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運動会の朝

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子の運動会、朝から弁当作りでバタバタしつつ、実際競技に出る子よりも何故か緊張している私。
子が出た後、時間差で夫と学校に向かう。前方に、酒井さん家族、それに素敵ママ家族が見えた。わざとゆっくり歩く。


「あれ、ご近所さんだな。」


夫が素敵ママらを目にして言う。挨拶はしなくていいのかと言わんばかりにーそして、何故か早歩きになる夫。これではどんどん彼女らと距離が縮まってしまう。
夫婦で縦に並ぶのもおかしいので、小走りに追いつくようすると更に近づく。夫はまるで私の心を見透かしているかのように、困らせるかのようにぐんぐん先に進む。
素敵ママらの会話が聞こえる程の距離に来たところで、夫の歩みが緩む。丁度、5メートル程の距離感。一番微妙な距離感だ。逆に、早々に追い越してしまいたい。さっと挨拶だけして通り過ぎたい。
私が今度は歩みを速める。夫はしかし、私の後ろでのんびり歩く。背後から声を掛けたら驚かれるだろうか?しかし、このままこの距離感でいるのにひたすら沈黙のまま彼女らの背を見つめて歩き続けるのはやっぱりおかしい。
すると、ふっと酒井さんが私の方を見たーそんな気がしたので笑顔で会釈した。ほぼ条件反射的に。なのに、彼女はスルーした。そのまま視線をすぐに素敵ママに戻して話し込む。
顔が耳まで赤くなる。その様子を夫も見ていたはずだー、それもあり、必要以上に挙動不審な動きをしてしまう。気が付くと私は走り出していた。


「おはようございます。」


彼女らの横を通り際、素敵ママだけに精一杯の視線を向けて。驚いた表情の素敵ママは、すぐに笑顔に戻して、


「おはよう!」


挨拶を返してくれた。それだけで十分だった。


「おい!どうしたんだよ!?」


夫が背後から呼ぶが、それに構う余裕など無かった。そのまま走り去る。走った言い訳を夫にどう伝えるか考えながら。




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