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バレー要員

子ども会の集まりで、落ち込む出来事があった。
いつものように集会所で雑務をしていたのだが、単純作業だった為、会話に花が咲く。
私は発作後から、皆に気を遣われているのが痛い程分かるのだが、それでも卒対委員の集まりに比べたら、少人数ということもあり居心地は良い。 それに、無視されることもないのだ。


「今日、練習来れそう?」


「あー、今日は無理。上の子の塾送迎あるんだよね。」


TさんとMさんが話しているのは、ママさんバレーのこと。最近知ったのだが、彼女達はバレー繋がりだったのだ。
会長は、メンバーだったらしいけれど、今では親の介護でそれどころではないらしい。その代わりなのか、助っ人にHさんが先日の試合に入ったらしいのだ。




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「Hぽん、このままレギュラーになってよ!」


呼び方・・ちゃん付け嫌いの彼女だからなのだろう。それにしても、それ以上に親しみを感じる。Hさんもその呼び方を受け入れているし、驚くことにTさんやMさんのことを愛称で呼び始めたのだ。
試合をしたことで、一体感が生まれたのだろうか?ますます彼女達と私との間に、見えない壁を感じた。
私の知らない話。試合のことは勿論、バレー部内のあれこれで盛り上がっている彼女達。だが、これ以上気を遣われるのは御免なので、にこにこ存在を消しながらも笑みを浮かべた。
人が足りないと嘆いている彼女達だが、私に誘いの一言も無かったのは、どう見ても運動をしそうに見えないからだろう。
誘われたとしても、断るだけなのだけれど・・自分勝手な疎外感に包まれた。




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カラスの旦那

夫がマスクを爆買いした。
ネットで大量に購入しただけでは飽き足らず、早帰りのまだドラッグストアーが空いている時間帯に、高性能のそれを買いあさっているのだ。
勿論、ニュースであれだけ騒いでいるのだから、不安を煽る。
しかし、ぎょっとしたのは、黒いマスクをして出社した夫を目にした時だ。
あの、カラスのくちばしのようなマスク。正直、見た目的にガラが悪い。




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職場であのマスク!?それはやめた方がいいーそう思うが、口に出来ない。普通の対等にものを言い合える夫婦関係なら意見出来ることでも、私と夫の間にそれはないのだ。
カッコいいと思っているのだ。夫はすぐ流行りに乗るところがある。普段着も髪型も何もかも。
ちょっと前までは、美容院でツーブロックヘアにしていた。茶髪だった時期もある。酷いくらい顔や雰囲気に合っていなかった。誰かに何か言われたのか、2週間も経たずに黒髪に戻していたが。
あのマスクも、職場の勇気ある人に指摘して欲しい。直属の上司にでも、TPOをわきまえろと言って欲しい。




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  • 2020/01/30

苦痛タイム

合唱練習の予定が組まれた。
仕事で来られない人のことも考えて、回数を増やしたうえに休みの日まで。
勿論、卒対委員である私達が出席するのは必須。
妙に、ボスママやスネ夫ママは張り切っている。孤高の人は、少し引き気味。


「各自、自宅で練習でもいいんじゃない?」


意見をしたが、サラリとかわされていた。


「でも、合唱だからね!やっぱり皆が揃ってないと気持ち悪くない?」


温度差を感じる。私も、孤高の人寄りの意見だ。


「まぁ、卒業まであとちょっとだし、悔いの無いようにしたいよね。」


委員長が取り成す。




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私は委員だが、それでもこの合唱練習は2回に1回しか出席しない。
表向きは、体調不良だとか予定があるだとか。本音は、あの空間が苦手なのだ。
だだっ広い体育館で、いざ練習を始めるまでの「間」。
皆、それぞれ傍にいる人と談笑している。
ぽつんには、酷な時間なのだ。
仕事のように、すぐ練習が始まればいいのに、実際は、 拘束時間の半分はフリータイム・・暇な主婦の時間潰しにすら思える。そのひと時に楽しみを見いだせる人にはいいけれど、私には苦痛でしかない。




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蕁麻疹

「何!?それ!」


子が体中を掻きむしりながら、痒い痒いと訴えるので、シャツを捲ってみると、蕁麻疹。
腹も背中にもあちこちに。
下校してすぐだったことで、学校の給食で何かアレルギーのものが出たのか?献立表を見るが思い当たるものはない。
そもそも、子は食物アレルギーなどなく、あるといえば花粉症くらいなのだ。

すぐに皮膚科へ。近所にある皮膚科は口コミで評判もいい。待合室は満室状態。座る場所もなく、立って待つ人も数人いた。
この地へ越して、数回程度しか利用していない皮膚科。久しぶりだったので内装も明るい雰囲気に変わっていた。


「取り敢えず、これで冷やしてお待ち下さい。」


受付の女性に、ガーゼでくるんだ保冷剤を渡された。子に当てると、痒みが少しずつおさまってきたようだ。
丁寧な診察ーという噂通り、一人当たりの診察時間が長い。結局、子が呼ばれたのは1時間後。


「あぁ、消えちゃいましたね。」


医師に診せる頃には、あれ程酷かった蕁麻疹はすっかり消えていた。


「出たり消えたりを繰り返すんですよ。もしかしたらまた出るかもしれないので・・抗アレルギー薬と塗り薬処方しますね。一応、アレルギー検査もしましょう。」




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卵や小麦、そばや甲殻類、ハウスダストなど様々な項目の中から検査したいものを10個程選び、検査するのだ。
だが、一体どの項目を検査したら良いのか?


「あの・・どの項目にチェックをしたら良いのか分からないのですが。」


「そうですね、これかなーと思うものを選んで下さい。」


それが分からないのだが、これ以上同じ質問をしたら煙たがられそうだったので、給食の献立で使われていた食材を適当に選んだ。
検査代も掛かるので、意味があるのかないのか分からないこの検査にモヤモヤしつつ、だが言われた通りにするしかなかった。


「ストレスもあると思いますよ。」


それに関しては、思い当たる節があった。放課後、まったく友達と遊ばなくなりあんなにはまっていたイラストもぱったり描かなくなった子。
家に帰れば、ただひたすらぼーっと動画を観ているか漫画を読んでいる。交換日記のように、友達とやり取りしていた交換漫画もいつの間に子の本棚から消えていた。
病院から帰宅すると、また痒がる。さっきまで消えていた蕁麻疹が再び現れている。
すぐに処方された薬を飲ませ、冷やしてから塗り薬を塗った。チックに引き続き、蕁麻疹・・
内心、不安で不安でしょうがないが、何でもない風を装う。


「大丈夫、すぐ治るから。疲れもあると思うから、今日は早く寝よう。」


親の不安感は、子に伝染する。柄にもないが、どんと構えることを意識しよう。




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お下がりの卒服

子の卒業式の服、ショッピングモールであれこれ試着してみたが、どれもしっくりしない。
何より、子が気に入った服が無かった。


「姉さんが、OOにって。」


義実家に遊びに行った夫が持ち帰ったのは、姪っ子のお下がりだ。もう大学生の姪っ子だから、何年も前に流行ったデザイン。だが、義姉が選んだこともあり高級ブランドのもの。
綺麗にクリーニングもされていた。
そのブランドが現在出している卒服価格をネットで検索すると、3万程する。たった一回こっきりしか着用しない服に3万。我が家には手が届かない額だ。
だが、子を溺愛しており、自分や娘のことになれば金に糸目を付けない夫ならば、子が欲しいとねだれば買うかもしれない。
早速、子に着せてみた。アイドル風のジャケットにミニスカのプリーツスカート。柄は大きなチェック。


「なんか・・違う。」




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子が、首をかしげる。サイズが若干合わない気がする。それに、子の顔立ちと服が合わない。可愛すぎるデザインなのだ。
だが夫は、


「姉さんが、OOに似合うって言ってたんだから。」


シスコンの夫。義姉の言うことは絶対なのだ。それに、卒業式の写真を見せた時、好意で渡したお下がりの卒服を着用せず、別の服だったら面白くないに決まっている。 私の本音は、安くてもいい。子が気に入り似合う服を着せてやりたい。


「ちょっと、サイズが合って無いよね。」


控えめに意見するが、夫は苦い顔。


「そんなの、ちょっと直してやれよ。折角姉さんが用意してくれたんだから。」


「OOは、どう?気に入った?」


「これでいいよ。」


子の表情ー、正直気に入らないが、これ以上夫と揉めることにうんざりしている。そんな風だった。

夫だけが、満足気な表情。


「姉さんに、お礼しないとな。」


そのお礼代で、子が本当に気に入った卒服を買えるのにと思う。




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ときめかない予定三昧

手帳を付けるようになってから、逆に物忘れが酷くなっている。
子の〆切のプリントも、提出期限が切れていたし、夫から頼まれていたはずの振込だとか買い物もうっかり忘れた。
手帳にメモすることで満足し、頭の中に浸透しないのだ。

最近の風潮だろうか?手書きが推進されている。なんでもかんでもメモにして視覚化する。それにより、ごちゃごちゃの頭の中が整理され、優先順位もつけやすくなり漏れも防げる。
私もそのメリットを信じ、手帳生活を始めてみたのだ。
だが実際は、書いて記憶し実行するまで到達しない。書いてお終いーそんな感じだ。




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手帳に記すことは、たくさんある。子ども会の役員に卒対の集まり。この2つでも週に1つは予定が埋まる。自分の持病の通院や子の歯科矯正。
その他、子の学校関係の提出書類の〆切諸々など・・・
しかし、気付いてしまった。予定の殆どが気が重くなること。そして、直近ではまた謝恩会の合唱練習がある。
しかも、土日にも予定が組んでおり、それは仕事で平日来られない人の事情を踏まえてのことらしい。スネ夫ママが言い出したことだけれど、その情熱はどこから来るのだろう?
そして、実際は私のようにうんざり思う保護者だっているはずだ。特にワーママだったら、折角の休みは家族団欒したりたまった家事を片付けたりしたいはず。合唱練習など二の次だろう。
ときめく予定ーせめて週一を目指したい。




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現状に問い掛ける

今日は、主婦休みの日らしい。
我が家には、無関係のワード。というよりも、苛つくワード。夫が家事らしいことをしてくれたのはいつだろう? 私がインフルになった時だって、洗濯物や汚れた食器はたまる一方。家の中は、空き巣が侵入したのか?と思う程の荒れっぷり。
出産後ですら、非協力的だった。むしろ、子の夜泣きにうんざりしたのか、夫婦別寝にしたくらいだ。

子が幼い頃、彼は筋トレにはまっており、休みになると育児を手伝うどころか、マラソンだとかジムだとかに入り浸り。
食事だって、ササミ指定でうんざりだった。
子のミルクと共に、夫が飲むプロテインまで作らされた時は、苛々が頂点に達し、間違えた振りで粉ミルクを混ぜてそのまま渡した。味に鈍感な夫は気付かなかったけれど。

昨夜は寝つきが悪く、つい元彼の奥さんのブログを検索してしまった。更新が去年の秋くらいで止まっており、インスタに移行したらしい。
インスタに飛ぶと、今で言うところのフォトジェニック?な写真がずらりと投稿されていた。

♯イクメン
♯妻メン
♯パパありがとう

ハッシュタグには、こんなワードが所々に。家族の顔こそ出さないものの、元彼の匂いが投稿画面から伝わる。
子ども達と遊ぶ後ろ姿や、休日になると家族の為に作ってくれたらしい料理。
元彼のことだから、掃除や洗濯などの家事も率先しているのだろう。元彼は、本当に優しい人だったから。




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もう一つの違う人生ー


元彼は、貧乏だった。金銭的価値観が、合わな過ぎた。あの頃の私は、買い物依存に走る程金遣いが異常に荒かったから、そのことで毎回彼と揉めていた。
何故、あの時自分を改めなかったのか。私は病気だったから、気付けなかったのだ。

昨日ワイドショーで知った、家事分担マグネットシートなんて元彼には不必要だ。わざわざ視覚化しなくたって、そもそも家族に愛情があれば動くのだ。
夫の脱ぎ捨ててそのまま形状記憶されたスウェットに、ため息が出る。仕事をし、私と子を養ってくれている。それだけで十分なのだと言い聞かせて十数年。
しかし、本当にそのままでいいのだろうか?




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無愛想の極み

我が子ながら、愛想の悪さが気になって仕方が無い。
矯正の日だったのだが、歯科医から親子で説明を受け、最後のところで珍しく雑談。


「今度の春から中学だよね。部活とか、決まったの?」


歯科医だって、別に子と特段親密になりたい訳ではない。単なる場繋ぎというか、潤滑なコミュニケーションの一環で、面白い返答を求めている訳でもない。
なかなか返事をしない我が子にこちらの方が動揺する。視線を向ければ、無表情。親から見ても何の感情も読み取れない。だが、他人からしたら怒っている?とも思われかねない、そんな表情。
歯科医は、子の答えを促すかのように、こちらが困惑するくらいの笑顔を向けている。声にならない、「ん?どうしたの?」という表情だ。
我が子の無礼さを隠すかのように、つい待っていられず私が口を挟んでしまった。


「まだ決まってないんです。色々と見学してから自分に合うものを選びたいようで。」


「そうなんだ。運動部でも文化部でも、何かには入った方がいいよ。」




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子は、相変わらず視線を歯科医に向けず、遠くの方を見つめている。友達とうまくいかず、入部を決めていた美術部も見送ることになってしまった。
よりによって、今一番触れて欲しくない問題。だが、何も知らない他人からしたら、ただの世間話なのだ。


「じゃあ、また来月。」


「ありがとうございました。」


私の声だけが虚しく院内に響いた。何も答えずとも、少しくらいにこっと笑えばまだ愛嬌があるのに・・
女は愛嬌ーだが、それがかなわない。
夫は、内弁慶。営業スマイルが得意。上司や取引先など、自分より「上」の人間への媚びへつらい方は、見ているこちらが目を覆いたくなる程。
その反動が、私に来るのだと思う。家の中では王様気取り。
私は、気の弱さから、他人に対して無愛想にはなれないが、不器用。頑張って愛想良く振る舞っているつもりが、挙動不審に取られることも多い。
子は一体、誰に似たのだろう?

夫の裏表には辟易しているが、それでも外で上手くやるには、あれくらい大袈裟なパフォーマンスが必要だ。
もっとうまく立ち回れる人間になって欲しい。




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マウンティング材料

久しぶりに、従姉妹から電話。旅行を断ってから疎遠になっていたのだが、年賀状やラインなど細々とした付き合いは続いていた。
仕事復帰し、子どもを幼稚園に入れ、日々忙しそうだった従姉妹。突然の電話に驚いたが、要するに暇になったのだ。


「仕事、辞めたの。」


どうやら子どもをお受験させるらしい。その準備の為、一旦仕事は辞めて母業に専念するという。
頼りにしていた伯母さんも、退院はしたが今までのように孫の面倒をお願い出来る状況ではないのだ。


「専業主婦、馬鹿にしてたけど・・なってみると大変だね。」


仕事復帰し、幼稚園の送迎などで井戸端しているママ達を横目に、出勤していた彼女。フルタイムは相当大変で、延長保育をしてもお迎えはいつもギリギリ。
子どもも寂しがっているし、送迎シッターを頼んでまでしていた習い事のバレエやヴァイオリンも、やはり親の出番が必要でもう限界だったのだと言う。
今では、毎日の送迎は勿論のことー、情報交換という名のランチ会やお茶会、ママ主催の料理教室やヨガ、それに子どもの習い事や病院送迎で日々が過ぎるのだ。




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幼稚園では、ワーママは僅か。たまの行事でも疎外感があり馴染めていなかった彼女だが、仕事を辞めた途端、とんとん拍子にママ付き合いもうまく行き出したのだ。
私と同じ血が通っているとは思えない、彼女のコミュ力。ビジュアルも華やかだし、周囲が放っておくはずもないのだろう。


「でもさ、腹の探り合いっていうかさ。やっぱり気は抜けないよ。」


お受験ママ達のマウンティング合戦ー、彼女もそれに巻き込まれているらしい。ドラマのような世界だが、リアルな話。


「絶対合格させなくちゃ。」


家や車、夫の職業や自分のキャリアー、それだけでは足りず、子どもの進路もマウンティングの材料になる。仕事を辞めた彼女の情熱の行き先は、既に別の場所に向かっていた。




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ほっと一息

酒井さんからようやく折り返しの電話があったのは、昨日の夕方。
下の子が熱を出して、病院に行っていたとのこと。そんな大変な時に、何度も催促の電話を掛けてしまったことを詫び、すぐに本題に入った。
手元のメモを見ながら、用件を伝えた。
予めメモを取っていたのは、普段話さない人と電話することだけでも緊張するのに、その内容もシリアスだからだ。お願いする立場としては、低姿勢で。
それに、気を遣い過ぎて伝えなければならないことを半分も伝えられなかったリ、また不必要なことを伝えてしまったりしそうで怖い。なので、メモを活用することにしたのだ。


①子ども会の役員決めの時期に入っています。今回は、クジで選出ではなく現役員からの推薦という流れになりました。適任者を数人出して、お願いする形を取っています。
②その中で、酒井さんの名前が挙がりました(実際挙げたのは私だが、それについては伏せる)。
③役員は、会長・副会長をはじめ、会計などの役がある。それぞれの役の仕事内容などを細かく伝える。
④一番忙しい時期などを伝える、また、暇な時期も。
⑤1年の流れをざっと伝える。各行事を簡単に。
⑥何か質問などありますか?


