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失敗

ネットで買った商品が届いた。
大きな段ボールを開けると、圧縮されたダウンにバッグ。ダウンは、買って正解。
その色合いも、ボリュームも、セールで買って大いに得した。まだ寒い日は続くので、早速着ることにしよう。
そして、バッグ。スネ夫ママの持っているバッグと色が同じだと思い出しただけで、テンションも下がっていたそれは、実際目にすると、鮮やか過ぎるグリーン。
ちょっと派手ー、しかし、春になればその大胆とも思えるカラーも、逆に差し色になっていいかもしれない。そう思い直し、袋に入っているそれを開けた。


ー臭い。




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ただただ臭い。その匂いは、革特有のそれとは違い、かなりの獣臭。すぐに消臭スプレーを掛けた。
だが、まだ臭い。続いて、外干しした。半日干したので、取り入れる頃には外気の冷たい匂いがついており、ようやく取れたかと安心した。
しかしまた、暖かい部屋に少しの間入れておくと、元通りの獣臭。その後、香水を掛けたら最悪なことになった。香水のドギツイ香りに加えて、獣の臭いが混ざり合い、それはもう異臭としか言えない。
返品出来るだろうか?だが、香水を掛けてしまった。常識的に、無理だ。
定価で購入したこのバッグ、失敗した。ネットショッピングは便利だが、一長一短がある。




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またひとり、おめでた

夫の知人から、大量のりんごが届いた。ダンボールひと箱ぎっしりのそれは、一つ齧ると瑞々しい新鮮さを伴う甘さ。 ふと、こんなに食べきれないと思う。こんな時、人はお裾分けをするのだろう。
お隣さんや酒井さん、素敵ママなどのご近所、委員長や柔らかママなどのPTA仲間。
子を通しての、ママ知り合い。だが、いずれも「知人」でそれ以上でもそれ以下でもない。お裾分けをする程、距離が近い訳でもない。
それを証拠に、そういった類の渡されもの自体、私自身、受けたことが無いからだ。

届いてすぐの頃は、食事の度にデザート代わりにりんごを出した。だが、次第に夫も子も飽きて、手を付けなくなって来た。
リンゴサラダにしてみたが、不評。夫いわく、サラダが甘いのはおかしいとのことだ。

パイシートを買い、アップルパイも自作してみた。だが、りんごに余程飽きたのか、おやつに出したら喜ぶだろうと思っていた子は、浮かない表情。


「またりんご?」


折角、手間暇掛けて作っても、こんなリアクションなら、ただ切っただけのりんごを出せば良かったと後悔した。
ダンボールには、まだまだ残っているりんご。意を決し、お隣にお裾分けをしようと思い立った。今更だが、仲良くなれるチャンスかもしれないー

この家の中にあるショッパーで、一番お洒落なものを選ぶ。りんごを5個入れて、マステで封をする。
だが、いざお隣のインターフォンを鳴らすと思うと、途端に緊張をする。なので、戸棚の隠しワインを、久しぶりにグビっとラッパ飲み。
ちょびちょび飲んでいる安ワインは、酸化し過ぎたのか、かなり味は落ちていた。




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頭がぽわーんとして来たところで、インターフォンを押した。こういうことは、勢いが大事。


「はーい。」


「どうも、OOです。」


少ししてから、怪訝そうな表情でお隣さんが玄関を開けた。太いターバンで額を露わにし、オールインワンにパーカーというラフな格好の彼女は、外で見掛ける時より幼く見えた。


「あの、こ、これ、貰い過ぎたのでお裾分けです。」


部屋から、騒がしい声。玄関には、女性の靴がたくさん並んでいる。幼稚園のママ友達が遊びに来ているのだろうか・・・


「嬉しいです!いただきます。」


にっこり微笑む彼女から、ふんわりといい香りが漂う。ほぼすっぴんに近い彼女。何気なく目を落とすと、膨らんだ腹に気が付く。


「もしかして、妊娠されてます?」


酔いもあり、つい口にしてしまった。


「えぇ、そうなんです。」


幸せそうに、まろやかな腹に手を当て答えるお隣さんは、恐ろしい程美しかった。すっぴんなのに、部屋着なのに、綺麗だった。


「はぁ・・」


へらへら愛想笑いを浮かべながら、心がざわつく。それは、私の体と心を途端に支配した。ふいに体中の水分が目から溢れて来そうな予感がし、


「じゃあ、これで。」


お祝いの言葉も掛けず、そそくさと自宅へ戻った。
覚悟は決めたはずだったのに、心はいつでも迷走している。




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送料無料の罠

突如、普段の節制がストレスと化して爆発する瞬間がある。
それが、昨日。
なかなか眠れず、夫の晩酌に付き合ったことでほろ酔いの中、布団にくるまり、携帯でショッピングサイトをぐるぐる回っていた。
冬物セールから春物への転換期、ネット上も通常の店同様、最後の売り尽くしセールを行っていた。
ボロボロのダウンを、今年こそは買い替えたいと思いつつ見送っていたけれど、とあるネットショップサイトのタイムセールに心奪われる。
6000円のダウンが、60%オフ。安い。これは買いだーと咄嗟に買い物かごに入れた。
そこで辞めておけばよいものを、5000円以上でないと送料が掛かる。この送料が曲者。無料にしないと損をした気分になるのだ。




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タイムセールは、日付が変わるまで。その時23時半を回っていたので、急いで購入しなければならない。
春先も使えそうなニットやバッグに目を奪われる。そして、グリーンのトートバッグに一目ぼれした。だがしかし、それはセールでもなく定価のもの。
2900円だ。買い物かごに入れると「送料無料」の表示がされた。胸がスッとし、心地の良い達成感をおぼえる。
酔いも手伝い、タイムセール残り5分前ということもあり、購入ボタンを押した。
買う予定の無かったバッグ。定価だが、手持ちのバッグはキャンバス地で薄汚れており、こちらもそろそろ買い替えたいと思っていた。
ふと、スネ夫ママの持っていたトートバッグを思い出す。ゴヤールのグリーンのバッグ。同じくグリーンを選んだのは、潜在的に彼女の持ち物を意識していたからだろうか?
少しだけ、早まったかもと後悔した。




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女の子を生きる処世術

疲れた。脱力のあまり、カレーさえ口に入らず今夜はサラダのみ。
ボウリングは、滞りなく行われたけれど、私は予想通り蚊帳の外。せめてもの救いは、子が楽しんでいたこと。
Dちゃんらと、ゲラゲラ笑いながら、ストライクを出すとハイタッチをしたりして、クラスの仲良し女子達に接するよりもずっと我が子らしい立ち振る舞いをしていたことだ。
それを見たら、自分のことなどどうでも良い気持ちになった。

レーンが一緒だったのは、Dちゃん親子と酒井さん親子。酒井さんは越して来たばかりの面影は消え、今ではこの団地ママらの中心人物。言い方は悪いが、ボスママ然としている。
ゲーム中、Dちゃんママとコソコソ親密に話しているのだから、こちらから話し掛けても「空気の読めない人」認定。
なので、割り切って、携帯漫画を読んでいた。それでも意識は常に彼女達に向いてしまう、そんな自分が嫌だった。




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ランチもきつかった。 フリースペースで、席も好きな場所。勿論、子供は子供で、大人は大人。子は、私のことなどお構いなしにDちゃんらにべったり。
私は、例の如く、角席にひっそり座る。対面は、転校生ママ。だが彼女も、もうあちら側の人間だ。
それでも時々だが、思い出したかのように、私に向かって話を持ち掛けてくれたのは有難かった。いい人なのだ。だからこそ、すんなり素敵ママらの輪に入れるのだ。
自分のプレーの時、ボールを投げた後、どんな表情で席に戻ったら良いのか分からなかった。特に、ガーターの時。
これを笑い飛ばしてくれるママ友がいたら、どんなだろう?振り返ると、気まずそうな表情のDちゃんママに、申し訳なくなる。敢えてそれに気付かない振りで、自席に戻りまた携帯。
一度、ストライクが出た。まぐれだが、この時もどんな表情をしたら良いのか分からなかった。子供達が、パラパラと拍手をしてくれたが、他の人がストライクを出した時とはリアクションがまったく違っていた。
隣のレーンで、素敵ママがストライクを出した時なんて、大喜びする素敵ママに、子供達やママ連中がハイタッチの手を差しのべていた。
私の中では、始終居心地が悪いイベントだったが、終わってしまえば参加して良かったと思える。子の様子が分かったし、また楽しそうな子の笑顔で嫌な気分も帳消しだ。
中学だって、Dちゃんらご近所さんとは付き合いが続くのだ。これからもっともっと女子の交友関係は難しくなって行く。一つのグループに固執せず、いくつも逃げ場を作っておくのが、子供の世界でもうまくやっていく処世術だ。




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親子レク当日

とうとうこの日がやって来た。子ども会のボウリング大会。朝、ゴミ出しへ出ると、同じくゴミ捨てに出たのだろう素敵ママの後ろ姿が見えた。
慌ててゴミ袋を持ったままエレベーターに戻る。
以前は、ちょっとの立ち話が楽しみでもあったのに、ついに彼女に対してまで苦手意識が芽生えてしまった。
集会所に10時半集合ー、気が重い。ボウリング場に併設されているフリースペースで、ランチもあるという。
ランチだけでも苦痛なのに、それに伴うゲーム。しかも、費用もまぁまぁ掛かる。子ども会で予め支払っている会費だけでは足りず、親子で4000円強。金を払って憂鬱でしかないイベントだが、全ては子の為。

結局私も子も、インフルに掛かるわけでもなく元気。 子にいたっては、昨夜寝る前から、今日のイベントのウキウキを隠せないようだった。
親子レクだなんて、幼稚園ぶり。あの時も、同じように皆の輪に馴染めない私はただただ苦痛で、それでも毎日の送迎を頑張っていたのだなと思うと、過去の自分に頭が下がる思いだ。




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主役は子供達。私のプレイする姿など誰も見やしない。だがしかし、素敵ママらは、きっと楽しくゲームに参加するのだろう。カラオケも盛り上がっていたらしい。それを思うと、子に対して、楽しめない母親で申し訳ない気持ちになる。子の性格形成が、やはり、自分の人付き合いの悪さによるものなのだと実感する。
時間が近づくにつれ、憂鬱さは募る。そしてまた、自分に言い聞かせる。私は、淡々とゲームをし、子供の様子をカメラにおさめ、周囲のことは気にせず行こう。
何度も何度も自分に言い聞かせる。それでも、朝からトイレに行ったり来たりで腹痛気味だ。それも不安材料である。
ゲーム中に、トイレへ何度も往復することになれば、流れを止めるし皆に迷惑だ。
そして、どの親子と同じレーンなのかも気になる。何もかも、しんどい。しんどいが、仕事だと思って頑張るしかない。

夫は今夜飲み会。それだけが救い。なので、夕飯はレトルトカレーでさぼろう。それが、頑張った自分へのご褒美だ。




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子どものスマホデビュー

「スマホ、お年玉で買う。」


子は、まだ友達とのラインを諦めていないらしい。
クラスメイトの仲良しー、S奈ちゃんらとうまくいっていないのかどうなのか?よく分からないけれど、グループの中にがっつり入っているでもない、金魚のフンの如くくっついているだけのように見える。
子以外、彼女らはスマホを持っているらしく、小5とまだ幼いのにラインやブログなど、SNSを使いこなしているのだそうだ。
そしてあの、グループデート。スマホを持たせたら、子もダークな世界に足を一歩踏み入れそうだ。それ以前に、ラインいじめのいいカモになりかねない。
親の勘ーS奈ちゃんとは距離を置いた方がいい。
他の子はともかく、彼女のグループで彼女は女王様だ。そして、子はその奴隷になりかねない。
嫌な妄想がどんどん膨らみ、


