にほんブログ村 主婦日記ブログ ひきこもり主婦へ
にほんブログ村 主婦日記ブログ 専業主婦へ
にほんブログ村 子育てブログ 一人っ子へ

悪意あるお節介

スポンサーリンク





去年、同窓会を欠席した私。実家から転送で届いた往復はがきにある「欠席」欄に〇を付けて出したのは、昨日のことのようだがあれからもう1年も過ぎた。
そして再び、今度は自宅に届いた、級友かおりからの同窓会通知。
一言欄に、


「久しぶり。去年は皆本当に久しぶりだったけど、盛り上がったよ。先生もOOに会いたがってた。それで今年もしようってことになって。今度は来てくれるよね!?」


右肩上がりの調子の良い字。彼女の高くて少し早口な声が聞こえてくるかのようだった。
勿論、出席するつもりなんてない。あの頃から人付き合いは苦手だったが、それに拍車を掛けた今ー、時間と金を掛けてまで面倒なことはご免だ。
同窓会に出席するメンバーなんて、そもそもそういう場が好きな連中か、今の自分に余程自信があるか、遅過ぎる婚活目的かのいずれかだ。
前回のような、恩師の還暦を祝うパーティーではないので、会費は5000円と安価だった。場所も洋風居酒屋で、ラフな格好で行けるだろう。
日時も決定しており、平日の夜だ。子のことも見なくてはならないし、欠席する正当な理由がちゃんとある。そうやって、いちいち自らを納得させた。
しかし、同窓会通知を引き出しにしまわず、ダイニングテーブルの隅に置きっぱなしにしていた私は馬鹿だった。代休で日中のそのそ起きて来た夫がたまたまそれを目にしたのだ。


「ん?なんだこれ。同窓会?」


悪いことなどしていないのに、ビクっとしてしまう。言い訳がましく、


「それね。平日だし、行きたいけどOOが一人になっちゃうから今回は欠席にしようと思って。」


「行けば?この近辺、仕事も暇だから休めるし。たまには羽伸ばして昔の友達と会って来いよ。」




スポンサーリンク





好意的に捉えてもよいこの台詞ーだが、夫はこう提案したら何が何でも引かない。最悪だ。たまにの好意が拒否されて踏みにじられることを異常なまでに嫌う。それでも、私は行きたくなかったので、言葉を選びながら夫の申し出を断った。


「ありがとう。でも・・夜だし、何だか気が進まなくて。」


「あなた、去年行かなかったの!?先生も来てたのに?薄情だな。」


人間性を疑うような目で私を見る。メッセージまで読まれてしまい、去年も欠席という事態がばれて、私が本音では出席したくないということもどうやら見透かされたようだった。
となると、是が非でも私を同窓会に送り込もうと躍起になるのが夫だ。ある種の感情が彼をそうさせるのだ。


「遠慮するなって。毎回欠席だと、まるで俺があなたを縛り付けてるみたいに思われるだろう?そう思われる俺の立場に立ってみろよ。」


夫はそう言いながら、勝手にボールペンを取り出して「出席」に〇を付けるとはがきごと持って行ってしまった。


「出しておくから。楽しんで。」


最悪だ。ただでさえ、かおりとしか接点も無い同窓会。他のクラスメイトとは卒業以来会っていない。今更どう話をしたら良いのか分からない。
同じ環境かどうかも分からないーそもそも既婚なのか独身なのか、子持ちなのかいないのかーそういったデリケートな部分を意識しながら会話をするのかと思うと、今から気が重い。 夫の余計なお節介で、またひとつ悩みが増えた。





スポンサーリンク



trackback

copyright (c) 隣の芝生 all rights reserved.

プロフィール

selinee

Author:selinee
FC2ブログへようこそ!

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR