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羨ましさと疎ましさ

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敬語ママとランチをするー、それが今の楽しみなのだが、なかなか互いの予定が合わずにようやく6月になって実現しそうだ。
場所は、私が決めることになり、その下見に以前より気になっていた店に寄ることにした。
自宅の最寄り駅より二駅程、自転車を飛ばせば30分程の距離。勿論、電車代が勿体無いし、時間は有り余っているので暑い中、自転車で向かった。
朝食は、軽いものしか食べておらず、しかし1時間程すればランチタイムだ。先月、夜なべして頑張った内職代の端数で自分の小遣い。その中で予算を決めて何か注文することにしようと心に決めていた。 家を出る前は、熱いコーヒーと店自慢のパンケーキと思っていたが、思ったよりもっと暑く、更に自転車を漕いだこともあり汗びっしょり。冷たい飲み物を体は欲していた。
店に入ると、迷わずフルーツの炭酸水と、卵サンドを注文していた。

周囲を見渡せば、どこもかしこも女性グループばかり。私と同世代はそんな感じ。勿論、一人客もいるが、男性だったり割と若い女性だったり。 年が上がるに連れて、人は群れたくなるものなのか?

丁度、私の席から入口が見えるのだが、炭酸水が運ばれて来た頃、数人の女性グループが入店して来た。驚くことに、素敵ママがその中にいた。そして、彼女らは素敵ママと同じように垢抜けた装いをしていた。 私は、もう頼みもしないのにメニュー表に目を落とし、気付かないふりをする。


ーどうか、近くの席に案内されませんように・・・


こういう時、私は引き寄せてしまう。勿論、願ってもいない方向に。内心、ハラハラしながらその時を待つ。そして、少ししてから安堵する。気付かなくても不自然ではない、そんな距離感のある席に彼女らは案内されていた。
雑誌でも取って来ようと、店の本棚へ向かった。普段読まないファッション誌に手を伸ばした時、


「OOさん!」


背後から声、振り返ると素敵ママだった。




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「やだ!来てたの~?」


「うん。さっき。」


「お友達と?」


何故、いちいちそんな質問をするのだろう?彼女の無神経さに腹が立つ。


「ううん、ひとり。」


「へぇ、ひとりなんだ。よく来るの?私は友達とよく来るよ。じゃあまたね~」


悪気の無い笑顔。彼女は何冊かの雑誌を手に、友達3~4人が待つ席へと帰って行った。やはり、近い席じゃなくて良かった。
それでも、敬語ママと一緒の時だったらもっと良かったのにと思う。素敵ママに、思われたかったのだ。


ーOOさんも、ランチ出来るお友達がいるんだー


そう思われたかった。
ついつい、素敵ママらの席を意識してしまう自分。折角の下見なのに、集中出来ずにいた。そそくさと運ばれてきたパンケーキを平らげると、結局持ってきた雑誌もよく読まずに返却し、店を後にした。 素敵ママの眩しさが、疎ましく思えた。




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