「まだ、早いよ。」


そう言うのが精一杯だった。


「なんで?自分のお金で買うんだからいいじゃん!!ママは、いっつもダメダメばっか。もういい!」




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すると、子は早目に帰宅した夫にその話を持ち掛ける。てっきりダメだと言うのだと思っていたら、


「自分のお年玉だろう?いいんじゃないの。」


まさかの快諾。子は、小躍りして喜んだ。
子が寝付いた頃、夫にビールを注ぎながら、子の交友関係などを話し、スマホを持たせる上での不安材料を洗いざらい話した。
そして、グループデートの件を打ち明けた途端、それまでの夫の表情がガラリと変わった。


「駄目だな。まだ、早過ぎる。」


子を溺愛している夫なのだ、まだまだ異性関係に興味を持つような原因を作りたくはないのだろう。
そして翌朝、夫から子に前言撤回。子はふくれっ面を見せたが、私に対してするような反抗的な台詞を夫に向けることは無かった。
親としては、子に合う友達を見付けて欲しい。地味でいい、背伸びをせず無理をせず、子供らしい遊びで盛り上がれる関係。そんな関係を築ける出会いがあるといい。




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中毒

すっかりメルカリ中毒だ。
不要なものを売る、金にする。言葉にすればただそれだけのことなのに、これまでのようにただリサイクルショップに持参していた時と比べて、充実感がある。
なぜなら、必ずそれを必要とする人に物が渡るからだ。
そして、メッセージのやり取りや値引き交渉、それが、私のように普段引きこもっているが寂しがり屋の人間からすると、程良いコミュニケーションの場になっている。
小さな店を持った、そんな錯覚に陥る。勿論、元はと言えば、夫が金を支払い得た物だから、原価は掛かっているのだけれどー
出品がうまく行くと、普段鳴らない携帯が(役員仕事は別だが)鳴る。いいねが付いただけでも鳴るのだ。
普段、他人から空気のように扱われ、家族からもなかなか感謝の言葉など得られない私が、取引が終了すると、「評価」という形で認められるのだ。
その評価が、より良くなるように、頑張る。




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レスポンスはすばやくー、買い物中に携帯が鳴れば、立ち止まってすぐに返信。家事をしていても携帯が鳴れば、手を止めてすぐに返信。
購入されたことが分かれば、すぐに梱包し、最短でコンビニへ行く。配送手続きを行い、それから相手方に届くまでマメに状況をチェック。またメッセージを送る。お礼のメッセージが返ってくる。
商品が無事に届くと、相手からまたお礼のメッセージが届き、そして互いに評価をし合う。
そうして一仕事終え、コーヒーブレイク。顔の見えない相手だけれど確実にその人の役に立てたことが嬉しく、殊更、コーヒーが美味しく感じる。

感謝されることに飢えていたのだな、と思い知る。
今では、更に感謝されたいが為に、何かおまけのような物を付けようと家の中を物色している。夫の物なので、相手は男性が多い。実用的な物が良いだろうか?
相手のニーズに合わせ、あれこれ考えることが楽しい。




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女は愛嬌

ボウリングが、嫌で嫌で仕方が無い。
つい、インフルにでも感染しないかと、いつもはマスクをして出掛けるのだが、今日はマスク無しで役員会へ出た。
口元を露わにするだけで、何だか落ち着かない。すっかり、マスク依存者だ。

任期も残すところあと少しーなのに、毎回のごとく会議室のドアを開ける瞬間が苦手。
中から、楽し気な声が聞こえると、私が入室したことでその空気が変わる。悪いことをしている訳でもないのに、バツが悪い。
中では、スネ夫ママを中心に4人のママらが団欒しており、黒板前で、委員長と一匹ママ、それに伊達メガネママが机を囲んで何やら作業の準備をしていた。


「おはようございます。」




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しかし、誰も返事をしてくれず。私の声が小さ過ぎたこともあるが、スネ夫ママらは私が教室に入った時、明らかにこちらに視線をうつした。すぐに話に戻ったけれど。
物凄く、感じ悪い。
残す小さなイベントを控え、それが終われば彼女らと顔を合わすことはない。あと少しの辛抱だーと自分を励ました。
ガラガラっとドアが開いたと同時に、


「おっはよ~!!」


元気な声で、お喋りママが入って来て、皆も、笑顔でくだけた挨拶を返す。
やはり、問題は私というキャラクターにあるのだろう。
若い頃は、外見の良さだとか頭脳明晰さだとか、また自由になる金が欲しかった。だが、今欲しいものーそれは「愛嬌」だ。
女は愛嬌、これさえあれば、人生うまくやっていけるに違いない。




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親子レク

子ども会から回覧。
今度は、親子レク。ボウリングへ行くらしい。
すぐに「不参加」が頭に浮かぶも、前回、カラオケに子だけ行かせたことに対する罪悪感を思い出す。


「来なかったの、ママだけだよ。」


そう私に告げた時の、我が子の表情が忘れられない。咎めるような、情けないような、それでいて寂しそうな・・・
今年度の役員は、何かと親を巻き込みたがる。子ども会ではなく、これでは親子会ではないか。
カラオケと同様、運動神経の鈍い私。皆の前でボールを転がす芸当など、ハードルが高過ぎて想像さえ付かない。
しかし、※に頭を悩ませる一文。


※親子ペアで競技します!!3位までは、入賞としてプレゼントがあるので、皆さん奮ってご参加下さい!


