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真っ赤なりんご

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母から受け取ったりんごを剥いて子のおやつに出した。


「ばあばからだよ。」


なんとなく出た台詞。
子は、久しぶりに耳にする私からの「ばあば」の言葉に敏感に反応した。


「え?うち来たの!?」


「ううん、届いたの。」


「なーんだ。ねえ、最近ばあばもじいじも来ないね。なんで?」


頭を悩ますこの質問。本当のことを言ってしまいたい気もするし、しかし彼女にとっては唯一無二の祖父母なのだと思えば言えるはずもない。なんとなく他の話に反らすのも限界だ。
だからといって噓を付くのも違う気がする。


「ばあばとね、喧嘩しちゃったの。」


すっと言えたーというか言ってしまった。子からしたら「親子喧嘩」くらいに留めておいてくれたらいいと思い、口にした瞬間はやけに清々しい気分だった。
子は、少しだけ不思議そうな顔をしたけれど、すぐにどういった理由で喧嘩したのか聞いて来た。勿論、これは言えるはずもない。




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「OOとママも好きなものと嫌いなものって違うでしょう?勿論、好きな人や嫌いな人も。親子でも違うんだ。その違いを認められればいいんだけどね、それが出来ないと喧嘩になっちゃうの。」


「で?ママ達はなにが違ったの?」


「それはね、OOがもう少し大きくなってからかな。今は難し過ぎる問題なんだ。大きくなったらママの話、聞いてね。でも、OOにとってばあばはばあばだし、ママはママ。それは変わらないから、OOは今まで通り普通にしていればいいからね。」


「分かった。」


神妙な顔つきで頷く子。何とかオブラートに包むことは出来たが、しかしこのまま祖父母と会わせない訳にいかないだろう。子の長期休みを利用して会うか、いちかばちかで夫も巻き添えにして会うか。
夫ともだいぶ会わせていないし、このまま会わせないのも不自然だ。とはいっても、夫は夫で私の両親に会いたくもないだろうが。

距離を置きつつ会うことが出来た時、本当の意味で私も両親に対して大人になれたと言えるのかもしれない。




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