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軽い失望

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学校行事はやはり疲れる。

滞在時間は、ほんの1時間程。それなのに、なぜここまで消耗するのか?
前日から頭の中はそればかり。何度も夜中に目覚め、そして嫌な夢も見る。その時間までを、まるで私は判決を待つ犯罪者のような気持ちで過ごす。

集合時間遅くに行くか、それとも早くに行くか、迷いに迷って結局は遅くに行った。
学校の駐輪場にずらりと並ぶ自転車を見ただけで、動悸がしてしまう私。ここまで来ると、病的だなと自分でも思う。
軽い参観。それは体育館で行われたのだが、教室とは違い開放的な空間だからこそのざわめき。それが私の緊張感を更に高める。

恐る恐る足を踏み入れると、真っ先に素敵ママの姿が目に入った。下の子をおんぶして、どうやら準備のお手伝いをしているようだ。任意のボランティアに参加したのだろう。
彼女のママ友、DちゃんやAちゃんママらも同じくあくせく動いていた。その他にも、なんとなく顔を知っている保護者ー所謂、目立つ保護者らが、談笑しながら動いている。
男性も一人ー、そう、子と同クラスの生徒のPTA会長である例の父親も、ジャージ姿で豪快に周囲の親達や先生を笑わせながら、重い跳び箱などを動かしていた。

一方、私のようにただ突っ立っている保護者らがいたことも事実。こちらは皆、地味な雰囲気。しかし、いずれも2~3人以上の顔見知りと談笑をしていた。
私のように一人っきりで佇む人間はー・・・

伏し目がちに周囲を見回す。体育館の奥の方に一人、いた。それがどんなに救われたことか。その母親は、他のクラスだが、至って普通の人に見えた。
私のようにびくびくするわけでもない、凛とした姿で子供達の様子を眺めていた。


もしかしたらー


私は「ひとりぼっち」が嫌だから、群れる人間が羨ましいから、だからいつでもそればかりに目が行ってしまうのではないか?きちんと周囲を見渡せば、私のように一人の人間もいることに気付かないだけで・・ そして、一人でも毅然と振舞っていれば、何も恐れることはないのだ。

そんな風に、頭を切り替えたその瞬間ー、PTA会長がその母親の方に駆け寄って何か話し掛けているのが見えた。それまで無表情だった彼女は、くしゃっとした柔らかい微笑を返し、それから何かが巻き付いている指を見せた。 怪我?
知り合いだろうか?怪我をしているから準備に参加出来ないだけで、実は準備組みに知り合いがたくさんいたのだろうか?
私はまた、軽い失望感に襲われるのだった。






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