虐められたこと)
無理矢理マッシュルームカットにされ、学校に行くのが心底嫌だったことー
聞きたくもない、彼女が独身の頃にいかにもてていたかの武勇伝を聞かされて続けてきたことー
友達との交換日記を、びりびりに破り捨てられた時のことー
私の交友関係、すべてにおいて把握したがったことー
彼女の意に沿わないと、徹底的に無視されたことー
遠い親戚ーという男性とこたつの中でたわむれていたことー
元彼の悪口を散々言い募り、最後は破局に追い込んだことー


ドラマ主人公の祖母が、主人公に向かってい言う台詞、それを聞いて号泣した。彼女の母に期待し過ぎたこと、子育てを間違えたこと、いつか、謝らなければいけないと思っていること、それを孫に語る祖母の立場とそれを聞いてしまう娘を自分とかぶせて泣いた。
暴力などの虐待は無かったにしても、このドラマを通して蘇る幼い日々の記憶。その記憶を呼び起こしたいからなのか?今更、それを呼び起こしてどうする?
それでも、怖いもの見たさなのか?つい観てしまう、そんなドラマだ。




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恐怖と羞恥

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もう限界ー


去年の暮れ辺りから、違和感を感じていた前歯の隙間の黒ずみだったが、昨夜はあまりの痛さで眠れず頭痛も帯びる始末。これまでは、数日経てば痛みも引いていたのだが、今回ばかりはそうもいかなかった。
ネットで近所の歯科医院を調べ、口コミで医師の腕が良さそうなところを見つけて予約した。
初診ということ、それに我慢出来ない痛みーだが、間の悪いことに電話をしたのが金曜、その日は生憎予約一杯で、週明けに診察の運びとなった。
もう何年ーいや、十年以上になるだろうか、それくらいご無沙汰の歯医者だった。



歯医者の敷居は高い。まな板の鯉状態で、すべてを他人に預ける恐怖感。それに、羞恥心。前歯の黒ずみだけではない、全体的にも茶渋で黄ばんだ歯、それによくよく見ると、奥歯のあちこちに薄っすらと黒い線。これも虫歯だろうか?
こうなるまで放って置いた不潔さと怠惰さをどう思われるか?想像しただけでげんなりする。
歯科医院のHP、並びの良い真っ白な歯で笑顔を見せる医院長。こんな完璧な歯を持つ彼に、この汚い歯を見せるのかと思うと、やはり痛みを我慢してキャンセルしようかーとバカなことを考える。
取りあえず、頭痛薬を飲みながら、診察までの数日を凌ぐつもりだ。




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友達近居

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「娘がいれば、将来安泰ね。」


なんて時代は既に終わりを迎えた。逆に、嫁に出すという感覚も薄れているのが今。長男だからだとか、一人っ子だからだとかいう理由で親と同居するなんて風潮は、ギリギリ私達親世代までなのだと思う。
そして、その同居だって双方にメリットがあっての同居だ。親が経済力を持っていたり、また家事労働を手伝ってくれたり。
金も無い、体も動かない親の面倒を見ることは、配偶者の理解を想像以上に得ることが出来なければ不可能に限りなく近い。
自分が寝たきりになった時、娘に介護をして貰おうなどという甘い考えを持つ親が、今の時代どれ程いるのか?

朝の情報番組で、友達同士が近くに住み、互いに良い距離感を保ちながら老後を過ごす「友達近居」が取り上げられていた。
女性は、ライフスタイルによってその交友関係も変化していく。結婚、出産、育児、そして介護。それに仕事も勿論含むのだが、老齢になるとそういったしがらみから一旦開放される。
そこで、過去の交友関係を復活させてみたり、またそうしたライフスタイルの過程で築き上げてきた関係が深まったりするのだが、その繋がりが「友達近居」に発展するケースもあるということだ。
子供に頼りたくない、自立したいーという彼女らは、子供から同居の話が出なかったことを「友達近居」を選択した一つの理由に挙げていたが、どこか寂しさをまとっているように見えた。
向こうから同居をお願いされたら、まあ一緒に住んでも良かったけれどーという心の声は、やはり血の繋がった我が子らと終末を迎えたい、そんな思いが滲んでいるように感じた。




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「友達近居」を成功させる為のルールは、経済的自立と精神的自立が必要、それに社会性。それを知って、愕然とした。そのどれもが今の自分に出来ていないことに。
まだアラフォーで、子育ても真っ只中の自分。老後はずっと先のことに思えるけれど、子が巣立てばそれはもうすぐそこにあるような気がする。
介護付きマンションのラウンジで、楽しそうにお茶を飲んだり趣味の楽器を弾いたりしている彼ら。そこに未来の自分がいるとは到底思えない。
そこにいるのは、私達世代で例えれば、学校関係でもPTA役員を義務ではなく、楽しんでやっている人々だったり、ママ友関係をうまくこなしている人々、それに精力的に仕事をしている人々のような気がする。
もし私が、将来我が子に心配されたうえでそういったマンションに入所させられたとしても、そのコミュニティにうまく溶け込めず、勿論、「友達近居」出来そうな友人もいないのだから、一人自室にこもったきりの今と変わらない日々を過ごしているような気がしてならない。

焦った私は、とにかく寝たきりにならないような努力はしなくてはーそう思い、一人、日中のリビングでヨガの動画を見ながら体を動かすのが精一杯なのだ。





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家族外れ

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夫と子が、また義両親らとスキーへ行く計画を立てていることを知ったのは昨夜のこと。
もはや、私を誘わないことはデフォルトになっている、そんな気がする。事後報告がそれを物語っていた。
それ以外でも、先日のように義実家へ私だけが行かないことが増えて来たような気がする。盆暮れなどは流石に嫁の義務として集まりに参加するが、それ以外で必要とされもしない場に出向くことは、神経も磨り減るし滅入るばかりだ。
正月に実家に行かなかったことが、少々尾を引いている。自分で決めたことなのに、子を夫側に取られていくような、複雑な気分。
だからといって、実母にこちらからヘコヘコするだけの気力はもう残ってはいなかった。


一人で何をして過ごそうー


女友達と旅行なんて楽しいだろうな。雪見温泉。美味しい料理とお酒、他愛もない話を延々と夜更けまでするのだ。まるで学生時代に戻ったかのように、夫のことも子のことも忘れて。
虚しい妄想。そんな友達も金も無いのが現実だがーそう思い掛けたところで、引っ越し前のママ友にメールをすることにした。
向こうから誘ってくれるのを待つのはもう止めよう。少しくらい強引でもいい、誘える相手にはこちらから頑張ってみよう。わずかだけれど縁のある人を大事にする、今の自分に出来ること。
新規開拓は苦手だが、保守なら得意。心のどこかで、そんな自分でありたいと思うのだ。
思い立ってからすぐに他人にメールを打つことは、私の性格上珍しいことだった。それくらい、人寂しいということだろう。




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ナンバーワン

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週末に、義実家に泊まりに行ったものの、従妹は忙しく子供が誰もいなかったことで詰まらなかったという子に、夫が珍しく目くじらを立てた。


「皆、習い事の発表会だったり塾だったり、試合だったりで頑張ってるんだぞ。だらだらゲームばっかりしてたらロクな大人になれないぞ。」


自分が買いあてがったことを棚に上げ、くどくど説教をする夫に子は俯き涙ぐんだ。最近口の利き方が小生意気になっている子。それも夫の神経を逆なでしたらしかった。
子は無言で子供部屋に行き、戸を閉めてしまった。夫はそれを追い掛けるでもなく大きなため息をつく。


「本当に、何の取柄もない奴になっちまうぞ。根性も無いしやる気も無いし、どうするんだこれから。」


今度は矛先を私に向ける。


「まだ3年生だし・・Z会は順調よ。テストも悪くないし。」


「一番って訳じゃないだろう?中の上くらいじゃ意味ないんだよ。」




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夫がここまで熱心に子について言及することは久しぶりーというか初めて?かと思うくらいで、正直、突然のことなので驚きもあり、どう対応したら良いのか分からなかった。
そして、どうやら子の教育方法について、義両親や義姉にあれこれ吹き込まれて来たらしい。私の話になんてロクに耳を傾けない癖に、シスコンの夫は義姉の言うことは律儀に守ろうとするのだ。


「一番・・って・・塾に行っている子もたくさんいる中でそんな急には無理ー」


「あなた、家に一日中いるんだから勉強くらい見てやれない?小3の勉強なんて簡単だろう!?」


私の言葉を遮る。そういうところ。こちらから話す気が無くなるー、話しても無駄だと思わせるその口調に嫌気が差した。
それから夫は、子に聞こえないよう配慮しつつも、子のやる気の無さだったり中途半端さだったり、またこれといって秀でたものが無い部分をすべて私のせいにした。
自分がいかに子供時代頑張って勉強やスポーツをして来たか、根性があったか、そして結果を残して来たかを語り始めた。それだって、金持ちで教育熱心な義両親に尻を叩かれ始めたことだというのに、さも自発的にやって来たかのように言うのだからげんなりさせられる。 つい数年前は、女の子なんだからと特に教育に関心も無かったというのに、とにかく義家族の影響力は大きい。


「あなただって、自分と同じような人生、娘に歩んでもらいたくはないだろう?」


胸をズキンと刺されたようだった。いつでも私が思っていることーなのに、それを他から言われることがこんなにも傷付くとは思ってもみなかった。


「結婚だって、あなたは俺と出来たから運が良かったものの、これから先、OOの時は分からないぞ。そしたら本当に何も出来ないニートになっちまう。」


悔しいが、夫の言うことは最もだった。常日頃、私自身が思っていることでそれは家族だからこその言葉なのかもしれなかった。
屈辱的ではあったが、私も夫も子の将来が心配なのだ。そこは共通している。折角の専業主婦なのだ、子の将来を思い、もっともっと能動的にならなければと思い直した。




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裏の顔

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お隣から、赤ちゃんの泣き声が聞こえる。
同時に、母親のヒステリックな声も。団地なので、聞き耳を立てなければそれ程気にならない音なのだが、どうも気になって仕方がない。


「うざいっていってるんだよ!!いい加減にして!!!」


洗濯物を干す為、バルコニーに出たところで聞こえた怒鳴り声。先日、買い物の際だったか?綺麗なママ友連中と楽しそうに話し込んでいるのを通りすがりの公園で見掛けたのだ。


ーガシャーン!!-


何かが割れる音、同時にまた泣き声と怒鳴り声。大丈夫だろうか?
育児ノイローゼーになってはいないか?

外の顔と家での顔。主婦であってもそれはあるのだと思う。私からしたら、十分過ぎる程恵まれた環境の中にいる彼女。
優しいご主人に、可愛い赤ちゃん。それに素敵ママを含む大勢のママ友達。いざという時に頼れる妹。ヨガだとか好きなことに金も時間も掛けている彼女。本人も常に小奇麗にしており、きっと身なりもそれなりに金を掛けているのだと思う。 しかし、尋常ではない怒鳴り声は1時間以上も続いた。通報ー?が頭をよぎるが、怒鳴ることでストレスを発散させているだけなのだとしたら、更に彼女を追い詰めることになる。

心配ーしかし、心のどこかでほっとしている私もいた。
何もかも恵まれているわけではないー、そう見えるだけだということは、孤独な私を救うのに十分な材料だった。




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疑似家族

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「あのおばさんと、会ったことある。」


子が、先日のホームパーティーの時に貰ったシャープペンシルをカチカチしながらつぶやいた。普段は鉛筆を使用している我が子。慣れない文具のせいか、何度も芯を折ってしまうことに少々苛つきながら、宿題の漢字練習を行っていた。


「いつだったか忘れたけど・・パパと三人でハンバーガー食べた。」


ーいつ?
ーどこで!?
ー他には誰がいた? ーママはその時何してた!?
ー何年生の時? ー暑かった?寒かった?どんな季節だった?


あれこれ聞きたい衝動をぐっと抑え、努めて冷静さを装った。


「あら、そう。三年生の時?」


「ううん・・もっと前。1年生だったかな、幼稚園だったかな・・よく覚えてないけど・・三人でベンチに座ってハンバーガー食べた。」


ファーストフードであることと、テイクアウトだったこと、野外のベンチでということもあり、マイナスの妄想はそれ程膨らまずに済んだ。それでも、面白くない気持ちが湧いた。
子も、どこかで見たような・・という曖昧な記憶だったようで、ホームパーティー当日は、彼女とは初対面として振る舞ったらしい。それとも、子なりに空気を読んだのだろうか?
それは、大人の都合の良い解釈だろうけれど。
そして、子が彼女のことを「おばさん」と表現したことが、いくらか私の気を楽にした。これで「お姉さん」とでも子が言ったのならば、一気に疑惑が私を支配し、何も手を付けられない状態になったかもしれなかった。
それくらい、私は自分の気付かないところでギリギリの精神を保っていたらしかった。
しかし、あのまるで本物の家族のような光景が蘇る。しかも、私の知らないところで、疑似家族ごっこでもしていたのだろうか?そもそも彼女には本当の子供がいるはずだ。一体、どういうつもりなのか?
自分の子供を差し置いて、他人の子供と戯れるーそれも、母親の居ないところで。
配慮が足りないー、なかなか腹黒い女性だと思った。

これを不倫だといったら、人は私の被害妄想だとせせら笑うだろう。それでも、不快の一言だった。
そして一番の悪は、それを許している夫だというのに、正面から向かえない弱腰の私なのだ。





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ひとり新年会

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夫と子が義実家にお泊りの土日。
当然のように、私には声掛からず。それはそれで気楽だったが、しかし一抹の寂しさを覚えた。
趣味も金も無い、突然誘って遊びに行くような友人もいない私に出来た、休日の自由時間。掃除も洗濯も彼らが帰って来るまでにすれば良い。
食事の支度も、一人なら冷蔵庫にある簡単なものでーと思いつつだらだらと出来る。しかし、こんな時に限って冷蔵庫は綺麗に空っぽだった。
そんなこんなで、夕方まで煎餅を少し食べただけ。流石に買い物に出ようと外に出た。外は真っ暗。
ふと思い付き、自転車で隣町まで行く。自転車を漕いだことでますます腹が減り、通りすがりのファミレスにふらりと入った。子とも、たまに行くその店はまだ中途半端な時間ということもあり店内もガランとしていた。

メニューを開くと、どれもこれも安価なものばかり。ふと目についたグラスワインが100円ということもあり、1杯飲みたくなった。
一人飲みなんてーと思いつつ回りをふと見渡すと、隣の客も若者だがお一人様。斜め向かいも、私と同世代の男性だがお一人様。彼らはつまみになりそうな何品かとビールをスマホ片手に楽しんでいた。
更にその奥の席には若いOL風の女性が一人ワインを、しかもボトルで飲みながら、タブレットPCで仕事か何かしているのが見える。週末ということで、ファミリー連れこそいても、ママ友軍団がいないことは私の気を大きくした。


「ミラノ風ドリアとグラスワインの赤、お願いします。」


レンタルで借りていた漫画でも持って来れば良かったー、そう思いつつ、手持無沙汰でなんとなく携帯を手に取り電話帳を開く。
「あ」行から順番に。こんな私にも、この電話帳にあるだけの人々が人生を通り過ぎて行ったのだ。




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「お待たせしました、グラスワインです。」


すぐに運ばれて来たそれは、ドリアが来るまでにすぐ飲み干してしまった。あまりにも美味しくて、これが100円!?と思うと、もう1杯くらい頼んでもバチは当たらない気がした。
ドリアが運ばれて来た時、ついでにもう1杯グラスワインをオーダーした。
アツアツのそれを頬張り、腹が空いていたこともあり、猛スピードで口の中に運ぶ。そしてすぐにワインが運ばれて来た。
今度は、味わいながら飲む。ドリアのチーズが良いつまみになっている。片手に携帯。電話帳は「さ」行だった。


ー彼は、今頃家族を持って、幸せに暮らしているのかな?職場では、学生ノリでこんな私にも気さくに話し掛けてくれた。

ーバイトの後輩・・大人しくて何を考えているのか分からない子だったけれど、今なら仲良く出来そうな気がする。

ー引っ越し前の公園で出会ったママ友。もう今は連絡さえ取っていないけど、二人目は出来たのかな?兄弟をたくさん作ってあげたいって言ってたから、もしかしたら4人くらい生んでたりして。


気が付くと、酔いが回り、ワインの上限を「ワンコインまでなら」と決めていた。いつも家で飲む安ワインと比べれば高いのだけれど、雰囲気と場所代、それに上げ膳据え膳代だと思えば納得出来る価格帯だった。すっかり気分も良くなり、追加で小エビのサラダもオーダー。5杯目は白を頼む。キリッと冷えたそれとサラダはとても良く合った。
こんなことならボトルで頼んでも良かったーネットで調べたら、残ったワインは持ち帰りも出来るそうだ。半分程飲んで、残りを一人家で晩酌という選択でも良かったと少々後悔した。
外で一人飲みなんて、寂しいし恥ずかしいと思っていたのに、それは間違った思い込みだった。

合計、1300円で釣りが来た。少し贅沢してしまった気がしたが、ママ友付き合いをしていれば、新年会と称して3000円。それの半分以下で収まったのだから良しとしよう。 「ひとり新年会」、それは思いのほか楽しかった。




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着信スル―

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買い物中、携帯から着信音が聞こえた。レジで支払いをしようと財布を手にしているところだったので、慌てながらも鞄から携帯を取りだす。
学校から緊急の連絡かもー、子の体調が悪くなったのかも。
そう思い、着信画面を見ると、実母からだった。
あれ程、音信不通を貫いていたのだが、再び連絡を取るようになってからというもの、まるで何事もなかったかのようにこうして携帯に連絡を寄越す母の無神経さにうんざりする。
げんなりした気分で、鳴りっぱなしの携帯を再び鞄に仕舞うとすぐに支払いをする為に財布を開いた。
買ったものを袋に詰めながらも、頭は母のことで一杯になる。電話に出なくても、こうして繋がれてしまう。見えない鎖が私の足かせとなり、心をズドンと重くさせるのだ。




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もともと、実家にいた時から母のあらゆる言動に疑問は持っていたが、しかしそれでも同じ屋根の下で暮らしていたことでいくらか懐柔させられていたのか、ここまで嫌悪感を抱いてはいなかった。 離れて暮らし、彼女の常識がおかしいと言うことに気付き、そして疑っていた人間性はもう疑う余地もなく、ただただ残念な人間なのだということーそれが私の血の繋がった母なのだと認めざるを得ないことに気が付いた。 大人なら、そこでそれを受け入れ、うまくやり過ごしながらも適当に交わしつつ時に丸め込み、掌の上で転がすのだろうけれど、私には難易度が高い。
育てて貰った恩義ーはいずれ来るだろう、彼女の介護の時だと割り切り、それまでは疎遠にしてても良いのかと思いながらも結局それもかなわなかった。
恨みつらみをぶつけられたらーどんなに楽になれるか。しかし何を言っても、都合の悪いことは忘れたふりを通すのが母。きっと、私がそれまでのあれこれを訴えたところで、「え?何が?そうだったっけ、忘れた。」で終わるに違いない。

このもやもやから逃れたくて、携帯で読み途中だった無料漫画の続きを借りに、レンタルショップへ行きごっそり漫画を借りて来た。子が帰宅するまでの時間、こたつの中でそれを読みふけり現実逃避。こうしていれば、母の呪縛から逃れられる。とにかく、こちらから折り返しの電話をしたくはなかったのだ。 大事な用事なら、また改めて電話があるだろう。
今は、彼女の愚痴を聞きたくない。私は、母のごみ箱になんかなりたくはない。




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彼女の残り香

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対面してからまだ間もないのに、吉田さんの顔を思い出せずにいる。ただー、彼女の残り香がこの家中に残っており、胸が苦しくなる。
夫には冷めているはずなのに、敗北感からの嫉妬心。
今も一人きりのダイニングで、要らない妄想をしてしまう。想像の中でしかない、夫の職場。夫と彼女の、共通の居場所ー
夫にとっては、家庭よりも長く時間を割いている場。
彼女が土産に持参した菓子は、手つかずのままだ。何となく、手を伸ばす気になれなかった。

歯が疼くのは、精神的なものからだろうか?
治療を先延ばしにしたまま、年も明けてしまった。何でも先延ばしにしてしまう私と対照的な彼女。小耳に挟んだ、今年はフルマラソンに挑戦するという台詞。
夫の視線は、暖かさとリスペクトを交えたような、認めたくはないが「愛」のある眼差しに思えた。溺愛している子に対する眼差しとはまた違うもの。私が欲しかったもの、もう諦めたもの。
彼女と私は正反対だ。性格も容姿も振る舞いも。

疼いていた歯が、今度は痛みを増す。
夫のスマホから頻繁に鳴るライン音が耳障りで、昨夜もうまく寝付けなかったこともあり、痛みから逃れるようにグラスワインを身体に流し込み、ベッドに再び潜り込んだ。




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大人買い

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電化製品が一斉に壊れることが多くあるように、私のコスメも一斉に無くなることが多々ある。
残り四隅にしか残っていないアイシャドウやチーク、それに小さな刷毛でほじくり返しながらも使っている口紅、人差し指の第一関節程しか残っていないアイブロウ。
どれもこれもプチプラコスメだけれど、新しい物に替えるタイミングをいつでも逃してしまうのだ。

ドラッグストアのポイントは、勝手に使えば夫に咎められるけれど、新しく出来た店のオープニング記念に配布されていた期間限定の10%割引券、それなら彼の範疇に無い。
その期限が今月末なのを機に、全てを新しくするきっかけを得たのだった。

ウキウキしながら、ドラッグストアを覗く。最近ではテスターをお試しするだけの為に訪れていた売り場だが、購入するとなれば客として堂々と居座ることが出来る。
カラフルなアイシャドウやグロス、キラキラしたデコレーションは、40を過ぎた女にとっても胸がときめくものだ。

厳選して選んだものー

リップグロスー780円
マスカラー1000円
アイシャドウー580円
アイブロウー480円

一気に購入したので、それなりに費用は掛かった。しかし割引が効いたお陰で、なんとか予算内に済んだ。
実は、百均のものも試してみたことはあるのだが、無駄にキラキラし過ぎて顔の造作とアンバランスになり不自然だった。しかも、肌がかぶれてしまったこともありドラッグストアのコスメに戻ったのだった。
ほぼ新品に総入れ替えしたコスメ達を、化粧ポーチに入れた。それだけで何となく、干からびていた心に潤いが得られる、そんな気がするのだ。




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今日の写真

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今日の写真




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万能な彼女

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夫のツーリング仲間が自宅に来たのは昨日のこと。
10人ーの予定が、2人キャンセルとなり、結局のところ全部で8人。玄関は、大きな男性の靴で溢れかえった。
その中に、紅一点ー見た目、30代半ば程の女性が一人。目が合った途端、それが例の彼女だとすぐに直観が働いた。そして、その彼女は私の想像とは掛け離れたー華奢で可愛らしい小柄な女性だったのだ。
勝手な想像で、化粧の濃い、すらりとした長身の女性を想像していたのだ。それが、童顔でお人形のような造作の顔立ち、色白で美人というよりは可愛いタイプ。