ー余計なことを・・・




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そして、案の定、子は行きたがっている。
最近、クラスの仲良しとうまくいっていないのかどうなのか?あの嫌な感じの年賀状を思うと、折角出来た子の居場所を親の都合で奪うことは躊躇われた。
子ども会の中限定だが、ようやくAちゃんやDちゃんらと楽しくやっているというのだ。
前回のカラオケの写真がポストに届いており、それはそれは楽しそうな子の様子が写っていた。よく分からない仮装?をして、タンバリンを叩いているところ。
私と同様、子は不器用だけれど、やはり同世代とはしゃいでいる時の笑顔は格別だ。
現在、学校で子はどう過ごしているのだろう?何気なく聞いても、はぐらかされるばかりで真意が分からない。
虐められたりはないと思うけれど、楽しそうではない。


「ママ、行こうよ!」


そう言われて、首を振ることなど出来ない。


ーこれは、仕事だ。


子の居場所を作る。子の笑顔を守る。小さなコミュニケーションの積み重ねが、子の将来を作る。私自身については今更だけれど、子はまだまだ伸びしろがあるのだ。 そうして、「エイヤ!」という気持ちで参加の枠にサインをし、回覧を次に回した。
それから数日経ち、正直なところは憂鬱でしかない。だが、頑張るしかない。




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節約雑誌

図書館で借りて来た節約雑誌を読む。
非常に、為になることばかり。目を通しているだけで時間はあっという間に過ぎて行く。食器のたまったシンクに、掃除機を掛けていない埃っぽい部屋。それらにプレッシャーを感じつつ、視線は紙面にどっぷりはまり、体はすっぽりとこたつから出られずにいた。




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日曜の昼下がりー、久しぶりに子と共に隣町の大きな図書館へ出掛けた。
休日なので、スネ夫ママらは働いていないーその情報を、前回のPTA会議の時に耳にしたからだ。
案の定、カウンターの司書は、知らない人だらけ。ほっと胸を撫で下ろす。
子は、青年向け文庫コーナーへ。私は、雑誌コーナーへ。
普段、殆ど借りられているか、あっても古いボロボロのバックナンバーしか見ない節約雑誌だが、タイミングが良かったのか、割と新しい号のものが何冊か貸出可能となっていた。 ウキウキしつつ、パラっと立ち読み。そして、借りることにしたのだ。
お得情報は、ネットやブログでも得ることが出来るのだが、雑誌には雑誌の良さがある。
貯まる人の共通点は、部屋が片付いていること。スッキリと無駄が無い。無駄が無いからこそ、本当に必要とする物が明確になる。
そして、料理上手。またセンスがある。プチプラの服も自分なりにアレンジするので、皆とかぶらずそれでいて高見えする。
夫の言う通り、頭を使い、貯めている。のんべんだらりと消費するだけに時間を費やしてはいないのだ。





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使うのは、金ではなく頭

先日、夫と共に観たテレビ番組で、底値を徹底的に調べる男性を見て、


「底値とか、ちゃんと調べてる?」


ふいに夫に尋ねられた。


「無駄金を使わない奴は、ただぼーっと金を使ってるわけじゃない、頭を使ってるんだ。ただ消費するだけの奴は、余程の金持ちか頭空っぽの浪費家だ。」


夫は、そのテレビ番組を観たことで、ケチ魂に火が付いたらしく、家計簿チェックをすると大きくため息をついた。




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正直、広告の品だとか、激安スーパーでの買い物をしている時点で、主婦としての「仕事」は合格点だと自負していたので、その問い掛けは、夫に扶養されているだけの私を、十分焦らせるものだった。
夫はそれ以上追及することはしなかった。私の追い詰められた表情に、満足したのだろう。
底値チェックも、あの男性のように極めたら、そこでの節約以前に雑誌やテレビなどのメディアに出演して稼げるのだ。
オリンピックを境目に、人の働き方も変化して行くのだろう。いつどうなるか分からない。国も会社も守ってはくれない。
自分の身は自分で知恵を絞って守るしかない。
その為には、情報収集ー、常にアンテナを張ること。多くの人がまだ気付かない「何か」を見付けること。それに尽きる。




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決定

スキーの日程が決定した。
それに合わせて、色々と準備をしなくてはならないが、一番はイメトレ。
また、一人ゲレンデに放置され、しかもおかしな動画を撮られて笑い者になるのは耐え難い。

初心者向け動画を何度も観るが、とうとう昨夜は夢の中にまでスキー場が出て来た。
しかし、現実と違ったのは、スイスイと楽しく滑れていたのだ。
夢の中で私は無敵だった。コブを避け、ジャンプをし、自由自在に滑っていた。目が覚めた後も、爽快感が体中を駆け巡っていた。

ブレーキのかけ方、ボーゲンの仕方。1年経てば、すぐに忘れる。雪面がどんな感触だったのか思い出せない。
いっそのこと、滑りを悪くする為に、板の裏に何かを仕込みたいくらいだ。夫が愛用しているスキー板を、念入りにワックス掛けしていた。遊びのことになると熱心だ。
嫌だ嫌だと思っている時間は、あっという間。すぐに当日を迎えることになるのだ。




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生産性のある作業

夫から、年末に捨てておいてと言われた雑誌や本、それに服や小物など。
大掃除の時、ふと思い直し、ネットで価格を調べたところ、リサイクルショップに売るよりはるかに高値で取引されており、さっさと断捨離するのを思い留まった。
そして、以前から気になっていたメルカリに登録したのだ。 匿名でやり取り出来るのが、メルカリの良い所。しかし、だからこそのトラブルもあったりで、敷居が高かった。
だが、将来のことを思えば、自分のへそくりを少しでも増やしておきたい。その為には、多少のリスクも背負わなければならない。
ドキドキしつつ、まずはトラブルになりにくそうな本を出品することにした。主に、バイク関係のものやFXや株など経済書。
夫は、本屋へ行くと、値段など考えずにポンポン買う。そうして積読がたまる。気まぐれにパラパラ読むこともあるのだろうが、積読に成り下がった時点でもう興味を失くすのだ。
埃を払うと、まるで新品。そりゃあそうだ。ただ部屋のオブジェのように横たわっていただけの本。持ち主に見放されていたのだ。

