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ブログを振り返る

今年も、もう終わる。
このブログの投稿数を見て、ぞっとした。1500記事以上も投稿していたらしい。
よくもまあ飽きもせずに、ネガティブなあれこれを綴り続けて来たものだ。また、こんなブログに足を運んで下さった方々には感謝の思いしかない。

毎日、生きているだけで、隣の芝生が羨ましくなるものだ。
世界にひとつだけの花だとか、自分らしくだとか、頭では分かっているし、そうありたいと願っていても、自分の中の「理想」というものがあり続ける限り、満足の感情に浸り続けることなど出来ない。
満たされれば、そこでストップ。羨む感情は、何かとネガティブに捉えられがちだけれど、それをばねに出来た時、成長というポジティブにいくらでも転換出来る。
上を見て、下を見る。比較する。妬み羨む。時々、自分は幸せなのだと思い知る。

人間だから、ドロドロしている。渦巻く汚い感情を持ってしまう自分を受け入れる。気まぐれに正義ぶってみたり清らかになってみたりもする。
年が変わっても、私はこうなりたい自分に近づく為に、空回りながらももがき続けるのだろう。他人から見たら、一向に成長が無い年ばかり食っているおばさんだろうけれど、もがくことは人生を諦めていないこと、そう自負している。




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***これから迎える年が、皆様にとって、健やかで実り多きものでありますよう、心よりお祈りしています***




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日程調整

実家へ、正月訪問はいつが良いかとお伺いの電話を掛けた。
実母は、まだ旅行の件で腹の虫がおさまっていないらしく、つっけんどんな物言い。


「別に、来てくれなくたって構わないわよ。こっちは3人で気楽にやるから。」


言い方ってもんがある。わざわざ人を不快にさせるような物言いをする母に、苛立ちが募る。
夫はというと、私の実家にノータッチ。
自分の実家に対しては、愛情深い。恐らく、もうかなりの間、私の実家と関係を絶っているが、あまり気にしていないようだ。そして、それが母の癇に障るのだ。 もっと、こちらから尻尾を振り、愛想を振りまき、しつこいくらい距離を詰めてくるのが、私達娘夫婦の立ち位置なのだと信じて疑わない。


「あっそ。じゃあ今回はパスするわ。よいお年を!」


ドライにそう返せたら、どれだけ気楽だろう。実際は、母と夫の顔色を窺いながら、日程調整に頭を悩ます私がいるのだ。




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師走の終わり

子も、クリスマスプレゼントを喜んでくれたようだ。
薄いリアクションを覚悟していただけに、私の方がプレゼントを貰ったような気分。


「可愛い!」


すぐに、これまで使っていたがま口財布から小銭や札を数枚取り出して入れ替えていた。
軽い朝食を取り、私は大掃除の続き、夫と子は義実家へと遊びに行った。
年始も会うことになっているのだが、スキーの日取りをもう一度打ち合わせるとのこと。
私の方からも、あれから何度か義実家へ電話を入れていたのだが、どこも全滅。タイミングが全く会わず、常に留守だったり忙しかったり。
そんなに皆が忙しいのなら、無理して家族旅行などしなくてもいいのにー




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ツリーを片付け、部屋は一気に通常仕様に。
大掃除が終わったら、数日分の食材買い出しへ。出遅れると、一気に食材が高くなる。
形だけでも、一応、お節を作らないとならないので、安いうちに必要な物を揃えなくては。
師走の終わりは、やはり忙しない。




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私のクリスマス

クリスマス料理は、ネットの動画サイトをあれこれ検索し、手抜きに見えない手抜きメニューを拵えた。
チキンにサラダ、それにグラタン。勿論、こっそり市販のホワイトソースを使う。クラッカーに、予め購入しておいたパテやジャム、チーズなどを塗る。
スープもレトルトのものを注ぎ、それだけだと手作り感が無いので、具を足して塩コショウを何となく入れる。空いたゴミは黒いレジ袋に入れてゴミ箱の奥に押し込んだ。
それが出来たのも、夫と子は私が料理を作る間、ケーキを取りに行くついでにとゲーセンに寄り道をしていたからだ。 パーティーは、家族だけでささやかに行われた。 私の理想とするもの。


「うまいな。」


夫は、結局自分で買いに行ったシャンパンを開けて、ご満悦だ。レトルトまがいの料理に気付かず、ガツガツと食らいついている。子も、ゲーセンで欲しいものが取れたことで上機嫌。
高学年でも、まだまだ子供なのだ。




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テレビ番組は、クリスマス特番。食事が済んだら、しばらくこたつで団欒、そして子を寝かせた。
リビングに戻り、久しぶりの夫婦水入らず。夫はだいぶ酔っていた。職場での自分の武勇伝、そして使えない上司や部下の愚痴。彼の中で、いつでも主役は自分ばかり。私や子のことなど頭に無い。
私はそれに愛想笑いをしつつ、頭の悪いホステスのように相槌を打つだけ。
私にも、何杯か酒を勧める。それに応える。しかし、まったく酔えない。頭の隅っこで、これも仕事なのだと思い込む。ちっとも酒がうまく感じないのだ。まだ子が起きていた頃の方が、料理も酒も美味しく感じた。
一方通行の面白くない会話。いくら飲んでも緊張感が抜けない。家族なのに、何なのか?
そして、早く寝て欲しいと祈る。イブの夜なのに、こう思ってしまうことに最悪感さえおぼえた。

