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愛想の良い探り方

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ボランティア活動に行って来た。前回一緒の席に座った人達とのグループワーク。
私は彼女らよりも年上、ここは仕切らなければと気持ちばかり焦る。しかし、先走れば空回るのが私という人間。
ベリーショートの女性は、相良さん。編み込みヘアの女性は平井さん。先日の自己紹介で知ったのだが、下の名前は忘れてしまった。
スタッフがあるところまで下準備してくれているので、私達の作業はほぼ単純作業。慣れてくれば、片手間に出来そうな仕事。それを証拠に、他のグループは和気あいあいと雑談をし始めている。 出だしが肝心ー、そう思い、思い切って口火を切った。


「この辺りにお住まいですか?」


ありきたりな質問だが、それでも頭の中で何度も反芻した後で出した言葉だ。


「あ、はい。」


二つの声がかぶる。ということは、二人ともこの近くに住んでいるらしい。年齢の近い二人は顔を見合わせ、互いの住所を言い合い、そして私の知らない酒屋の名前を出して少し盛り上がる。 たちまち会話に入るタイミングを見失う。私から話題を持ち掛けたというのに・・


奇数は苦手ー、特に3人は難しいという話をよく聞くが、そもそも根本的に人と関係を築くのが難しいと感じている私にとって、奇数であろうが偶数であろうが、3人であろうが何人であろうが難しいものは難しいのだ。
それでも、それを顔に出さず微笑をたたえながら手を動かし、視線を二人に向けたままでいると、気を遣ってなのか今度は相良さんが私に住まいを尋ねてくれた。


「あ、知ってます。従姉妹がその近くに住んでるんです。」


思わず笑顔になる。もう、それだけで打ち解けた気分だ。社交辞令であってもなんでも、スルーされないことの清々しさ。
会話は、ぽつりぽつりと続く。互いに探る段階の会話。踏み込み過ぎず、しかし無愛想にならないように。




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「終わりましたね。」


「あ、もうこんな時間。」


スタッフが終了の声掛けをした。皆、ざわざわしながら片づけ始める。私はいつもの癖で、テキパキと帰る準備をしてしまい、することが無くなってしまう。相良さんと篠崎さんが歩いて来たのかどうか尋ね合っているところで、なんとなく手持無沙汰な私はその場に居辛くなり、


「じゃあ、お先に失礼します。」


「あ、お疲れさまでした。」


「お疲れさまでした。」


笑顔の二人に見送られる形で、部屋を後にした。


もう少しのろのろ片付けをしていたのなら、なんとなく二人と会話をしながら途中まで帰ることが出来たかもー
今頃二人は、ライン交換でもしてるかもー
いや、家も近いし年齢も近い二人は、早速ランチでも食べているかもー


また心にも体にも悪い妄想に取り付かれそうになり、慌てて首を振る。そうだ、私にはもうすぐ敬語ママとのランチの約束があるではないか。それに、今日は子が4時間の日。どちらにしてもランチなんて無理。子は鍵を持っていないのだから。
約束があり、やるべきことがある。それは幸せなことだ。何故なら、マイナスの妄想を和らげてくれるから。 本来のボランティア活動に集中しよう。人間関係は後から付いてくる。




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