バイクの本は、ほぼ写真。1冊2000円~3000円もする。まるでカタログのそれだけれど、こんな物はネットで閲覧していればタダなのにー夫の無駄遣いに苛立ちが募る。
私が使う分については、生活費だというのにあれこれ小うるさい癖に、自分の娯楽には水のように金を使うのだ。
この金を使わずに年間貯めたら、ちょっとした旅行にだって行けるだろう。







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レフ版の代わりに、子の部屋にあった白画用紙をレフ版のようにし、写真撮影。殆ど新品に近いので、綺麗。
写真をアップしたら、コメントを書く。そして、価格を決定するのだ。
2000円近い本だけれど、まずは手始めにと600円で出品した。すると、瞬く間にメールが入った。メッセージだ。


「購入したいです。よろしくお願いします。」


早速のレスポンスに、心が躍った。すぐに快諾の返信を送り、発送準備に入った。丁寧に梱包する。自宅にあるセロファンを巻き、プチプチで覆って、レターパックに入れた。
そうだった、私はこういう作業が案外好きなのだということを思い出す。遥か昔のバイト先で、大量の商品をラッピングしていたあの時間は、過ぎるのがあっという間だった。
ネットで仕入れた配送方法を頭に叩き込み、コンビニへ。無事、作業が終わると、久しぶりに仕事をしたような、心地良い達成感が体中を駆け巡った。

翌日ー、手数料や配送料など差し引き、300円ちょっとの利益が懐に入った。写真撮影から出品コメント、それに購入者とのやり取りや梱包と配送ーすべてに掛かった労力を踏まえた上で、この300円は安いのか高いのか?
ふと、同じ本を検索すると、何冊かソールドアウトになっている。そして、私が出品した価格の倍を取っていた。もっと下調べをしてからーそう思うと、再び闘志が湧いて来た。

引きこもり主婦にとっては、願った叶ったりの生産性ある作業だ。







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今日の写真






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お宅訪問

曲者上司のお宅訪問。
玄関から顔を覗かせたのは、恰幅の良い、そして既に引退したある力士を思わせる顔立ちの男性。
これが、夫が頭の上がらない上司だ。


「いらっしゃい。」


私と子は、夫の文字通り、三歩後ろに。招かれるまま、ドアの奥に進む。すると、上司夫人がエプロンを装着したまま挨拶に出て来た。


「あらあら、いらっしゃい。いつも主人がお世話になっています。」


早速、先を越された挨拶。夫がチラリと私の方を見た気がしたので、慌てて同じ台詞をこちらも返した。
夫人は、年配だがスラリとした雰囲気美人。家の中でもバッチリ化粧をし、仕立ての良い服を着て、常日頃家の中を整えているのだろう。玄関先で相手が分かるというが、そんなイメージ。
リビングに通されると、想像以上の広さとセンスの良いインテリア。だが、最近流行りの北欧インテリアというよりも、昔ながらのお洒落な家具や絵画などを、彼女のスタイルにアレンジさせたオリジナリティ溢れるものだった。
恐縮しながら、勧められるままに広々とした椅子に腰掛ける。
既に、大きなダイニングテーブルには、豪華な料理がずらりと並べられていた。
覚えているだけでも、ローストビーフにラザニア、いちじくやチーズを使ったサラダや、豆のスープ、シーフードのマリネやバケットにパテ。世代も上だし、てっきり和食だと思っていたが、なんとお洒落な洋風料理だった。
夫は、よりによって日本酒を菓子折りと共にと用意していたことを、しくじったと思ったのだろう。汗を掻きつつ、言い訳がましく「上司が好きだと以前聞いていた酒」だと主張しながら、手土産を渡した。
こういう時は、シャンパンだろうーそんな曲者上司の心の声が、私にまで届いた気がした。
子は、大人しかいないその空間に、どうしたら良いのか戸惑っている様子。取り敢えずと乾杯。夫が上司に愛想笑いを浮かべつつ、夫人に向かっての褒め言葉を述べる。


「料理上手な奥様で、羨ましい限りです。」


すると、


「いえいえ!!私、温めただけなのよ。これ、主人が殆ど作ったの!」


その言葉に、驚く。その風貌からは、亭主関白で家のことなど何一つしないように見えたが、人は見掛けによらない。


「料理が趣味でね。」


夫は、言葉を失っていた。夫からしても、職場で見せる上司の顔とまったくもって掛け離れていたのだろう。


「君は、しないのか?」


「私も、時々しますよ。さすがにこんな洒落たものは作れませんが。生姜焼きとか餃子とか、肉じゃがくらいなら。」


私も子も、夫のその嘘っぱち発言に絶句した。しかし、ここは耐えるところ。そこから男同士は休日の趣味の話になり、奥さんは、私と子に気を遣って、こちらが話しやすい話題を提供してくれた。