「初めまして、吉田と申します。お休みのところ、大勢で押し掛けてしまって・・すみません。」


こちらが恐縮する程に、丁寧なお辞儀の後に差し出された土産ー勿論、他の男性客からも土産はあったが、誰が誰のだか分からず仕舞い。印象に残っているのは女性の土産だけだ。
何かの番組で観たことがある、お取り寄せの一口ケーキ。それに、子への土産だろうか?小学生女子が喜びそうな可愛らしい文房具セット。そして、それをきっかけに子とその女性はすぐに仲良くなった。
すみっこぐらしというそのキャラクターグッズは、クラスの女子で最近流行っているらしく、すぐに子が飛び付いた。大人しそうに見えた彼女だが、子への対応を見ていると、すぐにそれは見かけだけなのだと知る。
ダイニングもリビングも、来客でぎっしり埋まり、私の居場所はキッチンしか無かった。子のことを心配したものの、すっかりあの女性に懐いた様子で、子が真ん中に、両脇に夫と女性がいてまるで3人家族のように見えたのが悔しかった。 彼女からの土産はそれ以外にもあり、


「これ、家で焼いてきたので良かったら。」


ケーキ箱から取り出したのは、ケーキではなくキッシュだった。仕事だけではないー、以前、編み物なども出来る家庭的な女性だと夫から聞いたことを思い出した。
反して、テーブルの上に所狭しと並べられた私の料理の数々は、実は全てが手作りでは無かった。情けないことに、直前になり自分の味覚に不安が募り、ただ具材を混ぜればOKなソースやレトルト料理を、スーパーでは無い輸入食料品店で購入していたのだ。
間違いの無いパスタソース、間違いの無いサラダドレッシング、間違いの無いパエリアパウダー、間違いのないー・・・


「これ、うまいっす!」


「奥さん、料理上手ですね!」


夫の部下とも思われる男性達が、私に気を遣ってなのだろう、料理を褒めてくれたが、残念なことにそのどれもが私自身のオリジナルでは無い市販の調味に助けられたメニューだった。




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「これ、ヨッシーが焼いたらしいじゃん!」


「おいおいおい~、デパ地下で買ったのを詰めて来ただけなんじゃないのー!?」


女性ー吉田さんが焼いて来たというキッシュに、男性達が茶化しつつも手を伸ばす。夫がー、一番にそれに手を付けていたのだ。私の料理に目もくれず、彼女お手製のキッシュに。


「もー!自作に決まってるじゃんよ!そんな言われようなら、ツバでも入れておけば良かった!」


どっと笑いが起きる中、私だけが白けた表情をしていたに違いない。そこにいるのに、いないかのような感覚。まるで、テレビ中の三文ドラマを観ているような、そんな感覚だった。
彼らの笑い声を背中に、孤独感が増して行く。夫と彼女は不倫だとかそんな関係では無いだろう。それでも、夫の彼女を見る視線に暖かさを感じ、嫉妬心が湧いた。
テレビニュースが流れ、時事的なネタに男性達があれこれ意見をする。それに負けず劣らず彼女も意見する。ニュースがスポーツに切り替わり、サッカーになっても、盛り上がる男性らの中に彼女は違和感無く溶け込んでいた。
私には、何が何だか分からない内容であっても、彼女の引き出しは多いのだろう。詰まらなそうにし始めた子のことに私が気付くより早く、彼女はいつしか子と一緒にDSを始めていた。


ー敗北感。


何もかも負けたーそして、自分の無能さと価値の無さを突き付けられたーそんな一日だった。




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ノイローゼ

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こんな生活、イヤだ。
傍からみたら、悠々自適な専業生活。
夫は、私がこんな不満を抱えて生きてるなんて、想像だにしてないだろう。
息が詰まる、行止まる感じ。
先も見えない、そもそも私ってどんなだっけ?
自分を見失うって、こんな感じなのかもしれない。
酒を浴びるように飲んだら、酔うより早く涙が出た。

ネットで、「専業主婦、辛い、泣きたい、孤独」って検索していたら、ぐるぐる回って自分のブログに行き着いた。 そしてまた、涙が出た。
なんなんだろ、自分。
甘えてるな、自分。




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響く言葉

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サッポロビールのCM、所ジョージ氏の言葉が胸に刺さる。


***

夢は持っていたほうがいいと思いますか?
所さん:急に持たない方がいいね。何かやってて夢が見えてくるわけじゃん。見えてくるまでは見ないってことだね。
反省はしますか?
所さん:反省っていうのはね結果が出て反省じゃん。結果が出ないんで、反省に及ばないんだよ、まだね。

***

夫婦円満の秘訣ってなんですか?
所さん:かみさんがカッコいいってことじゃないの。カッコいいかみさんもらったら円満だわ。

***

運命とは?
所さん:答えが見当たらなかったときに使う言葉だね。本当は一生懸命考えれば答えってわかるのに、一生懸命考えるのやめたときに、「運命」って言っちゃうね。

***

責任とは?
所さん:書いたことは消さない。やむなく消したとしても、痕跡を残す。
偶然は必然だと思いますか?
所さん:私なんか全部偶然だね、これ。ひとつずつね、積み上げてる感がないんだよね。エスカレーターに乗ってる感じ。ただ、誰が回してるの?このエスカレーターって...。

***

落ち込んだときの対処法は?
所さん:自分のことをね、すごい人だと思ってるから落ち込むわけ。身の丈になっても、光ることいっぱいあるからね。

***

天才はいますか?
所さん:ここにね。
あははは(笑)
所さん:天才じゃないよね、やめないだけなの。だからやり続けていればいいわけ。

***





さて、今日も一日頑張ろう。




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The day before

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ツーリング女性が来るかもしれないー、そう思うだけで、居ても立ってもいられなかった。
普段はしてしまう朝寝もせずに、まるで大掃除以上の働きで隅々の掃除をする。細かな部分ー、割りばしにキッチンペーパーをぐるぐる巻いたら輪ゴムで留めて、それに少量の重曹を水に溶かしたもので湿らせたら、部屋中の隙間にそれを突っ込み掻き回すのだ。 寝室にある、我が子が写っている写真立てから中身を取り出し、これ見よがしに過去に撮った家族写真をプリントし、入れ替えてリビングに飾り直す。
夫から何か言われるかもしれないが、それでも「幸福な家庭」を見せ付けたかった。
子のお宮参りや七五三、それに本当なら結婚式の写真も飾りたかったのだが、流石にそこまでするのは度を越しているように思い、再び押し入れの中に仕舞い直した。
そういえばー、結婚当初は飾っていたのだ。この地に越して来てから、そういったものを飾らなくなっていた。