こたつで寝そうになる夫を何とか起こし、ベッドに送り込む。一人きりになり、心底ほっとする。夫が飲み掛けのワインと普段は食べられない高級チーズや生ハムが乗った皿に、躊躇うことなく手をつける。
そうなのだ。夫が起きている時は、こういう皿に手を伸ばすことさえ憚られるのだ。
聖なる夜ー、24時を回り、イブからクリスマスに日付が変わる頃、ようやく私だけのクリスマスが幕を開けた。




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新しい財布

結局、子のプレゼントは夫と相談し、財布にすることにした。
子が今持っているものは、小さながま口財布。しかも、低学年の頃に子にねだられて買ってやった雑貨屋のもの。
夫から言われた予算は、5000円。子供にあげるクリスマスプレゼントとしては妥当なものだ。
よく行く雑貨屋やショッピングモールの財布売り場など、何度も見て回り、ようやくこれという物が見付かった。
子の好みそうなデザイン。最近では、女の子系よりモード系を好むようになった子。モノトーンで☆のスタッズが付いたもの。それが今の子の好みに合致する気がした。
クリスマスラッピングをしてもらいそれを受け取ると、一仕事終えた気がしてほっとした。
子が本当に欲しいものではない。スマホか現金ーそう言った子。なので、リアクションには覚悟がある。それでも、まだ子が義務教育のうちは、親から子へ何かしらのプレゼントをしてやりたいと思うのだ。
それは、夫も同じく。




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年末になると、仕事モードから一転、贅沢モードに切り替わる。
年末年始、ツーリングの飲み会は例の如くあるらしいが、それ以外は家にいるとのこと。若干、気が重いけれど、普段食べられない上等な肉や寿司、それにケーキにありつけることが出来るのは、やはり嬉しい。
クリスマス予算として、夫から数万円受け取った。ケーキも、この時ばかりはと夫が店を決めて予約している。どこそこのシャンパンも買いに行かなければ。
金だけくれて、後は口出しせずに任せてくれたら満点の夫なのだけれど・・・まぁ、考える手間が省けていいと思うことにする。
私は、言われた通りの買い出しをし、頭を使わず手を動かすだけ。クリスマス料理に専念するだけだ。




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クリスマス会

子ども会のクリスマス会。
引き攣り笑いをずっとし続けていたお陰で、すっかり表情筋が筋肉痛を起こしている。
子が、中途半端にDちゃんらと親しくなったことで、もう最高学年までここに所属しなくてはならなくなった。 気が重い。
クリスマス会は、皆でケーキを作り、ランチは宅配ピザとポテト。レクレーションを行い、最後はプレゼント交換の流れだった。
狭い集会所で、親子参加。ぎゅうぎゅうの座敷で、子供達の合間を縫って親も場所を陣取る。
子は、Dちゃんらの輪にうまく入り込めたようだが、私自身の居場所が無い。低学年の親が来ていない子の世話をする風を装い、なんとか孤独感を紛らわした。
素敵ママと酒井さんら、それにいつの間に転校生ママはすっかりあちらの住人。さん付けだけれど、下の名前で呼ばれていたのだ。
毎度のことだが、そしてもう慣れていたつもりだが、やはりショックだ。自分という人間力の無さを実感する。


「ねえ、これどういう意味?」


ビンゴ大会になり、私の隣に座っている男の子がルールを聞いて来た。ちょっと変わったビンゴだったので、低学年には難しかったようだ。


「おばさんと一緒にやろう。」


知恵を絞って、男の子にアドバイスしながら枠を消していく。リーチが掛かり、なんと一番。ビンゴだった。
3位まで商品が貰え、その子になんと文房具セットと図書券が当たった。


「おばさん、ありがとう!」




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今日来た甲斐があったものだ。自分が出席したことが、こういうところで役に立ち、少しだが前向きになれた。
プログラムの最後は、プレゼント交換。音楽が止まったところでそれを受け取る。予算は500円。
皆、自分の手元に届いたプレゼントを開け、きゃあきゃあ盛り上がる。
我が子が受け取ったものが気になり、そちらを見るが、嬉しくない表情ですぐに物を包みに隠してしまった。
自宅に戻ってから見せて貰ったのだが、それはどうみても500円の代物ではない。粗品レベルの使用感?が見られるおばさん臭い花模様のハンカチだったのだ。使用感ーというのは、要するに四隅がぴったり合っていないし角が変に伸びている。アイロンを掛けただけという。商品シールも何も貼られていなかった。
ラッピングも微妙で、包んで貰ったものというより、家にある適当なショッパーに入れてマステで留めただけ。しかし、誰から回って来たのかも分からないし、ただ残念だったねと言うより他無かった。
しかし、それを皆に見せて回らなかった子を褒めてやりたい。腹が立ち、友達にそれを見せ、誰がこれを持って来たのかー?子供によってはそのような行動に出る子もいるかもしれない。
すぐに隠して、何でもない風を装った子の行動は、ある意味賢明だった。




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面談終了

今回も、形だけの個人面談が終了した。
きっかり15分。
担任の表情は笑顔が作られているが、まるで能面のようだ。何というか、目が笑っていない。
数枚のプリントを渡され、さらっと子の学校での様子ーとはっても、特に目立ったことはない。楽しそうに過ごしているとだけ。


「友達関係は、うまくいっているのでしょうか!?」


つい、一番気がかりだったことが口に出てしまった。
担任は、少し戸惑いつつも、再び能面笑顔に戻りこう言った。




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「高学年は、成長の過程で人間関係も複雑になります。みんな友達という訳にもいかないし、特に女子生徒は難しいです。表面上は仲良くしていても、そうでないことも多々あります。 しかしそういった経験が、今後生きてきます。なのでー・・、私達大人は、見守るしかありません。」


オブラートに包み、一般論を返されただけだった。どうして欲しい訳ではない、ただ子の様子を知りたかっただけなのに。
結局、もやもやしただけだった。
勉強面や生活面については、可もなく不可もなく。つまり、「普通」ということ。だが、友達関係において「普通」という答えは、とうとう担任の口から聞くことは出来なかった。




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フリーDay

朝から夫は機嫌が悪かった。
面倒な会議が数件入っているらしく、その愚痴をたらたら垂らす。 そして、


「今日は、何かあるの?」


突然、私の予定を聞く。そして、そういう時に限ってフリーDayなのだ。ついこの間まで、PTAや子ども会の仕事に翻弄されていたというのにー
答えに詰まっていると、何を言うでもなく、嘲笑に似た感じの悪い笑みを浮かべ、珈琲を啜った。


ー嫌な感じ。




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夫と子が出掛けて行き、一人、こたつに潜り込む。こたつを出してからというもの、ソファーをめっきり使うことは無い。
しかし、それは夫がいない間だ。
夫が在宅する時は、なんとなく家仕事をしていないと落ち着かず、また夫がこたつを陣取る中、顔を突き合わせてそこに入ることなど、苦痛でしかない。
もうすぐ年末年始。夫も短いが、冬休みだ。それまでは、毎晩忘年会のラストスパート。
有難いことに、忘年会だと予め日程も決定しており、機嫌の良い時にそのスケジュールを聞き出していたお陰で、その日程の夕飯は手抜きが出来る。
ちなみに、今夜もそうなので気楽。
残すところ、嫌な予定は個人面談。これさえ終われば、冬休みだ。




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  • 2018/12/21

授業参観

2学期最後の授業参観が終わった。
ただただ疲れた。

早目に到着してしまい、廊下に佇む。既に、いくつかの群れが出来ており、毎度のことだが息苦しさをおぼえる。
授業が始まれば、皆、教室に入り静かになるー勿論、廊下でお喋りをし続けている迷惑甚だしい母親らは別だがー。

算数の授業。
割合、百分率についてひととおり教師が説明した後、例題に入る。
少しの時間を与えた後、挙手を促す。子は、私を含めて親の存在が気になるらしく、てんで集中出来ていないようだ。
そんな中、颯爽と挙手する生徒が数人。そして、黒板にサラサラと自分なりの解答方法を板書するのだ。
指された生徒3名は、いかにも賢そうな子達だった。恐らく塾通いしているのだろう。教師も、教科書外の解き方をメモしていた。
先生に媚を売るのがうまそうな、ずる賢そうな女の子が、得意気に自分の解いた方法を説明する。
その子は、子の仲良しグループの一人、M希ちゃんだった。
先日遊びに来てから、ようやく子の仲良しグループの顔と名前が一致した。最初は、R花ちゃんとS奈ちゃんの区別が付かずだったが、今ではそれぞれのキャラクターも明確になった。




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S奈ちゃんがグループのボス。どこか、すかした生意気な感じ。
M希ちゃんは、優等生のお洒落番長的存在。ぶりっこな感じだが要領も良さそうだ。
R花ちゃんが、一番おっとりしており、だがどこか流されそうな意思の弱さを感じる。だが、子の話では運動神経がずば抜けて良いらしく、それだけで花形グループの仲間入りだ。 子は、そんな彼女達の後ろに、ちょろちょろ必死で付いていく感じだったが、それも今では危うそうだ。
教室を見渡せば、地味で大人し目だけれど、優しそうな雰囲気の女子も何人かいた。あぁいう子達と仲良くなればいいのに・・子には言えないが、ついついそう思ってしまう。

授業は、ほぼ塾通いの生徒と先生とのやり取りで終わり、他の子はついていけているのかも微妙なところだった。
参観日だが、私のように、子の活躍を見ることなく終わる親は、一体どのような心持ちでこの時間を過ごしているのだろう。
皆が活躍出来るーそんな授業を教師に求めること自体、モンペの始まりなのだろうか。




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クリスマスプレゼント

クリスマスのプレゼント、子は、「スマホが欲しい」と言っている。
やはり、友達が持っているからなのだろうか?
それにしても、その友達の輪にしっかり入れてはいないことを、先日の休日に知ったこともあり、もやもやは残る。
一応、子が入っているS奈ちゃん達は、今の言葉で言うリア充グループ、カーストで例えるのなら上位グループのようだ。
まだ5年生なのに、男女グループ交際のようなことをしているのだ。
正直、まだまだ精神年齢が幼く思える子に、そのグループ入りは背伸びでしかないような気がする。
もっと、クラスに気の合う子がいるのではないか?とさえ思う。しかし、子の人間関係にあれこれ介入するのは、子の方から相談して来た時ーそう思う母心もある。




