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ひとり新年会

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夫と子が義実家にお泊りの土日。
当然のように、私には声掛からず。それはそれで気楽だったが、しかし一抹の寂しさを覚えた。
趣味も金も無い、突然誘って遊びに行くような友人もいない私に出来た、休日の自由時間。掃除も洗濯も彼らが帰って来るまでにすれば良い。
食事の支度も、一人なら冷蔵庫にある簡単なものでーと思いつつだらだらと出来る。しかし、こんな時に限って冷蔵庫は綺麗に空っぽだった。
そんなこんなで、夕方まで煎餅を少し食べただけ。流石に買い物に出ようと外に出た。外は真っ暗。
ふと思い付き、自転車で隣町まで行く。自転車を漕いだことでますます腹が減り、通りすがりのファミレスにふらりと入った。子とも、たまに行くその店はまだ中途半端な時間ということもあり店内もガランとしていた。

メニューを開くと、どれもこれも安価なものばかり。ふと目についたグラスワインが100円ということもあり、1杯飲みたくなった。
一人飲みなんてーと思いつつ回りをふと見渡すと、隣の客も若者だがお一人様。斜め向かいも、私と同世代の男性だがお一人様。彼らはつまみになりそうな何品かとビールをスマホ片手に楽しんでいた。
更にその奥の席には若いOL風の女性が一人ワインを、しかもボトルで飲みながら、タブレットPCで仕事か何かしているのが見える。週末ということで、ファミリー連れこそいても、ママ友軍団がいないことは私の気を大きくした。


「ミラノ風ドリアとグラスワインの赤、お願いします。」


レンタルで借りていた漫画でも持って来れば良かったー、そう思いつつ、手持無沙汰でなんとなく携帯を手に取り電話帳を開く。
「あ」行から順番に。こんな私にも、この電話帳にあるだけの人々が人生を通り過ぎて行ったのだ。




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「お待たせしました、グラスワインです。」


すぐに運ばれて来たそれは、ドリアが来るまでにすぐ飲み干してしまった。あまりにも美味しくて、これが100円!?と思うと、もう1杯くらい頼んでもバチは当たらない気がした。
ドリアが運ばれて来た時、ついでにもう1杯グラスワインをオーダーした。
アツアツのそれを頬張り、腹が空いていたこともあり、猛スピードで口の中に運ぶ。そしてすぐにワインが運ばれて来た。
今度は、味わいながら飲む。ドリアのチーズが良いつまみになっている。片手に携帯。電話帳は「さ」行だった。


ー彼は、今頃家族を持って、幸せに暮らしているのかな?職場では、学生ノリでこんな私にも気さくに話し掛けてくれた。

ーバイトの後輩・・大人しくて何を考えているのか分からない子だったけれど、今なら仲良く出来そうな気がする。

ー引っ越し前の公園で出会ったママ友。もう今は連絡さえ取っていないけど、二人目は出来たのかな?兄弟をたくさん作ってあげたいって言ってたから、もしかしたら4人くらい生んでたりして。


気が付くと、酔いが回り、ワインの上限を「ワンコインまでなら」と決めていた。いつも家で飲む安ワインと比べれば高いのだけれど、雰囲気と場所代、それに上げ膳据え膳代だと思えば納得出来る価格帯だった。すっかり気分も良くなり、追加で小エビのサラダもオーダー。5杯目は白を頼む。キリッと冷えたそれとサラダはとても良く合った。
こんなことならボトルで頼んでも良かったーネットで調べたら、残ったワインは持ち帰りも出来るそうだ。半分程飲んで、残りを一人家で晩酌という選択でも良かったと少々後悔した。
外で一人飲みなんて、寂しいし恥ずかしいと思っていたのに、それは間違った思い込みだった。

合計、1300円で釣りが来た。少し贅沢してしまった気がしたが、ママ友付き合いをしていれば、新年会と称して3000円。それの半分以下で収まったのだから良しとしよう。 「ひとり新年会」、それは思いのほか楽しかった。




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