「今、何年生?」


「5年・・です。」




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ぎくしゃくしつつ、人見知りの子だが、質問に答える。柔らかな笑顔を向け、こちらがリラックスするようにと、夫人は学校のことだとか習い事のピアノのあれこれを尋ねてくれた。
正直、緊張が邪魔をし、美味しいだろう料理の味はあまり覚えていない。夫は酒が回り、気が付くと饒舌になっており、いつ何かマズイことを口にしないかとこちらがひやひやする。
私も酒を勧められたが、たしなむ程度にいただくだけに留めて置いた。
夫人は、てっきり専業主婦かと思っていたがそうではなく、ネイルサロンを経営しているとのこと。確かに、指先には美しいネイルが施されていた。そして、なかなかのやり手らしく、彼女には曲者上司も頭が上がらない様子だった。
腹八分目になった頃には、夫と上司はリビングソファーに移動し、年代物らしいウイスキーを開け始めた。取り残された私達女性陣は、夫人を中心とした会話を繰り広げる。
私や子は、話題提供に頭を悩まさずに済む。夫人は、話題豊富な楽しい人だった。適度に間のある会話。しかし、こちらが困り果てない程度の間なので、気付いたら彼女主導で次の話題へ。
その殆どは、当たり障りのない会話だが、ふと、夫のことーつまりは、彼女の夫、曲者上司のことだが、彼について意見を求めて来た。


「うちの夫、あんなでしょう?ご主人、困ってはいないかしら?」


まさか、家で酔っぱらうと毎度の如く愚痴ってますよ~、あなたのご主人に振り回されっぱなしですーだなんて、口が裂けても言える訳がない。
だが、何も知らない振りを通すのも不自然。


「いえ、本当によくしていただいて。今回も、お招き頂いて、主人も私も嬉しく思っています。」


無難に答える。若干、詰まらない回答だが、それ以外にどう答えるのが正解か・・
気付けば、夫と上司は何やらコソコソと深刻な会話をしているように見えた。胸騒ぎがした。嫌な予感が走る。これが、気のせいならばいいのだけれど。
結局、その日はなんだかんだと夕方過ぎまでお邪魔した。夫は相当飲まされたようで、最寄り駅までタクシーを呼ぶ羽目になった。その酔い方に、更に嫌な予感が走る。
一体、上司とどんな会話をしていたのか?


「これ、持って行ってね。」


店で出しているという、高そうなハンドクリームをいただく。タダより高いものは無いーそれを受け取った瞬間、何故だかその言葉がすぐに浮かんだ。




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  • 2019/01/16

今日の写真






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ど緊張夫婦

夫の上司から来た年賀状を見た。子どもがいるらしいが、もう大きいのだろう、写真などは無く家族の手掛かりはつかめずにいた。
なので、過去の年賀状をあさった。
10年前のものが残っていたので、何百枚とあるその中から探す。


ーあった!


裏返してみると、やはり、家族写真。丁度、今の子と同じくらいの子供達とその奥さん。そして曲者上司。
話に聞いていた通り、気難しそうな顔。苦手なタイプだ。しかし、意に反してその奥さんは、美人で感じの良さそうな人。
この写真から10年経ち、どう変わっているのか分からないが、私が理想とする「目が笑っている」そんな人だった。
少しだが、気が楽になった。曲者上司と同様、取っ付き辛いタイプだったらどうしようも無いと危惧していたのだ。

さて、夫もど緊張しているのが伝わる。私も足を引っ張り、帰宅してからネチネチ小言を言われないよう粗相の無いようにしなくてはならない。




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  • 2019/01/12

暗いって悪いこと?

子が、帰宅してすぐに何かを隠すように部屋に走った。悪いテスト?胸騒ぎがしたが、その日は何でもない風を装い、今朝になって部屋を掃除がてら覗く。
無造作に置かれた年賀状ー、その中に、子が待ち焦がれていたS奈ちゃんからの遅すぎる年賀状が届いていた。
見事に殺風景な葉書。一瞬、それが表面だとは思えず、ただ鉛筆で書かれた走り書き。


ー年賀状どうも。OOちゃん、一緒にいても暗くなるんだよね。もっと面白いこととか言った方がいいよ。何を考えているのか分からないし詰まらない。それに、今年は私達から誘うの待ってるだけじゃなくてちゃんと行動した方がいいよ。


胸に刺さる文章。これはいじめ?いや、アドバイス!?それとも・・返事をくれただけプラスに考えるべきなのか?
もう6年になるのだから、この葉書が親の目にも触れることは、彼女の頭なら分かるはずだと思う。ならー、辛辣だが、友達だからこその苦言なのだろうか?
この葉書をエントランスの集合ポストで受取り、エレベーターの中で、子はどう感じながら読んだのだろう。帰宅し、私に見られないようすぐ部屋に入り隠したということは、年賀状から受けたダメージもそれなりだということだ。 おやつを出してもあまり口にすることはなく、無言で動画ばかり見ていた。視線はタブレットにあったけれど、その心中を思うとこちらまでやり切れない思いだった。





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私や夫の前でも、昔のように、素直な感情をむき出しにしなくなった子。能面のような表情を見せる時がある。それが、同世代であるクラスメイトの前でもそうだったとしたら・・・


ーあんたって、本当に根暗!


私が子と同じくらいの年の頃、母から常日頃浴びせ掛けられていた言葉。確かに、母の言う通り、決して明るい子供では無かったけれど、その言葉はあの頃も今も私を苦しめ続けている。
だから、我が子に対して同じ様に思っていても、反面、そうは思いたくない気持ちが勝る。子には、健やかで明るく、そしていつも笑顔でいて欲しい。
どうしたって、心の奥では底抜けの明るさを求めてしまうのだ。やはり、明るさには良いイメージがあるし、暗いのも個性だと言いつつ、世渡り上手に明るい子が多いことも事実。生き辛い子の多くは、根っこの部分が暗いところがあることも否めない。
我が子には、キラキラと幸せでいて欲しい。それは、親のエゴだと分かってはいても。




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想定外の招待

昨夜夫から聞かされた話は、私を十二分に動揺させるものだった。


「週末、上司の家に行くぞ。」


少し不機嫌な面持ちで、しかし、その横顔にはこちらの答えを聞く気などサラサラに無く、問答無用と言う感じ。
我が家でホームパーティーした時は、本当に疲れてしまい、もう二度と企画などしないで欲しいと思っていたが、今度は招かれる側。
しかも、相手は夫の上司。つまり、夫が普段から媚びへつらっているだろう相手の家だ。
かなり気が重く、そして仮病を使って行かないという手も使えない。家族同伴ーもうこれは絶対だ。
上司が部下を家に招くことーどんな真意があるのか定かではないが、夫の将来が掛かっているのかもしれないー即ち、私や子の将来も掛かっているのだ。