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夫に、プレゼントのことをそれとなく伝えると、即却下。


「まだ中学生でもないのに、早過ぎるだろう。」


最近では、DSさえしなくなった。あれは、友達同士で遊ぶから楽しいものなのだろう。男子ならともなく、コイバナで盛り上がる女子グループに、DSは子供騙しの遊び道具に他ならないのかもしれない。


「スマホ以外で、何かないの?」


「うーん、別に。スマホが無理なら、お金が欲しい。」


プリキュアの長靴お菓子が欲しいと目をキラキラさせていた頃が、懐かしい。




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今日の写真






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今日の写真








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お呼びでない

休日だというのに、嫌な目にあった。
子と買い物へ出かける際のエントランスで、素敵ママにEちゃんママ、それに見たことの無いママと、最悪なことにスネ夫ママに遭遇したのだ。


「あら、こんにちは。」


素敵ママが、曇りの無い笑顔で私達に挨拶をする。


「こんにちは・・」


「こんにちは・・」


親子揃って、声が一際小さくなる。そのまま、彼女らはぞろぞろとエレベーターへと消えて行った。休日に、素敵ママの家で何をするのだろう?
スネ夫ママ。彼女の自宅にお邪魔する程の仲になっていたことに驚いた。私の知らないところで、色々な繋がりがある。
そして、その繋がりから自分は排除されていることが、虚しかった。
気を取り直し、商店街へ。昼時だったので、たまにはーと子と二人でマックへ入った。


「OOちゃん!」




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声のする方を振り向くと、子の友達ーS奈ちゃんら。子どもだけでランチに来たのだろうか?
子は、一瞬狼狽えたような表情を見せた後、何でもない風を装い、


「何してるの?」


と彼女らに聞いた。


「これから皆でカラオケに行くんだ。」


ー子は、誘われてないのか・・


私の方が、気分が沈んだ。


「OOも、行こうか?」


突然、子が彼女らに尋ねた。突飛な行動に出た子。しかも、若干上からの申し出に、私の方が焦ってしまった。普通に、一緒してもいい?と何故聞かなかったのだろう・・
S奈ちゃん達は、少しの間を置いた後、皆で目くばせしてから、


「ううん、大丈夫~またね!」


そう言い残し、食べ終わったトレイを片付けて外に出てしまった。外では、数人の男子もいた。どうやら、男女グループで遊んでいたらしい。
子は、外の様子を羨まし気に見ていた。なんだか、私がランチの相手で申し訳ないような気になる。
親子揃って、冴えない休日を過ごした気がした。




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愛情

我が家のバルコニーからは、団地通りが見降ろせる。
エントランスから続くちょっとした広場も見える為、園児持ちの母親集団が立ち話するところもしばしば見掛ける。
その輪の中に知人を見掛けると、胸がざわついたものだが、今はもう知らぬ顔ばかりで何とも思わなくなりつつあった。

洗濯物を取り込む為、バルコニーに出ると、子供達の下校時間。
5年生の集団が見えたー男子達に続き、女子達。
AちゃんやDちゃんらの群れ。そして、その10メートル後ろに子が歩いていた。
相変わらず、盛り上がるAちゃん達。手を叩き、大笑いしている。子も、あのようなノリについていけないからうまく馴染めないのだろうか?
子ども会で、てっきり彼女達と距離が縮まったと安堵していたが、果たして本当のところはどうなのだろう。
Aちゃんらが、足元に何かを見付けたようで、それを拾い上げ、皆立ち止まる。
子は、集団に追いついてしまったーが、声を掛けるでもなく、また彼女達から声を掛けられるでもない。
そして、子と横並びに皆が歩く。子は、何となく輪に近づく。Aちゃんが拾い上げた何かを覗き込もうとするが、誰も子の存在にリアクションしない。
子は、諦めたのか、歩く速度を速めた。振り返らずに。胸の奥がズキンと痛む。見たくないものを見てしまった。それは、まるで私そのものだったからだ。




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せめてーと、子の好きな、きなこ餅を大急ぎで作る。
子が帰宅し、ランドセルを置き、手洗いうがいをしてリビングに入って来たところで、暖かいお茶とそれを出した。


「あ。きなこ餅!」


暗い表情だった子だが、テーブルの上のそれを見て、ぱっと表情を明るくした。
きっと、触れられたくないことだ。学校、友達のことは今は忘れ、子が好きなテレビ番組の話を持ち掛ける。
私は、正直言うと興味も無い番組だが、ネットで下調べした裏情報を子に伝える。嬉しそうに子はそれに答える。
反抗期もある子だが、嫌なことがあった時、親の存在は唯一無二なのかもしれない。




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タイミング難

義家族とのスキー旅行の日程に、子の行事が丸被りだということが判明した。
夫に相談すると、私から義母か義姉に伝え日程調整するように言われ、憂鬱だ。
ただでさえ、電話は苦痛。しかも、こちらから掛けることに慣れていない。長女よりまだ次女の方が取っ付きやすいので、勇気を出して掛けてみるもコールが鳴るだけで出る気配は無い。
意を決し、義母に電話してみたところ、2コール目で出た。
しかし、これから友人と映画に行くとかで、また今度にしてくれと電話を切られてしまった。
仕方なく、長女に掛けると、苛々した雰囲気で受話器を取り、私だと分かると「今忙しいから後でにして下さい。」と断られた。
すっかり、意気消沈。
私だけがスキー旅行に張り切っているようではないか。むしろ、その逆なのに・・・
また後でーの電話のタイミングが、難しい。