ビールなどの酒類を買い込み、自転車で往復する。こういった時、運転免許が無いことを心底後悔する。車に乗れたら、一度で済むだろう買い物も、3回はしないと必要なものは揃えられなかった。 冷蔵庫が野菜や肉、魚介類でパンパンになる。食料だけでも1万は超えた。しかし、その分は珍しく夫から金を渡されたのだ。3万円ー要するに、それだけの上限で失礼の無いようにー安物買いはするなと暗に言われているのだろう。 シャンパンやワインなどは夫が別途ネットで購入した。あとは、私や子が体調を崩すことのないようにー
一番はー、夫が熱でも出してキャンセルになればいいのだが。自ら体調を崩してのお流れなら、その怒りをこちらにぶつけられることも無いだろう。

それでもー、怖いもの見たさのようなものがある。彼女の顔を知ることで、もしかしたら楽になれることもあるのかもしれないのだ。




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買い出し

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夫のツーリング仲間が自宅に来ることになり、頭の中は大パニック。何せ、普段から来客が無い我が家。あったとしても、子の友達のみだったのだからどうしたら良いか分からず右往左往している。
義両親などの親戚すら、大人は招いたことが無いのだ。不慣れなことをしなくてはならない時、人はマニュアルに頼る。私も例外ではなく、すぐにネットで検索とシミュレーション。
そして、スリッパが無いことに気付く。たったの2足しか無い。来客は10人。それに、箸やカトラリー類も頭数揃えなくてはならない。
早速、百均へ行きあれこれ選んだ。他にも3人家族には少な過ぎる大皿なども。
百均といえども侮れない。買い物かごを一杯にレジで会計をする。合計3000円程掛かった。

取りあえず、必要な物が買えたことで満足はしたものの、今度はどんな料理を作れば良いかを考えなければならない。10人ー夫と子も入れたら12人分の料理。
一体どれだけの量を作れば良いのか見当も付かず、また何品くらい作れば良いのかも分からない。普段作っている料理の3倍量で作れば良いのだろうけれど、それでもコンロや鍋やフライパンも足りず、作り置きをするのが一番スムーズなのではないかと思った。

一番はー、やはり例の女性の件だ。彼女が来るのだとしたら・・想像するだけで気が重い。そして、ちっぽけな妻としてのプライド。
夫がいかに、この家に安らぎを得ているかーを知らしめたい。「アナタノハイルスキハナイ」のだと。
その為にも、頑張らなくてはならない。
必死で、ホームパーティー用のレシピ検索をする。パエリアやニョッキ、サラダにロールキャベツ、普段の食卓にはおおよそ並ぶことはない華やかなメニュー。作り置きとなると、マリネや煮込み料理と限られてしまう。
しかし、専業主婦としてー、夫を立てる為ではない、自分を立てる為にもクリスマスや正月以上に、気合を入れるのだ。




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自己満年賀状

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「はい、これ俺のところに交じってたやつ。」


そう言って、手渡されたのは一枚の年賀状。見知らぬ女の子の写真が何カットもポーズを決めており、一体誰だろう?と差し出し人を見て思い出した。
引っ越し前のママ友だ。とはいっても、いまだにランチをしたりと続いているママ友ではない、その場凌ぎの、引っ越してからは全く会っていないママの一人だった。
そもそも当時からそれ程親しくしているわけでもない、数人で子を遊ばせたりランチしたりする中でいたりいなかったりの人。
私が引っ越してからはさっぱり音信不通だったのだが、去年、思い出したかのように年賀状を寄越して以来、今年も引き続きそれは届いたのだ。
自慢の娘なのだろう、彼女自体もどちらかと言えば派手な印象だったが、キッズモデルコンテストで賞を貰った娘ばかりに何カットも割かれており、もう一方の兄弟はたったの一カットというのが他人事ながらも気になる点だった。




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「それって、誰?タレントの○○と一緒じゃん。」


夫が尋ねる。その子の隣には芸能人も写っていたからだ。てっきり、合成写真かと思っていたのだが、ご丁寧に「○×雑誌、○月号掲載」と記載されている。いちいちそれを見て、バッグナンバーを探し出したりすることなどないけれど、少しだけ気になってその子の名前をネット検索掛けてみた。 すると、予想に反してずらーっと名前と写真が出て来たのだ。しかも、母親である彼女の写真まで。芸能界にでも入れるつもり?と思ってしまう程。


「OOが赤ちゃんだった時のお友達。美人だよね。」


「ふーん。」


夫は大して興味も無さそうに、自室に引き上げる。私の視線は再び年賀状に戻る。そして、やはりもう一方の兄弟を不憫に思ってしまうのだ。そして、そういった比較対象をする必要の無い一人っ子は、なんて気楽なのだろうと胸を撫で下ろすのだ。




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継続は力なり

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人生、どこで失敗したかといえば、一つも続けているものが無いことだ。
環境のせい、人のせいにすることで、なんとなくフワフワ生きて来て、今の夫に拾われた。彼に対して不満ばかり漏らしているけれど、結局、拾われたことで救われている。
ただでさえ生き辛さを抱えて来たというのに、それをカバーするアイテムを築く努力を怠っていたのは誰でもない、自分自身だ。
そうした後悔を、親から引き継ぎまた子に引き継ごうとしている。私が受け止められなかった想いを、子の成功で穴埋めしようとしている。
これも、やり方を間違えれば負の連鎖になるのかもしれない。


「何か、やりたいことは無いの?」


新たな年を迎え、子に習い事を提案していた夫。英会話かピアノ、スポーツを勧めていたが、相変わらずの薄いリアクションに、普段は娘を溺愛している夫が苛立ちを募らせているのが伝わって来た。


「何か、これは人より出来るってもんが無いとこれからの世の中渡って行けないぞ。」


「え~、だって疲れるよ。」


私自身、実母にがんじがらめにされた成長期の経験から、子にはやりたいことをじっくりのんびりーと思っているが、待っているだけで果たしてそれは現れるのか定かではない。
道しるべを与えた方が、うまく行く子もいるのかもしれない。
熱中出来る何かー、子に見付かればと願ってやまない。