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夫の口から酔っぱらった時に何度か出ている、あの上司。察するに、夫さえ苦手な人物だ。
想像でしかないけれど、かなり曲者。夫以上の曲者。そしてその妻はどんな女性なのか?まったく分からない。

人間、分からないもの、知らないこと、初めてのことや免疫の無いものに弱い。見えない敵は、妄想を膨らまして自らを苦しめる。
普段、酷使しまくっている想像力を使っても、相手の顔はのっぺらぼうのままだった。

まず私がしなくてはならないことー
持参する菓子折りや酒の手配。私や子が着ていく服や靴などのチェック。そして、目上の方に招かれた時のマナーや挨拶などをネット検索でシミュレーション。
今日と明日はバタバタしそうだ。




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  • 2019/01/10

引きこもっていても人付き合い

PTAのライングループ。
クリスマスからの忘年会が終わった頃から、年始にかけてはぱったりと静かだったのに、また賑わいを見せて来た。
皆、主婦として帰省などしていたのか?あのスネ夫ママですら、義実家ではペコぺコ媚びへつらっていたのだろう。ストレスからの「新年会」を企画していた。
うざい、ただただうざい。
PTAの仕事なら仕方ない、嫌だけれどそれも義務。しかしそれに付随するお付き合いというヤツに、私は馴染めない。金を払って時間を作って、気を遣い疲れ果てる。何のメリットも無いのだ。
どうせ、一匹ママは欠席だろうしー・・・
来週には、通常の会議がある。それもまた憂鬱だというのに、早く任期を終えて、一人ひっそり暮らしたい。
義実家とのスキー旅行、実母と従姉妹家族との旅行断り、子ども会の行事手伝い。
私のように、人付き合いが極度に少ない人間でさえ、生きているだけで面倒な人間関係に思い悩む。







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気疲れだけ残る年賀状

既に正月も明け、学校も始まったというのに、子が何度も何度もポストを確認する。 下校してからも、集合ポストを行ったり来たりと忙しい。 理由は、分かっている。友達からの年賀状の返事が来ないのだ。 年賀状を購入する際、意気揚々と、10枚程必要だと言い、せっせと宛名書きをしていた年末。 勿論、仲良しグループの3人も然り。それ以外のクラスメイトや近所の子にまで・・私は止めたかったのだが、Dちゃんらの住所は分からないというのに、元旦にわざわざ自宅ポストまで出しに行っていた。
そして、実際、三が日までに来た年賀状は、教師とR花ちゃんのみ。他からは無く、パラパラ学校が始まる頃に来たのが、「来たから返した」体の年賀状。
こっそり子の机に置かれた年賀状の束を見たけれど、Dちゃんなんて家族写真だけで、本人からの一言さえ無かった。
更に、子の口から聞いたことの無いクラスメイト?からは、お年玉付きでは無い、恐らく自宅に眠っていただろう少女向け雑誌の付録っぽいポストカードに切手を貼り、「年賀状ありがと!」だけ書かれた物。
自発的に、子に年賀状をくれた子は、R花ちゃんくらい。何だか自分と子がかぶり、切なくなった。
そして未だに、仲良しグループのS奈ちゃんとM希ちゃんからの年賀状が無いのだった。




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私自身、今回の年賀状はたったの5枚。学生時代の友達、それに引っ越し前のママ友や知り合い、厳選してーというよりも、本当にそれだけしか書ける宛先が無かったのだ。
しかし、その中でも実際気軽に会えるのは?果たしているのかどうか・・今年、書こうと思っていたYさんは喪中。従姉妹からは年賀状ではなくラインでーと予め、年末に知らせが入った。
夫だけが例の如く物凄い数の年賀状で、その為にわざわざ写真選びからフォーマットを考え、ほとほと疲れ果ててしまった。しかも、家族写真は殆ど無く、今年は子供一人、スキーの時に撮った一枚。それに、ピアノ発表会のドレスアップした姿の写真と合わせて。
一人っ子だから、何だかそれも寂し気に思えてしまい、もうそろそろ写真入りの年賀状は辞めようかと思う。







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七草忘れ

あっという間の冬休み。
久しぶりに登校する子と夫に、朝食を作った。
いつもより、少しだけ豪華にーデザートには、特売のいちごも付けて。
だがしかし、やらかしてしまった。今日は、七草。すっかり頭から抜け落ちていた。 そして、夫は覚えていた。


「七草粥じゃないの?」


素直に、忘れていたことを告げると、大きなため息。先日の仕返しか?
ネチネチと、七草についてのうんちくを子に語り、いかにその行事を遂行するのが大事なのかを言い聞かせる。
無病息災を願うこと、しかしそれが無ければどうなるのか?


