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やりたいこと、ダイヤの原石

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子がピアノを習い始めたいと言い出した。
音楽の時間、音符が良く分からず苦戦したことと、クラスメイトが何かの出し物で伴奏を担当したのを見て、「格好いい」と思ったのが発端らしかった。
習い事でも、ピアノは幼稚園からという印象がある。今更習ったところで、どこまで上達するのかも分からないし、また発表会で、子よりもうんと小さな子が子以上のレベル曲を弾くことを想像すると、果たして大丈夫なのかと危惧する思いもあった。


「パパに相談してからね。」


取り合えず、夫に相談してみることにした。
夫に何かしら相談する時には、いつでも早帰り&機嫌の良い時と決めている。


「OOがね、ピアノを習いたいらしいの。」


「え?ピアノ?あんなの何の役にも立たない、やめとけ。」




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夫の言い分としては、義姉がやはり、子供時代にピアノを習っていたらしいが、練習は正直他人からしたら騒音でしかないし、初期費用やら月謝やらが高価な割りに身にならないしで、良い印象は無いらしかった。


「ピアノする時間、塾とか行った方がいいんじゃない?そっちの方がよほど役に立つだろう。」


夫としては、ピアノは金持ちが余暇にやる習い事という位置付けだった。しかしー、私は子に感情移入していた。
やりたいと本人が言ったことーそれを見過ごすことは出来なかった。
何故ならー、私自身、やりたいことすら浮かばない、詰まらない子供だったからだ。「やりたいこと」が明確な友達が羨ましかった。子供時代から無気力で、何かに熱中することが無かったのだ。 勉強だけではない、スポーツや音楽、絵画など、何でも良い、夢中になれることー
それが無いことがコンプレックスだったのだ。そして、それは今も尚持ち続けている。
やりたいことー時間と金があるのなら、親として子に出来るだけさせてやりたい。それは、我が子に未知なる「可能性」を見ているからだ。とうの昔に捨てた、自らの「可能性」を子に託したいーそんな気持ちが少なからずともあることは否定出来ない。


「役立つとかじゃなくてー、OOがしたいって言ってるの。取り合えずでもいいからさせてあげたい。今させなかったら、大人になってから「たられば」で私達のことを悪く思うことだってあると思う・・・」


夫は、少しの無言の後で首を縦に振った。夫にしては珍しいことだった。テーブルを見ると、既にワインの瓶が1本と半分空いていた。
こうして、取り合えずの「体験レッスン」をさせてくれる教室探しが始まった。




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