メモに沿って話したのが悪かったのか、自分でもまるでロボットが話しているような不自然な話し方になってしまった。電話の向こうで首をかしげていそうな酒井さんの姿が見える気がした。
一通り説明を終えると、酒井さんは副会長の仕事に興味を持ったようであれこれ聞いて来た。




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「OOさん、今年は副会長でしたよね。大変でしたか?」


この質問に、どう答えたら良いか狼狽えてしまった。副会長らしいことなど何もしていなかったからだ。いつの間に、Hさんが実質的には副会長になっている。
私は、ただ他メンバーが取りこぼした仕事というか雑務をこなしているだけ。しかし、つい見栄を張って本当のことを言い出せず、オブラートに包んだような答えをしてしまった。


「大変といえば大変でしたが・・それは私の力量が無かっただけで、むしろこんな私がなんとかやれたので、酒井さんならずっと上手くやれると思います。」


「ちょっと考えて、あと主人と相談してからまたお返事でもいいですか?」


「はい!!ありがとうございます!!」


好感触。受話器を置いてからすぐにラインを開き、皆に向けてメッセージを送った。


ーいい感じ!


ーお疲れ様!うまく行きそうだね!


ーなんとか決まるといいね!


メンバーから次々と送られてくる返信に、ようやく自分のすべきことをこなせた達成感。
後は、酒井さん次第。彼女から投げられるボールを受け取る準備は出来ている。




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繋がらない・・・

昨日は、一日家に籠って酒井さんとコンタクトを取ることに集中した。
いきなり電話をするのも勇気が要るし、あちらにも都合がある。そう思い、先ずはメール。


ーこんにちは。突然のメールですみません。子ども会からのお願いです。次年度の役員選出の件でお話ししたいことがあります。ご都合の良い日時を教えていただけませんか?追って、こちらからお電話いたします。


不躾だろうか?だが、迷っていても埒が明かないので、思い切って送信ボタンを押した。ラインは知らないのでメール。メールのデメリットは既読かどうか分からないということ。
有難いことに、土曜にメールを出して、日曜の夜に返信が来たのだ。そして、翌日中ならいつでもOK-つまり、月曜ならいつ電話を掛けても良いとの返信。
何かの本に、契約は午前中が決まりやすいーなんて言葉があったことを思い出し、家事もそこそこ、10時過ぎに電話を掛けた。だが、出ない。折り返しを待つが、正午になっても出ない。
買い物に出掛けたい気持ちもあったが、出先でもし折り返しの電話が携帯にあったとして落ち着いて話せる内容でもなく、なので買い物は諦めて折り返しを待つことにした。
しびれを切らし、午後3時にもう一度コール。出ない・・・
メールの読み間違いか?と思い、再び受信したメールを読むが、やはり月曜ならいつでも電話OKの文字。留守電にもならないのだ。自宅に掛けてもみたが、出ないのだ。
そんな中、子ども会役員グループラインでは、それぞれが誰かしらとコンタクトを取り、好感触を受けたという。気持ちばかりが焦る。




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ーOOさんは、誰かにお願いしてる?


Hさんからだ。Hさんは、結局私のことを下の名前ではなく苗字にさん付けで呼ぶ。
私は頑張って皆に習い、下の名前でー本人希望のさん付けで呼んでいるというのに。ついに、会長以外の他のメンバーも、最初の方こそ会長と同じく下の名前で呼んでくれていたのに、いつの間にやら苗字呼びに戻ってしまった。
そういう部分で、皆と私との間にうっすら破れない膜を感じるのだ。


ー酒井さんにお願いをしようと思い、土曜からコンタクトを取ってます。でも留守なのか、電話を掛けても繋がりません。


ー何回掛けた?


ー2回です。


そこから、既読スルーだ。他のメンバーも、私とHさんとのやり取りに当たらず触らずといった感じ。2回は少ないということか?


ー2回だと少ないですよね?もう少し頑張って掛けてみます。


少しすると、「よろしく」のスタンプ。やはり、2回は少なかったのかー
仰せの通り、今度は1時間置きに電話を掛けてみた。だが、出ない。流石に夜9時を過ぎて掛けるのは躊躇われ、電話はやめてメールを出した。


ーこんばんは。何度もお電話してしまいすみません。酒井さんのご都合の良い時に折り返しお電話を頂けたらと思います。


返信が来るだろうか?まだ本題に入る前から、大ストレスだ。




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ご縁

なんとなくフリーメールを眺めていた。
ほぼほぼ企業のDMメール。ぼんやり眺めていたら、突然目に飛び込んで来た「お久しぶりです!」の文字。見覚えのないアドレス。
詐欺メールか何かだろうと思いつつ、何となく気になり開けてみると、驚くことに敬語ママからだった。


「OOさん。お久しぶりです。お元気ですか?あれから体調は良くなられたでしょうか?実は、今度の春、こちらに戻って来ることになりました。冬休みや週末などは、物件探しをしにこちらに頻繁に訪れていました。 また、お会いしたいです。」




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胸の高鳴り。嬉しさなのか動揺なのか判別し難い。彼女とはもう一生会えないと思っていたのだ。未練を残したくなく、電話番号もアドレスも削除した程。
そして、彼女から誘いを受けて入会したボランティア団体の活動も、脱退ーほぼ自然消滅という非常識な後味の悪さを残したままだったので、こうしてわざわざ連絡を寄越してくれたことに信じられない思いだった。
受信日付から一週間以上も経っていた。最近ではラインのやり取りが中心だったので、メールのチェックなど殆どしていなかったのだ。
まずは、メールを見落としていたことを謝り、それから連絡をくれたことー、こちらに戻って来てくれることの歓びを伝えようと思う。 こうして疎遠だった人とまた繋がれることー、社交性に欠ける私だが、だからこそ数少ない縁を大切にしたい。




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ライン会議

朝、起きてPCを開くと、卒対関係のライン未読が100件近くまで到達しており眩暈を起こしそうになった。


ーライン会議、はじめまーす!


その第一声が、孤高の人だった。時刻は前日の夕方。この時間からPCを開いていなかった私はすっかり乗り遅れていたのだ。
自宅のWiFi環境が悪く、結局朝になると普通に繋がったので原因不明だが、こういう時に困る。
孤高の人からは、謝恩会当日の装飾について。これを、生徒を巻き込んでやろうというもの。子どものこれまでの作品だとか思い出、それに卒業制作などを掲示しようというものだった。


ー意見があれば、よろしく!


その言葉の後に続くトーク。委員長、スネ夫ママやボスママをはじめ、多くの人が意見を出している。あぁでもないこうでもないと。だが、未読100件程度のトークのやり取り中に大方の流れや段取りは済んだようだった。
100件もあるトークだが、その三分の一はスタンプ。なので、実際のところ有益なメッセージは、60件ちょっとというところだろうか。
一気に未読を読むと、流れはつかめるけれどどこか他人事。リアルタイムにトークに参加しなかったことで(例え意見を出さずにただ閲覧しているだけであっても)、ネットサーフィン中に出会った掲示板を読んでいるような気にすらなった。

未読スルーだったことを詫びようかと思ったけれど、今更感もある。それに、時間帯によっては仕事をしている人だっている。
意見でもなく、ただの今更謝罪トークに返信があるとも思えない。その返信のあるなしを無駄に気にする自分もいるだろうから、迷いに迷って本当にスルーすることにした。
ただ、孤高の人にだけは個別ラインで謝罪しておいた。


ー昨日のライン会議、気付かなくてごめんなさい。ネット環境が悪くてライン確認出来ませんでした。係なのに、色々とすみません!!


バタバタと家事をし、30分程度経ったところでラインを確認すると、孤高の人からメッセージ。


ー大丈夫!それより、備品の貸出申請とかお願い出来る?一応、必要そうな物のリストは作成したんだけど。


すぐに、PDFで送られて来たのは、プロジェクターやマイク、その他ピアノだったりテーブルや椅子の備品リストだった。数もきちんと項目ごとに【】書きで記されていた。
ここまでお膳立てして貰ったことに、申し訳なさーだが、一抹の不安が過ぎる。私達の係は、「当日の仕切り&司会」なのだ。このままのワークバランスだと、私が司会をしなければ分が悪い。




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ーありがとうございます。貸出申請の件、承知しました。それから・・当日のタイムスケジュールなど、私、作成してみましょうか?


ドキドキしながら、咄嗟に閃いたメッセージを送信する。すぐに既読になり、


ーありがとう。一応、私の方でも作ってみたんだけど・・ちょっと確認して貰えないかな?


すぐにPDF。係決めの時、指名されて困惑していた私を助けるように立候補してくれた孤高の人。その優しさに甘えて、準備さえしていなかった自分が情けない。
私自身の係は、結局あやふやなままに終わったのだが、それでもあの時、孤高の人に言われたのだ。


「フォロー、よろしくね。」


色々と考え過ぎてしまい、積極的な行動を起こせなかったというのは言い訳か?
フォローという言葉を鵜呑みにし、出過ぎても良くないと受け身になっていた。
PDFを確認する。完璧だった。確認ーなど必要のないくらい。書記もしている彼女、こんな書類作成なんて朝飯前なのかもしれない。ダンス講師の仕事だってしているというのに・・・


ー何もかもお任せしてしまってすみません。確認してみますね。


ざっと見て、すぐにOKのスタンプを押したい気分だったが、一応、表向きにきちんと確認しているのだという誠意を見せるには、時間が必要だった。




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焼きたてマフィンと親の思い

「ただいま。」


玄関を開けると、元気の無い我が子。だが、リビングに入った途端、笑顔になる。


「マフィン?」


「うん、久しぶりでしょ。」


ホットケーキで作る、簡単なチョコ入りマフィン。子が園時代はよく作ったもの。最近はめっきり菓子作りから遠のいていたが、ここ最近見せる、寂しい表情の我が子を元気付けたい思いで作ったものだった。それを焼いた香りが部屋中に広がっていた。
今週も、放課後遊びに出なかった子。我慢していたが、心配で居てもたっても居られず、つい聞いてしまった。


「最近、遊びに行かないね。」


子は、微妙に気まずい表情を見せたが、何でもない風を装う。チック症状は、相変わらず続いている。


「みんな受験とかだし。」


初めて聞く。子の仲良しは、受験しないはず。だから中学では美術部に皆で入るのだと言っていたのに。
切り口を変える。


「そうそう、部活、美術部だよね。顧問の先生、結構いいみたいだよ。」


子ども会の時に得た情報を伝える。だが、子の表情は曇ったままだ。


「美術部、入るの辞めようかな。なんか絵を描くの飽きたし。」


親の勘は当たるのだ。グループ内のトラブルだ。最悪、仲間外れ!?




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色々と聞きたい気持ちが押し寄せるが、ぐっと堪える。子は、昔から自分の気持ちをわーっと吐き出せないタイプだ。内に秘めるタイプ。私と同じ。
自分が学生の頃、辛かった時期を思い出す。果たして母を頼ったか?母のタイプが私とは違ったけれど、家の中くらいは普通にしていたかったことを思い出す。
今だから分かること。
ハブられたリで辛いこと、家族に何故打ち明けられないか?家の中では無価値な人間になりたくなかったのだ。学校という閉鎖された社会の中で、誰からも必要とされないこと。学校生活が全てだったから、視野だって狭かった。 教室内で皆からスルーされること=無価値な人間なのだと、どうしても定義付けてしまう自分自身がいた。
そしてあの頃、自分のことばっかりで鈍感な母は私の異変に気付かなかったけれど、それがかえって救われた部分もあった。


「いただきまーす。やっぱりチョコが入ってると美味しいね。」


暖かい紅茶と共に、一気に2個平らげた。


「あー、美味しかった!」


思わず笑みがこぼれる。
やはり、そっとしておこうと思い直した。
ただ、干渉するかしないかの境界線。この線の見極めを間違えない様、注意は必要だ。思春期の心は、時に暴走する。こんなことで?というきっかけから最悪な事態を招くことだってあり得るのだ。
引き続き、家の中ではゆったりとした環境作りを心掛けると共に、子の些細な変化を見逃さないよう、静観して行こうと思う。





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適任者

困った。
PCのライン画面を開くと、早速Hさんが数人にコンタクトを取ったらしく、しかも感触はなかなかのもの。
もう、次年度の後任選びはすべて彼女がしてしまえばいいのにーとげんなりした気持ちになる。
他メンバーも、最低一人はアタリをつけ、交渉中とのことだった。
そろそろ、私宛に進捗を聞かれるのでは?とビクビクし、ラインの通知がある度に動悸までする。




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卒対の方の集まりも、卒業式までのカウントダウンがいよいよされ、私と孤高の人担当の仕事についても詰めなくてはならない段階に入りつつある。
孤高の人が頼りになるので、安心はしているのだが、それにしても何も言って来ないのが気になる。
こちらから、何か提案をすべきなのか?それとも彼女の出方を待つべきか?そもそも受け身なのは向こうからしたら感じが悪いのでは?だが、園時代から少なくとも私の性格を知る彼女なら、ある程度の理解はあるのではないか。
脳内会議で頭はぐちゃぐちゃーだが、状況は何も変わらない。

話は戻るが、やっぱり酒井さんを推薦しようと思う。 Dちゃんママも浮かんだけれど、私がコンタクトを取れる人かどうかの問題はさておき、酒井さんはハキハキしているし行動力もありそうだし、何より、顔も広いので適任だと思う。





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後任選び

そろそろ、次の役員をどうするかという話し合いが子ども会の中であった。
例年、会員を集めてクジをひくのが恒例だったが、それを変えようとHさんが言い出した。
理由は、やはりクジだと士気が低くなるというもの。裏を返せば、今回のメンバーだってではそうなのか?と思うのだが、それについて皆が突っ込むことは無かった。


「最悪なのは、未経験の人だけになっちゃうことなんだよね。」


会長がため息を付く。何年か前もそういうことがあったそうで、結局は前任者が頻繁に介入することでなんとか無事1年過ごせたが、裏ではおお揉めに揉めたそうだ。
だからといって、何度も同じ人に役を頼む訳にもいかない。それでは不平等だ。


「取り敢えず、経験者か未経験かも含めて、お互い推薦出来そうな人を次回までに挙げて来よう。」


会長が提案する。だが、私には荷が重い。そもそも後任ーということは、同学年以外のママを挙げなければならない。
正直、子ども会の下の学年のママ達のことなど知らず、知っていても酒井さんくらい。だが、推薦したことが彼女に知れたらーどう思うだろうか? それが、怖い。




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「Cちゃんもいいよね。今年はパート辞めてゆっくりするって言ってたし。」


「Aちゃんはどう?下の子ももう幼稚園だし、やれそうじゃない?」


皆、躊躇なくポンポンと名前を出してくる。そして、またHさんが余計なことを言い出した。


「じゃあさ、それとなくそれぞれがいいと思う人に打診するってのでどう?」


「いいね、進捗はラインでしながらで。」


「あのクジの空気、嫌いなのよ~」


分かるけれど、ピンポイントで誰かを推すことー、匿名ならまだしもそうでなければ、私には荷が重い。




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男の子を授かっていたのなら・・・

昨日は、成人式。
我が子の成人式は、あと8年後ー
8年前は、4歳。まだ幼稚園生だった頃だが、振り返るとついこの間という感じ。
年々、時が経つのを早く感じる。

女の子は、節目節目で衣装選びが大変だ。成人式の晴れ着もそうだが、七五三から始まって、入学式や卒業式ー毎度のことながら衣装を揃えなければならない。
細かいところで言えば、習い事のピアノのドレスだってそうだ。
それを愉しみと思えば、幸せなことだ。男の子では味わえないこと。




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女の子しか授かれなかった自分を肯定してみる一方で、もし我が子が男の子だったなら今頃どうなっていただろうと妄想する。
野球やサッカーなどのスポーツをやらせていただろうか?それに付随するママ友関係は鬱になりそうだ。
だからといって、スポーツの出来ない男の子は、生き辛い青春時代を送ることになりそうだ。
今も昔もいつだって、スポーツの出来る男子は、学校生活を謳歌する。女子も同様だが、男子と違うところは、スポーツが出来なくてもお洒落だったり容姿が良ければ、挽回出来る。だが、男女共に青春時代を払拭する程挽回出来るアイテムは、やはり「頭脳」だ。なので、やはり勉強は大事なのだと思う。

自分の容姿も嫌いだが、我が子については、可愛く思える時が多々ある。世間一般にみたら、ごく普通だし、正直、気になる部分はあちこちにある。
それでもそれをキュートな個性と受け入れられるのは、愛情という名の欲目なのだ。

子が成人を迎える時、私はどうなっているのだろうか?夫との関係は?考えだすとキリがないのでいつも蓋を閉じてしまう。




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テレビ鑑賞

録画し、楽しみにしていた大家族モノのドキュメンタリーを観た。
まだ独身時代、実母も好きでよく観ていたけれど、この年になってようやくはまる気持ちが分かる。
色んな感情がないまぜになるのだ。それは、哀れみと同情ー、少しの共感と羨望。そして残る優越感。
ドタバタの中、ぐちゃぐちゃになった部屋ー、自転車操業的な家計ー、夫婦喧嘩。お世辞にもこうなりたいとは言えない何か。だが、観てしまう。
特に、一人っ子の母である私にとって、自分を正当化する良い材料になるのだ。


ー私のキャパで、複数子は無理ーだと。まあ、桁が違い過ぎるけれど。


せっせと家事を済ませ、あらかた綺麗になったリビングで淹れたてのコーヒーを手にリモコンを押す。夫も子も居ない、自分だけの贅沢な時間だ。
しかし、全てを観終わった後、釈然としない微妙な感情が残った。その感情を近い形で言い換えれば、自己嫌悪。




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その大家族は、金持ちだ。家族全員、皆小奇麗にしており、今風。両親の仕事柄、美意識が高いのだろう。
また子ども達が皆揃って反抗期など無いのでは?と思わせる程に素直。
母親も、私と同世代と思えない程に若々しく、疲れた感じを微塵も見せない。手に職を持つワーママだというから驚きだ。
睡眠時間を削りに削って、でも笑顔。他人ごとながら、体の心配をしてしまう。あのエネルギーが、子ども達からだというのなら、どこまで子ども好きなのか。

家を持ち、車も持ち、子ども達に習い事もさせ、金の心配も無さそうで夫婦円満。幸福の象徴をみたようで我が身を振り返ると居たたまれなくなった。
あの洗濯物や食器の山の何十分の一で、ヒイヒイ言いながら日々過ごしている私。しかも、無職。それなのにこのやつれ感は何なのか?悲しくなる。

どこか自分とは違い過ぎる生活を、冷めた目で見つつ、だが長男が家を出て行くところで涙してしまった。その瞬間、子どもの数だとか境遇だとかではない、母としての感情の共感をおぼえたからだ。




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専業主婦こそ手帳

子の様子が気になりだしてから、なんとなくメモでその日の行動記録を付けたくなって来た。
文房具店で手帳売り場を目にして立ち止まる。
元々、専業主婦である私にとって、手帳は不要な物。だが、去年から今年に掛けては、卒対だったり子ども会の役員だったりで忙しく、時間管理が全く出来てなかった。
それに加えての発作。
あれは、時間だけではなく体調管理も出来ていなかったのではないかと思う。


主婦に手帳は不要ー


そんな風に思うのは、ほぼルーティーンの家事仕事しかない、ほぼほぼ頭の中で用は足りると思っていた時。だが、今更だけれど、専業主婦だからこそ手帳が必要なのではと思い直している。
自己満足といえばそれまでだが、手帳に些細な家のやるべきことを書き記すことで、広い世の中から見ればちっぽけなー、生産性の無い仕事でも価値があると、自分自身を肯定出来るのではないだろうか。




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日々、当たり前のように作っている食事。それだって、私が作らなければコンビニだったり外食だったりで無駄に金が掛かる。その掛かったかもしれない費用を浮かせたことだって、家計のタシになっているのだ。
もっと、自分に自信を持つ。そんなマインドを育てるのに、今更だが手帳というツールは「アリ」なのではと思うのだ。
子育て日記ー、子がまだよちよち歩きの頃くらいまでは付けていた。いつしか面倒になり付けなくなった。思春期の今だからこそ、手を掛けるのではなく目を掛ける。
さり気無く、気に掛ける。

そうだ、手帳を買いに行こう。なんだったら、子にも勧めてみよう。この週末は、そんな予定を立てている。




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再々チック

駄目だ。子の様子が気になり始め、たえず観察するようになってから再びあの症状が出ていることに気付いてしまった。
それは、チックだ。
去年の春頃にあって、そういえばいつの間に消えていたそれは、いつからかまた出るようになっている。
目をパチパチしたりぎゅっと瞑ったり。それに加えて、喉の奥から変な声というか音を出す。


「ん!!ん!!」


咳払いともつかない、何か喉に詰まったのか?というような音。それに、鼻啜り。


「大丈夫?喉が痛いの?」


さり気無く聞くと、驚いたような表情で、


「何が?」


と聞き返される。まるで無意識に行っているかのように。




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本屋で立ち読みしたチック症状についての専門書。しかし、それには治療法など無く、ただ見守るのみとある。ネットであちこち検索しても同様。
そして、指摘すればするほど、その症状は酷くなるとも。

ただ、6年生女子という立ち位置の中、このような癖というか病気は周囲から理解されにくいのではと思う。からかわれたり、また苛められたりしないかと不安だ。
そもそも、既にクラスメイトにバレていたらと思うと、胸が痛い。
子どもは残酷だ。時に無知は人を傷付ける。


「ん!!ん!」


酷いと、変な声を上げながら目をぎゅっと瞑り、仕舞には首を振る動作をする。それが一気に行われると、異様でもある。
ーちょっと、意識して治した方がいいよ。皆に変に思われるから。


そう言いたいのをぐっと堪える。忍耐だ。




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心配ごと

何となく、子の様子が気になる新学期。
ため息も多いし、宿題などをしている間も上の空といった感じ。
一番は、下校してから遊びに行かないことだ。
冬休み前は、学校から帰宅すればすぐに友達とどこかに出掛けていたけれど、それが無い。
かといって、夢中になっていたイラストだか漫画を描いている様子も無い。
ただぼーっとソファーに座り動画を観ているだけ。