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普通に振る舞えない

冬休みまであと少し。しかし、まだ行事がいくつか残っている。
授業参観と個人面談だ。
この学校だけなのか、やたらと参観日が多い気がする。任意のものも多いけれど、何の予定もないのに自宅でぼんやり過ごすには、罪悪感が募る。
私が行こうがどうしようが、誰も気にする訳じゃないと分かっていても、何か収穫があるのでは?とほぼその期待は裏切られることになるのだが、それでも一縷の望みを掛けて参加するのは性分だ。
憂鬱なことはあるけれど、その分嬉しいことも一つ。
例のPTAの忘年会は、飲み会に決定になったのだ。これで大手を振って「欠席」扱いになった。
スネ夫ママにさえ、今は感謝の気持ちで一杯だ。彼女がランチに1票入れていたら、このような結果にならなかった。




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と、同時に、こんなことで気分が晴れるだなんて、自分のコミュ障ぶりに呆れ返るところもある。近所のコンビニに、夫から頼まれた振込をしに行ったのだが、お隣さんに遭遇した。
入口に入り、すぐに彼女が目に入り、そして視線も合った気がした。なので、笑顔で会釈したのだが、スルーされた。こちらをチラっと見て、すぐにレジに顔を戻したお隣さんに、何とも言えない気持ちになった。
なので、こちらも取り繕う為に入口からすぐ曲がり、しばらく買いもしない飲み物コーナーでウロウロして時間を潰したのだ。今思い返せば、マスクをしていた。声を出さず、会釈しかしなかった。気付かれなかった要素は多々あるのだが、それでも無視されたとネガティブ思考に陥ってしまう。
普通に振る舞うこと、それが、私にとっては難しい。




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〆切からの束縛

PTA忘年会の投票が、昨夜〆切だった。
匿名ではない、誰がどの箇所に投票ボタンを押したか分かる。
夜の飲み会と来れば、夫が毎晩遅いこと、休日出勤もザラなことを理由に、堂々と「欠席」ボタンを押せたのだが、厄介なことに「ランチ」という選択肢もあった。
なので、私はそのいくつかに投票したのだ。1票でも良かったのだが、無難に2票押した。
票は、適度にばらけた。しかし、この時期ということで皆忙しいのだろうか?きっと夜の飲み会に流れるだろうと高を括っていた私の思惑に反して、ランチが優勢。
ランチの日程もいくつか選択肢があるのだが、私が投票した2票のうちの1票が、週末飲みと競り合っていた。
そして、同票のまま、〆切となったのだった。




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ほぼ皆が両日に投票していたのだが、一匹ママとスネ夫ママは週末飲み、私と柔らかママはランチの方に入れており、どこかほっとしていた。
最悪、ランチになってもスネ夫ママはいない。一番は、このまま週末飲みになり、自然な形で欠席の形を取れたら良いのだが。
何度も何度もラインをチェックするが、〆切後、沈黙を守るトーク画面に苛々が募る。
昨夜〆切だったので致し方が無いけれど、早く結果を知り、不安を取り除きたいのだ。
今日は、雨。特に予定も無い穏やかな平日。こんなことで心を乱されたくはない。




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機嫌の取り方

子ども会のランチ、子はそれなりに楽しんだようでほっとした。
どうやら、子供達と大人は、部屋を分けて過ごしたらしい。


ランチだけではなく、カラオケー


それだけで、ハードルが上がる。
それは、親しい間柄であってもだ。自分の歌声を他人に聞かせること、そもそも自分の声を客観的に聞いて、好きな声ではない。
夫の前でも歌うことなどないし、両親の前でも、物心付いた頃から自分の声をメロディに乗せることなど皆無だった。
素敵ママや酒井さんらは、カラオケで盛り上がれる関係性なのだろう。その時点で、やはり私とはまったく別世界の人種だ。


「ママって、他のママと遊んだりしないの?」




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前触れなく、突然子にそう聞かれて戸惑う。しかし、思春期に差し掛かる子に取り繕ったところで、心の中まで見透かされて信用を失うだけだ。


「そうだね、あんまりないね。ママは、一人が楽だから。」


だが、つい恰好付けてしまった。
半分は本当、そして半分は強がり。一人は楽だが、一人が好きな訳ではない。
本当は、気の合う仲間が欲しいし、こんな自分をさらけ出すのは無理でも少しだけ本音を言える、そんな人が一人でもいたらと思う。
結局は、無いものねだりなのだ。
もし、私が未婚なら、結婚相手を欲していただろう。子どもに恵まれなかったら、またそれを欲し、それが叶えば、ママ友だとか物分かりのいい親戚、それに優しい夫や素直な子ども。 自由に使える金。数え出したらキリが無い。
足りない物を数えるのではなく、今ある物を大事にする。自分の機嫌を自分で取る、そうやって生きていくしかないのだ。