「これでインフルにでも掛かったら、七草してないからだよな。」


笑いながらー、しかし目はまったく笑っていない夫に苛立ちが募る。
だけれども、私のミス。


「じゃあ、夕飯にしますね。」


「夕飯に粥?ありえないだろう。病人じゃあるまいし。」


ただただうざい。


「パパ、いちご甘いよ。」


先日、私が夫に切れたところを見た子が、思うところがあるのかフォローしてくれた。それだけで救われた。
そして、意地でも夕飯に七草粥を作ろう、そう決めた。




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  • 2019/01/07

一勝

家を飛び出し、一人、スーパーの屋上から夕日を眺め、気持ちを落ち着けたところで自宅に戻った。
覚悟をしていたが、内鍵は掛かっておらず、リビングには子だけが落ち着かない感じでテレビを観つつ、帰宅した私を出迎えた。


「おかえり。」


その声は、どこか遠慮がちで不安そうな、まだ私を必要としている我が子の声だったことに安堵する。
夫は、自室で酔いつぶれてしまったらしく、リビングには、日本酒とワイン、それにビール缶やスナックの空いた袋が散乱していた。




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何事もなかったかのように、軽く夕飯の準備をした。本当に、簡単なもの。葱たっぷりのきつねうどんだ。
ねぼけた顔で自室から出て来た夫は、私が切れたことを覚えていないのか忘れたふりをしているのか分からないけれど、黙ってそのうどんを啜った。
子が、私と夫の顔色を窺いながらも、点いたままのテレビにあれこれ突っ込みを入れ、私に同意を求める。私も、気の無い返事をしつつ、夫の表情を横目で探った。
この勝負は、私の勝ちだった。今後も、一戦一戦、勝ち進めていけば、家族の形もまた私の理想に近づくのかもしれない。




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  • 2019/01/06

今日の写真






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人生の肝

子の冬休みの宿題に手こずっている。
それは、書初めだ。
私もそうなのだが、親子共々、字が上手くは無い。むしろ、コンプレックスな程。
子が書き上げた書初めを見て、ついため息が漏れた。それを子も察知し、苛々とする。


「書けない!!字が全部入らない!」


大き過ぎて名前の入るスペースが無かったり、また今度は小さ過ぎて恰好の付かない形になったり。
ついには二度書き。書道の世界ではタブーとされるそれだ。
子は、普段は放っておいてのスタンスを取るのに、自分が困り果てると途端に頼りだすところがある。やたらと騒ぎ出し、助けを求めるのだ。 そして、つい私も手を掛けてしまう。
しかし、手伝うつもりが、うっかり子の提出候補だった一枚に墨を落としてしまったのだ。


「あ!!」


「ごめん!」


子と私の声が重なった。それと同時に、折角書き上げた子の文字がみるみるうちに私の落とした墨で真っ黒になってしまったのだ。
子は、猛烈に私を非難した。


「これ、出そうと思ってたやつなのに!もうこんなに上手く書けないよ!どうしよう!ママのせいだよ!」


「ごめん、でもそんな怒らなくっても・・だったら一人で最初からやれば良かったのにー」


そう言い掛けた時、夫が自室から出て私に向かい、


「おいおいおい、それはないんじゃないか?あなたが悪いんだから、まずOOに謝れよ。自分の否を棚に上げるんじゃないよ。」




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子は、夫の意見に同意するように、私を見据える。私は、渋々謝るしかなかったーそれまでの私は。だが、私は変わるのだ。 スイッチが入り、


「じゃあ、あなたが手伝ってやって下さいよ!口を出すだけなら簡単ですよ。そもそもOOから手伝ってって言うから手伝ったんです。私だって人間だからミスもします。 それに、最初にちゃんと謝りました。」


夫は、私が切れることなど想定外だったようで、虚を突かれたーそんな表情の後、みるみるうちに表情がこわばり顔を真っ赤にし始めた。
雷が落ちるーその前に私は財布と携帯だけ持って、外に出た。


「買い物に行ってきます!」


心臓は飛び出るかと思うくらいバクバクしていた。もしかしたら、もう家に入れないかもしれない。一応、鍵も持ってきたが、チェーンが掛かっていたらアウトだ。 しかし、いざという時の財布は手元にある。とにかく、あの空気から逃げ出したかった。
まるで、今年の亥が私に乗り移ったかのようだった。
外は寒いが、空は青くどこまでも澄んでいた。まずは、夫婦関係から見直していかなくてはならない。私の人生の肝は、そこにあるのだ。




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  • 2019/01/04

我が家の正月

元旦は、義実家訪問。
ただただ疲れた。疲れのあまり、体調を崩してしまい、昨日は一日寝ていた。
夫は、ツーリング仲間との新年会。子を連れて行くと言い出し、珍しく子も共に付いて出掛けた。
何となく、疎外感。しかし、年末からの疲れを取るのに都合が良かった。
吉田さんの顔が浮かび、少々ナーバスにはなったものの、それ以上に具合の悪さが勝りどうでも良くなった。

初詣は、近くの神社で済ませた。
夫がおみくじに乗り気で、渋々一緒に引いたら、私は「吉」で夫がまさかの「凶」。途端に機嫌が悪くなり、新年早々面倒なことになった。
夫は、子供っぽいところがある。年々それが酷くなっている気がする。自分からやりたいと言ったおみくじの結果が悪かったーただそれだけでだんまり。
3時間程、こちらがご機嫌伺いをしても、反応は薄く苛立ちを隠しきれないようだった。
子のおみくじは、「小吉」で、まあ良くも悪くもといったところ。それでも大吉が出なかったことで少なからずがっかりしていたようだ。




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お節も、夫が縁起物だとこだわるが故に、わざわざ年末にデパ地下で購入した。高い豆やだて巻き、それにエビなど、勿論私の手作りもあるが、その食材も豪華なものばかり。 それなのに、夫は少し口に付けたらおしまい。折角の高価な食材を無駄にする。
私は、スーパーのお節セットでも十分高いと思うのだが、夫は自分の育った家庭の正月がスタンダートなので、そこは譲れないらしい。
お節に掛かった費用を、普段の食費に充てられたら、どれだけ豊かな食生活になることだろう。
私は、あまりだて巻きが好きではない。しかし、1本千円以上もするそれをそのまま三角コーナーに捨てるのは惜しく、嫌々ながら今朝も口にした。
同じ値段なら、ロールケーキを買った方が、よほど幸せな気持ちになれるのだが。
正月でかなり食費を掛けたので、後半は慎ましやかな生活にならざるを得ないだろう。




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