「今日は遊びに行かないの?」


「あぁ・・皆、塾とかだし。」




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本当だかどうだか確認する術もない。ただ子の言葉を信じるのみ。
勉強だとかピアノの練習だとか、普段は口煩くあれこれ干渉してしまうのだが、学校生活で一番大事なのは、友達関係の構築だ。
集団生活に身を置いている以上、その中で自分らしくいられる居場所があること。我が子にはそれを無くして欲しくない。
私のようになって欲しくないのだ。
殆どの仕事がAI化されてしまうかもしれない昨今、独創性は勿論、コミュニケーション能力も生きる上で求められる時代だからだ。
この心配が、ただの思い過ごしであって欲しい。




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年賀状マウント

七草粥を食べ、玄関の正月飾りを片付けた頃、今更の年賀状が届いた。
友達でも何でもない、引っ越し前のマウンティングママからだ。
毎年、型を押したように、元旦に届いていた年賀状。モデルの仕事をしているらしい娘の写真ビッシリ。
いずれ、子役でも目指すのだろうか? それが、今回は忘れた頃に届いたのだった。
一応、お義理で付き合いも無いのに出したのだが、こんな時期に届くということは、向こうは私からの年賀状が届いてから慌てて書いたに違いない。
今回も、ハガキサイズに収まりきれない程に数々の写真が散りばめられている。ハワイかどこか南の島に行ったのだろう家族写真。
子ども達のバレエだったりピアノ発表会の写真。申し訳程度に兄弟のスポーツ試合か何かの写真も一枚だけ。
ほぼほぼ娘の写真ばかりだ。




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そして、今回も親子で雑誌に掲載された様子がしっかりと写っていた。彼女自身もバッチリメイクと正装をして、ポージングしている。
何というか、ネットや雑誌でよくある不特定多数に向けての自慢というよりも年賀状については特定に向けての自慢と思える。
成功した子どもー例えば、受験を一足早く終えた子どもが、難関校の校門前でこれ見よがしに写っているような年賀状もそうだ。
我が家は、写真付き年賀状はもう辞めた。そもそも家族で写した写真も無いし、子どもの写真を無防備にさらすことも危険だと考えるからだ。
彼女のように、子どももー、あわよくば自分さえもメディアに出て喜ぶ人種は別だけれど。写真のばらまきに抵抗などないのだろう、むしろ宣伝のようなものだ。
来年からは、元旦に届くように出すのはやめにしてフェイドアウトしていきたい。




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休み明け

冬休みが終わりに近づくと、子のため息が気になるようになった。
学校に行きたくない風なのだ。
そういえば、仲良しグループでクリスマス会をした辺りから何となく元気が無かったし、この冬休みに一度も友達と約束が無かった。
新学期の朝も、一つ一つの動作が重かったのだ。
はっきり言葉にして行きたくないとは言わないけれど、子の醸し出す空気が重苦しく、母としての勘なのか気になって仕方が無い。
登校はしたものの、引っ掛かるものがある。
大人だって、9連休明けの出勤は嫌なものだ。


「ママはいいよね。」


当て付けのように、ため息交じりで登校前に言われた台詞が残っている。




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やっぱり帰省ブルー

帰省ブルーという言葉通り、疲れ果ててしまった。
元旦なので、初詣も義実家近所にある神社ですることになった。
そして、義姉達の輪にいつも通り入りきることが出来ず、義母は優しく相手してくれるものの、職場の愚痴だったりその他大変アピールをされてその聞き役。
義母は、働き始めてからというもの、少し愚痴っぽくなったようだ。
以前、専業の頃は好き勝手やっており、趣味のテニスやご近所仲間とモーニングだったり、自由を満喫していたのだ。
義姉達も、そんな母親の話し相手をするのにうんざりだったのだろう。義母を私に丸投げして、自分達は飲酒とお喋りに興じている。
三女の彼氏はおらず、何となく別れたのだろうか?誰もその手の話をしないし、もう既に暗黙の了解的な感じ。
私の中では、この正月で婚約発表の流れかーと思ったのに。

夫は義父や義兄達と楽しそうに飲んで食べて、子は、お年玉を貰いホクホク、従姉妹とゲームをして楽しんでおり、私だけやっぱり疎外感。
義母がキッチンへ行ってしまえば、蚊帳の外なのだ。




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「ねえ、働かないの?」


次女に突然話を振られ、困惑した。まるで用意していなかった答えに戸惑い、


「体調が悪くて・・」


「家にずっといて動かなければ、鬱になるでしょ。更年期だって早まるよ。外に出なよ!」


余計なお世話。
ずけずけと人のライフスタイルに意見する彼女達が、やっぱり苦手。


「OOだってもう中学でしょう?一体一日家にいて何すんの?一人っ子だし、もう子育ては終わりのようなもんでしょう?」


余計なお世話。
遠くから、夫の視線も感じた。
痛い正月だった。




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三が日

年明けからの三が日。
ただただ疲れた。いつも通り、愛想笑いを張り付けて、「ただそこにいるだけの人」を数時間。
嫁業は、果てしなく疲れる。
いつもいない夫とも、ずっと一緒。
外出するにも、夫ペース。
私は、主婦として家のことを最低限してから出ないとならないのに、彼は自分の身支度さえすれば、早く出ろと言わんばかりに急き立てる。
24時間あるうちの何時間かを人のペースに合わせることは出来ても、それがずっとだとキツイ。
まるで、赤子と始終一緒にいるかのようで、ただ決定的に違うのは、赤子は純真無垢で可愛いということだ。

兎にも角にも疲れた。




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