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林間学校

先月末ー
子の林間学校があり、その写真が出来上がった。
学校の昇降口に、写真が展示されているというので、観に行った。

前日には、夫の体調不良が私にうつり、当日朝は、見送りに行けなかった罪悪感。
その罪悪感は、行かなくて済んだーという邪な気持ちからのものだ。朝っぱらから、ママ集団の中に入っていかねばならない憂鬱ー、くだらないが、私にとっては重圧なのだ。

学校前に大型バスが停まる。殆どの親は、見送りに来るのだ。私も、体調を崩す前は、気が重いながらも行くつもりだった。
結局のところ、見送りもお迎えも出来なかったけれど。

大きなボストンバッグを抱えた子を、せめてもの気持ちでエントランスまで見送った。
子は一度だけ振り返り、少し不安そうな顔を見せたけれど、そのまま重たい荷物にフラフラしつつ、歩き、角を曲がって見えなくなった。
家に戻ろうとエレベーターへ向かうと、素敵ママと息子、そして下の子に出くわした。


「おはよう。あれ?見送らないの?」


「うん、ちょっと気分悪くて。」


「もう行っちゃった?車で学校まで送って行くから、良かったら一緒に乗せてこうか?」


有難い言葉。しかし、子の姿はもう見えなくなっていたし、素直にその親切を受け入れる気持ちになれなかった。また、彼女に借りを作るのも嫌だった。
イントラ資格を取ったばかりの彼女の勧誘を、断れなくなる。親切も、集客目当てのように感じてしまうのだ。
礼だけ言い、別れた。大型の車を運転する彼女は、フットワークが軽い。彼女の子供達は、幸せだなーそう思った。




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子の林間学校と自分の体調不良が重なったのは、運が良かった。
子が留守なだけで、家事は半減する。
夫は面倒だけれど、仕事に出ている間は自由だ。しかも、また繁忙期に入ったので、毎晩遅い。
飲み会、万歳だった。

予め、配布されていた林間学校の日程タイムスケジュールを度々取り出し、今頃何をしているのか?
熱に浮かされながらも、思い浮かべた。


ー今頃、散策をしているのだろうか。

ーカレー、うまく作れたかな。


実際、昇降口に展示されている写真を見て、楽し気な表情の子に安堵する。
案外、楽しそうにしていたし、仲良しグループの一人と同じ部屋だったようで、皆と楽しそうに撮った写真も何枚かあり、嬉しかった。
送り迎えが出来ず、一人歩いて帰宅した子が、重い荷物を持ちぐったりとしていたので、何か嫌なことがあったのかもしれないと心配だったのだ。
帰宅後は、子も体調を崩して早退したりとバタバタしていたので、思い出話をゆっくり聞く暇も無かった。なので、写真でその全容を知ることが出来て良かった。
来年は、修学旅行。
時の流れの速さを感じる。




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後味悪いコーヒー

土曜日ー
出勤の夫を送り出した後、子が起きて来た。


「ママは行かないの?」


子ども会の手伝い、ドタキャンすることになったことを、子には伝えていなかった。
不幸中の幸いで、会長からメールの返信。子だけでも、ランチには出席可能とのこと。


「ママは、病院行かないとならなくなったから、OOだけで行って来て。」


咄嗟に、嘘が出た。実際、持病の通院は来週だ。


「え、私一人で行くの?」




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不安気な顔を見せる。これに弱い。一気に罪悪感が押し寄せる。本当に予定と重なっているのならまだしも、ただランチが嫌だという理由で子を一人にさせてしまう。
だが、結局のところ、子はAちゃんらと楽しくやるだろう。私がいたところで、状況は変わらない。



「ごめんね、カラオケ、楽しんでね。」


ーごめんね、こんな母親で・・・


心の中で、つぶやく。明るく社交的な母親だったら、子の友達関係も、もっともっとスムーズだったに違いない。
そもそもの性格もあるだろうけれど、やはり環境は大事だ。だが、無理をし過ぎると自分がダメになる。
学校関連の集まりがある度に、一杯やって気持ちを落ち着けたり、腹を下したり、まためまいや動悸が止まらないこと。最近ではそれが徐々にエスカレートしている気がした。 最低限のことが出来なくなる前に、セーブすることも必要なのだと、自分に言い聞かせる。

子に、荷物を持たせ、玄関で背中を押す。
一人になったリビングで、二回目の洗濯もそのままにソファーに座り、コーヒーを口にする。
苦い酸味が口中に広がり、後味が悪かった。




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涙の能面

色々なブログを見ていると、それこそ、人格者に出会うことがある。
それは、別に著名人でも何でもなく、単に、普通の私と同じ子持ち専業主婦だったりするのだが、必ず最後に、読者に向かって優しい一言。
たまに、ユーモア。そして、当たり障りのない毒と気付き。
薄っぺらい、キラキラした自己主張はそこになく、筋の通った、思いやり溢れる温かな文章。
こんな人が、身近にいたらー私のような人間にも公平に接してくれるだろうか?
部屋のインテリアも素敵で、たまにうつる彼女の私服もお洒落で、子供達のことや夫のこと、飼っているペットのこと、ご近所やママ友らのこと。
小さな世界だけれど、その日常に起こる、そのひとつひとつの物語が、読後に爽やかで前向きになれる魔法が掛かっているかのようだ。