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世界にひとつだけの・・・

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初めて購入したCDは何だろう?さよなら人生だったような、リンドバーグの今すぐKISS MEだったような。
とにかく、子供の頃の私といえば、そういった芸能関係に疎く、何に対してもそれ程興味の持てない詰まらない子供だった。 それは今でも。宝塚や韓流スターに熱を上げる主婦らが心底羨ましい。
それこそ、年に1回のコンサート代を得る為に、パートを頑張るというような「張り合い」がある彼女らは、人生を謳歌しているように見える。


「SMAPのCD買おうかな。」


年末より、解散することになった彼らの話題はあちこちのメディアに取り上げられ、テレビを付ければ「SMAP」。ラジオを付ければ「SMAP」。SMAP世代ではない我が子だというのに、どうやら彼らの曲がすっかり刷り込まれてしまったようだ。 決して歌が上手いとは言えない彼らだが、その歌詞やメロディには何か心打たれるものがある。それは大人にとっても子供にとっても。
親戚から貰ったお年玉の使い道ーてっきり新しいDSソフトでも購入するのだろうと思っていたが、意外なところに子は使うようだ。


彼らの25年ーつい25年前を思い出す。
あの頃に戻れるのなら、私は今度はどうするのかと意味のない妄想をする。そして、25年後は生きているのか?生きていたとしたら、どう生きているのか?
世界にひとつだけの花になる為に、どう行動していったら良いのか。
彼らの曲を耳にしながら、一度きりの人生に思いを馳せる。




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今日の写真

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義姉の真意ー続き

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酔っぱらい、ワイングラスを片手に義姉が私に詰め寄る。


「OOさん、この家のことどう考えてる?いずれ同居するの?」


長女である義姉は、すっかり年老いて来た両親が心配なのだろうーというのは建前であって、どうやら財産云々の話を私と夫が夫婦間でどの程度話しているのかを探っているようだった。 しかし、この家は三女が独身だった場合、三女に譲る意向を以前、義両親から何となく聞いたことがある。
そうでなくても、三女のことを特別可愛がっている義母は、結婚したとしても彼女の身の回りの世話を焼く気満々。三女もそれが親孝行だと思っているらしく、家庭を持ったら同居を考えているのだろうとぼんやり感じていた。


「なんだか転勤の話もあるみたいじゃない。OOさん達は残るの?」


どこまで夫がその件を伝えているのかも分からず、だからといって長女の押しを受け流すだけの会話スキルに長けている訳でもない私は、ただただ動揺するばかり。
そんな私の様子を察したらしい義母が、助舟を出してくれた。




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「まだお父さんも私も元気なんだから。なるようになるわよ。」


「私はね、心配してるだけなの。本来なら、一人息子なんだから結婚したらすぐに同居するもんだと思ってたわよ。まあ、その辺は奥さん次第なんだろうけどね!」


自分は好き勝手に、開業医の夫を尻に敷き、向こうの実家など見向きもしない癖によく言ったものだと思う。
それに、私は一度たりとも夫にその件で「意見」などしたことはない。夫には夫の考えがあるのだし、いつまで賃貸暮らしなのかと不安に思うことはあるけれど、口出ししたところで夫の機嫌を損ねるだけなのだ。 自立していない主婦の弱さは、いざとなれば帰れる「裕福な実家」がある彼女らに分かって貰えるはずもない。

長女は、結婚した時から私のことを良く思っていない風だった。「大人しくて何を考えているか分からない人だ。」と酔った夫から姉が言っていたと聞かされたこともある。
勝気で我儘な彼女、思ったことをずけずけ口にする彼女は、私とは対極の存在。何せ、あの夫が彼女の言いなりなのだから、私が意見することなど絶対出来るわけがない。
それでも彼女からしたら、私がまるで夫に言い含めて今の状況を保っていると思い込んでいることがやるせなかった。
思ったことを、後先考えずに口に出せたら、どんなにすっきりするかーいや、私の場合、結局は口にしてしまったことを後悔したり、あぁ言えば良かったと悶々とするのだろうから、沈黙は金なのかもしれない。




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今日の料理

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義姉の真意

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義実家では相変わらずの疎外感。お正月だということと、酒が入っていることもあり、皆は和気あいあい。私も飲めば良かったのだろうけれど、相変わらず体調がすっきりしないこともあり遠慮したのだ。
お年玉は、やはり夫が自ら用意、具体的な金額を知ることは今年も無かったが、それなりの金額に違いない。勿論、義両親へのお年賀も。
反抗期を迎えている姪は、お年玉だけ受け取ると、友達と初売りへ行くと言って義実家を出て行ってしまった。ついこの間まで、孫同士で楽しそうに遊んでいたのにすっかり変わってしまった。
賑やかな親戚同士のなれ合いを、どこか冷めた目で見ているのがまるで自分と重なり、そして私も彼女に付いてこの場を離れてしまいたい衝動に駆られた。


「もうね、年頃の女子って大変よ~何考えているんだか。」


そう文句を言いつつも、一昨年受験に成功し、名門校に通う娘を持つ母として鼻高々である義姉の表情は緩かった。
そして今年は中三である息子の受験を成功させるのに必死らしく、今回この集まりに甥っ子はおらず、何と年末年始泊まり込みで塾に入れているというのだ。


「合宿代だけでどれだけ掛かるか。もうちゃんと成果出して貰わないと困るわよ~。」


「お正月くらい、休ませてやればいいのに・・」


心配そうに義母が姉に訴えるも、彼女の耳にそれは届いていないようだった。子供の通う学校さえも彼女にとってはブランドなのだろう。


そして、酔っぱらった次女がちらっとつぶやいたのが聞こえた。


「もうお母さん達は、孫の分だけ用意してくれたらいいから~」


どうやら義両親は、孫だけではなく夫達にもお年玉を渡していたらしい。それも、夫婦分として二つも。
私だけがその事実を知らなかった。というよりも、夫が私に黙っていたのか?


「だってね、あなた達が私達の子供には変わりないんだから。何か美味しいものでも買いなさい。」


金に困っている訳でもない義姉達は、義母にそう言われて満更でもない表情。夫は男同士で酒を飲みつつ会話に花を咲かせている。
私は、居たたまれなくなりつつも、出された豪華なお節に手を伸ばす。




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「あ、それまた買ったの~?」


「まあね。クリスマスに自分のご褒美。」


次女が嬉しそうに結婚指輪に重ね付けしたリングを見せる。長女の話から、カルティエのものだと分かった。
次女は、義母が用意した豪華に金箔で飾られたお節を様々な角度からスマホで撮影していた。どうやら最近テーブルコーディネートの教室に通っているらしく、そういったことが昔から好きな母親の影響なのだろう。
義母も一応何品かは作っているらしいが、見栄えのするものはデパートで予約注文したお節が殆どで、自宅のお重に詰め替えているらしかった。
それでも、正月の花があちこちに飾られていたり、箸袋も義母が水引教室で習ったというものだったりと、とにかく手が込んでおり、それも金に余裕があるから出来る技なのだと思う。
夫が私の料理に関心が無いのも、こういった家庭の料理が当たり前であるから、私のような素朴な家庭料理は恐らくどう頑張っても、ただ空っぽの胃袋を満たす為だけで、それ以上でもそれ以下でもないのかもしれなかった。


「クリスマス、子供達に何をプレゼントしましたか?」


何か会話をーと思い、ようやく出た言葉。しかし、タイミングを間違えたようで、一応それぞれ答えてくれたもののすぐに、新しいバッグやジュエリーの話に戻ってしまった。
三女がコレクションしているストールが、1本何万もするものらしく、飽きたから次女に譲ると言って自分の部屋に呼び出て来なくなった頃、テーブルには私と長女と義母だけになり、妙な沈黙が流れた。
そして、また酔っぱらった長女に嫌な思いをさせられたのだった。




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今日の料理

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ホスト

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「今度、ウチに10人くらい人呼んだから。」


突然の報告。そして、その客がツーリング仲間だということが分かり、どうやら新年会を我が家で行うことになったようだった。
10人ーそんな大人数を呼んだこともない我が家。そして夫の面子も守らなければならない。ホームパーティーなどしたことが無かったので、(厳密に言えばYさんと持ち寄りランチはしたことがあったけれども)どう準備をしたら良いのかも分からない。
そして、気がかりは夫と親密であったあの女性も我が家に来るのかということ。
もし来たとしたのなら、私を品定めするに決まっている。
せめてその日だけでも身綺麗に、所帯じみた貧乏くさい妻から脱したかった。
すっかりプリンになっている髪色とボサボサのセミロング。それをどうにかしたかった。いつものように、すき鋏でそれっぽくカットする。一つに束ねてしまえばセルフカットとばれることもないー本物の美容師にはばれてしまうだろうけれど。
それから、カラー。白髪の目立つ生え際を念入りに。何度も何度もクリームを専用ブラシで馴染ませた。ツンとする鼻をつく匂いに我慢すること15分程。シャワーでよく濯いで完成。
ようやくプリンも目立たなくなった髪。それを一つにまとめ、百均で購入したコットンパールのイヤリングを耳にすれば、何となく垢抜けて見えた。

ホームパーティーの料理だが、夫から指定された物を作り、また買って用意する。寿司やピザなどは出前だ。酒は夫が担当。ネットで大量に注文しているようだった。 正直億劫だし、初対面で大人数の接待などうまくこなせる自信が無い。
しかし、無い無い言っていてもどうしようも無い。これだって妻の仕事。出来る範囲でのおもてなしをするしかないのだ。




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年賀状、断捨離する程来なかった

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年賀状。
とうとう情けないことに、子の枚数が私へ来た年賀状の枚数を超えた。それはそれで喜ばしいことなのかもしれないけれど、それでも母としてのメンツ丸つぶれだ。
元旦早々、ポストに意気揚々と年賀状を取りに出た子。
こたつで仕分けを始めたのだ。
勿論、ダントツで夫の枚数が多い。


「ママの、少ないね。これだけだったよ。」


子に悪気は無いのだろうが、少々傷付いた。今年は例年くれる友達も喪中だったりしたこともあり、いつもより更に少なかったのだ。
そして、その両手で余る枚数の年賀状の中に、今すぐ電話を掛け遊ぶ約束など出来る者がいるわけもなく、年明け早々空しくなった。
我が夫ながら、外面の良い彼の分厚い束を見ていると、なんだかんだ言って人徳がある彼の方が私の何倍以上も人間力があるのだろう。



ー年賀状なんて、面倒だから出さないし要らない。断捨離してるし。


なんて、恰好付けたところで、そもそも初めから断捨離する程の枚数が無い私なのだ。




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2017

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2017年の幕開け。
体調はまだ万全ではなかったが、なんとか大晦日~元旦の準備も間に合い、夫も子も満足させることが出来たように思う。
折り紙で、箸袋を子と作ったり、またポチ袋を作ったりの余裕まであったのだから上出来だ。
しかし、お節を用意するのに激安スーパーで細々した物を買うことが、今回の体調不良で出来なかったことでだいぶ費用が掛かってしまった。 去年の倍も掛かってしまった。かまぼこも、いつもだったら1本150円くらいの時に買っておいてチルド室にしのばせておくのだが、それも手遅れ。 1本500円以上もするかまぼこがスーパーの中でも一番安いものだったのでしぶしぶそれを購入することになった。
それでも、家族が喜んでくれたのだから良しとしよう。
しかし、お節が喜ばれるのは元旦の朝のみ。そして、結局夫はローストビーフや高いハムや栗きんとん、それにだて巻きに手を付けたらおしまい。子も同じく。 その他の地味なメニューは、私が何日も掛けて消費することになるのだ。

昨日は夫の実家にも久しぶりに出向いた。正直疲れた。具合の悪いこともあったが、それはまた時間の出来た時に書き記そうと思う。




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