しかし、私の腹は真っ黒だから、こんな素敵な彼女に対して、どこか信用出来ないところがある。
たかがブログ、されどブログ。上辺ではない、もっとドロドロした汚い気持ちだとか、そういうものをまったく感じさせない彼女に、「で、本当のところはどうなの?」と聞いてみたいところがある。
そしてある日、まるで、私の気持ちを見透かすかのように、彼女はカミングアウトをした。




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ーそうか、そう来たか。


彼女の「黒い過去」を知り、親近感がわくと同時に、一気に興味が失せた。そして、そのブログは読まなくなった。
一体、私は何を期待していたのか?うまく言葉に出来ないけれど、言い方は悪いけれど、化けの皮を剥がしたくなっていたのだ。
そしていざ、自ら皮を剥がした彼女を見た時、涙を流した能面がそこにあった。そして、出来ればその姿を晒さず、淡々と温かな文章を発信し続けていて欲しかった。


なぜ、こんな風に思えるのだろう?

なぜ、こんなにも暖かいのだろう?


その謎は、読み手に想像力を働かせ、そして希望を持たせるのだ。
壮絶な過去がそれまでの経験値を高め、そして「今」を創り上げるものなのだが、それを公表され知ったことで、常にそのことが頭にチラつき、彼女の言葉が心に刺さらなくなってしまった。
不幸からの幸福は、努力の賜物。それは分かるが、その不幸を見せないのが、真の人格者なのだと思う。




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LINE投票ボタン

子ども会の次は、PTA。年末だというのに、また悩みが一つ増える。
PTAの忘年会の知らせが、グループラインに流れて来た。
覚悟はしていたけれど、気が進まない。というか、重い。
参加か不参加か、候補の日程に投票する形。
不参加という項目もある。

先日の打ち上げは、不参加だった。一匹ママと共にだ。
あれはあれで微妙だったが、一人ではないことで、もやもや感を何とか打ち消した。




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しかし、今回、意外なことに、一匹ママは参加するらしい。投票ボタンは、誰がそれを押したのか分かる形だ。匿名措置を取っていない。
不参加の項目は、今のところゼロ。この項目が1になれば、かなり目立つ。
その他の日程は、次々に投票人数が増えて行く。私は、まだそれらのどの項目にもチェック出来ていない。
誰かー不参加にチェックを入れてはくれないだろうか?

ウキウキしたスタンプを押す、スネ夫ママやその他仲間達のテンションに、まったくついていけない。
投票ボタンを作成した、スネ夫ママ。誰がどの項目に投票したのか分かる形にしたことは、彼女の悪意なのか?
そう捉える私が、ネガティブ過ぎるのだろうか?




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意気地なしの母

週末、子ども会絡みの手伝いがある。
高学年と+その親で、クリスマス会の準備だ。 主に、飾り作りやゲームなど、レクレーションの取り決め。
最近、平日の手伝いについては、2回に1回参加すれば良い方。PTAの役員仕事でどっかり疲れ果て、そちらにまで気が回らない。
そして、ようやく今学期のPTA活動が落ち着いたところに、面倒な話が舞い込んだ。
Aちゃんママが、準備の後に、親子ランチを企画した。しかも、場所はカラオケ。その時点で、ただでさえ気が重い予定が更に重くなった。
子は、今更だけれど、最近になってようやくAちゃんらと子ども会の時限定で仲良くなった。
登下校や放課後は、相変わらずだけれど、委員会か何かでAちゃんと絡む機会が増えたことで、ぐっと距離が近くなったようだ。
子が、子ども会の中で活き活きとし始めることは喜ばしいが、何だか置いてきぼりをくらった気分だ。
私だけが、あの母親連中の輪に入れない。
しかも、一番好意的だった素敵ママとは、もう疎遠だ。

準備自体は、午前中の2時間程度我慢すれば終わると思い、出席メールを出していた。親子ランチの流れになれば、15時頃まで拘束されることになるだろう。
夫は仕事。
なので、もし欠席したとしても、干渉されることはないだろう。




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自分に言い訳をする。


ーPTAで頑張ったんだから


ー私ひとりくらい欠席したところで、何も言われないだろう


しかし、子だけが出席したとして、ランチはどうなるのだろう。不安がよぎる。子だけがランチに参加出来るのだろうか?
それとも、作業が終わり次第、親がいない子は家に帰されるのだろうか?それが、我が子一人だったとしたら・・
折角、Aちゃんらの輪に、子ども会限定だとしても入れることになった子のチャンスをみすみす奪う気もした。

だけど、もうこれ以上頑張れなかった。子の為と、PTAや子ども会の仕事を私なりにやって来たつもりだが、なんだか電池切れだ。
子のことも大事だけれど、そのことで憂鬱になり過ぎ、夕飯の準備も手が付かない程になっている時点で、そこまでして頑張らなくてはならないものなのか?と自問自答する。お付き合いのランチまで、頑張る必要などー・・・私の中で、答えは決まった。どうにでもなれーと会長宛てに、欠席するメールを出した。
一応、金は払うので、子だけのランチは可能かどうか?の追伸も入れて。

まだ、返信は来ない。
意気地なしの母親。でも、今は自分を優先させたかった。




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皆、女優

エントランスに引っ越し業者のトラック。
賃貸団地ー、辞令の出る3月だけではない、年中頻繁に出たり入ったりで住人は変わる。
それにしても、最近になりぱったり子と同世代家族の新入りは無くなった。ママ友に関しては、もう諦めている。それでも、ふらっと顔を合わせば気軽に立ち話ーそんな関係性を持てる人に出会いたい、そう思う。 団地のお婆さんとも、めっきり会わなくなった。心配になり、住まいと思われるバルコニーを覗いたりするのだが、数少ない洗濯物や布団などが干してあり、生活はしているのだと安心する。 だからといって、ピンポンする勇気は無い。
お裾分けだとかなんとか理由を付けて、一歩踏む込む勇気ーそれが無いから、私は人とうまく関係を築けないのだろうか?
後から入って来た住人ー、酒井さんや転入生ママとの違いは何なのか?
私と同じ様に、ネット上ではコミュ障ママが多く見られるけれど、リアルでそれが見られないのは何故だろう?皆、必死に、無難なママを演じているのだろうか。




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服探し、迷走中

ユニクロの感謝祭は、夫や子の体調不良に重なり、参戦出来ずに終わった。
今週末は、1月の寒さだと天気予報で言われているので、すぐにアウターを買いに行かなければならず、放課後、子を連れて近くのモールへ出掛けた。
子の身長は、5年生女子のど真ん中平均値だろうか。あと少し身長が伸びれば、ティーン向けのプチプラ店に入れる。
モール内にその手の店があり、セール時期だとトップスが500円で売られていたりして、年甲斐も無く私も購入する時がある。
シンプルなものを選べば、おばさんでも着用出来る。ユニクロより安いことも多いその店は、子がもう少し大きくなれば御用達となるだろう。
マネキンを指し、


「あのダウン、可愛い。」




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例のティーン向けのプチプラ店に入って行った。子は、すっかりそのラベンダー色のアウターに一目惚れしたようだった。
さりげなく値札を見ると、3000円ちょっと。ユニクロと変わらない。しかし、どことなくお洒落というか今風だ。襟ぐりが大きく取られており、丈が短いのも若々しい。
サイズ展開を見ると、S・M・Lの3サイズ。一番小さいSを試着させた。
しかし、袖丈が長過ぎて、やはり子にはまだ無理なサイズだった。150㎝は無いと、厳しいだろう。子も、がっくりと肩を落とす。


「袖が長くて邪魔。」


大き目を買って、来年、再来年着せるのも一つかと思ったが、子は諦めたようにハンガーにそれを戻した。
結局、モール内スーパーの子供服売り場でアウターは購入することになった。子が求めている、少し背伸びしたお洒落アウターとは程遠く、裏地がハートだったり表にフリルが付いていたが、しかしそれが一番安かったので勧める。


「ぶりっこっぽいの、嫌なんだよね・・」


店内で、これならーと子が指したアウターは、セールにもなっておらず、しかも5000円以上した。先程の店なら、3000円でこれよりお洒落、親も子供も大満足なのに・・・
5年女子、一番中途半端な時期。子ども以上大人未満の服選びは、難しい。 結局、子に妥協させ、しかし防寒が大切なのだと言い聞かせ、予算内におさめることに徹するのだった。




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主婦の虚しさ

久しぶりに、早帰りの夫と夕食を共に取る。
偶然、夫の大好物、ロールキャベツの日。弱っている子にとっても、胃腸に優しいものをと思ったのだ。
食卓では、食器とカトラリーのぶつかる音が響く。会話は殆ど無い。テレビを点けたまま食べるので、夫の視線はそちらにばかり向く。
毎食、何を作ろうかあれこれ悩み、そして予算を考えながら買い出しへ行き、作り、片付けるところまでーそれが、主婦にとっての料理だ。トータルにしたら、8時間くらい掛かる時もあるのだ。 今更だが、夫が私の作った料理を、文句こそあれ褒めてくれたことが、結婚してからどれだけあったか。思い出せないことに、虚しさをおぼえた。
ノーリアクション=良くも無く悪くもないといったところか、それとも、それこそが合格点なのか?


「ねえ、おいしい?」




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可愛げのある奥さんなら、そう夫に聞くだろう。リアクションが薄ければ、頬を膨らませて少し拗ねたりして、その表情を見たら慌てて美味しいと言う夫。微笑ましいい夫婦像。私がそんなことをしたら、気持ち悪がられるし現実的ではないけれど。
毎日毎日、弁当のある日も含めて、主婦は、夫の為子供の為に飯を作る。どれだけ時間を掛けようと、家族は褒めてくれない。
一言、「美味しかった。」の言葉があるだけで、家事のモチベーションも上がるのに。
掃除や洗濯、家を整えること。報酬は無い、ショーヒしか無い、生産性の無い専業主婦は、家族から労いの言葉を求めることさえ贅沢なことなのか?
さっさと食事を済ませると、リビングソファーに寝転んでスマホを眺める夫に苛々と虚しさが募る。PMSもあるのだろう。食べ散らかした皿をシンクに運びながら、胸がキュッと苦しくなった。
言葉にならない憂鬱なモヤモヤを、ため息にして吐き出した。


「ママ、具合悪いの?」


子が、心配そうに声を掛けてくれた。少し、それが救われた。




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  • 2018/12/01
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