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労力の使いどころ

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一度、人に対して苦手意識を持つと、なかなかそれを変えることは容易でない。
スネ夫ママやボスママは勿論、EちゃんママやAちゃん、Dちゃんママも苦手。
それに、名前は忘れてしまったけれど、会えば気付かない振りをしてしまいたくなる顔見知りもたくさんいる。
素敵ママやYさんのように、底抜けの社交性を持つ人々には理解出来ないだろうけれど、こんな人間は案外多い気がする。ネットや雑誌などのお悩み相談でも、良く目にするエピソード。 顔見知りに出くわしても、気が付かない振りを装ってスルーする、みたいな。
夏休み前の学校。写真展示をしているというので行くことにした。期間が決まっており、人がいないだろう午前中を狙って行ったのだが、学校内の自転車置き場にずらりと並んだママチャリを見て、予想が外れたことに気は沈む。 引き寄せの法則ーで、悪い予想をいつでも引き寄せてしまう私。
後ろ姿ですぐに、Eちゃんママと素敵ママ、それに見知らぬママがいるのが分かった。まるで女子学生のように、きゃあきゃあ笑いながら写真を選んでいる。
同じ学年なので、他に行き場を見付けることも出来ず、だからといってUターンすることも情けない。
Eちゃんママは苦手だ。嫌いではないけれど・・スネ夫ママではない、それだけでもまだマシか・・


「あ、お疲れ様~」


素敵ママが、満面の笑みで挨拶をしてくれた。


「こんにちは。」


私も、なんとか憂鬱な気持ちを引きずらないよう、努めて明るく振る舞う。素敵ママの隣にいる、初対面の女性はEちゃんママと盛り上がっている。ちらっとEちゃんママがこちらを見た気がした。
しかし、大きなサングラスを掛けているので果たして目が合っているのかどうか分からない。そういう時の便利な挨拶ー軽い会釈だ。




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引き攣りつつも、笑顔で彼女に向かって会釈をしたが、顔を上げると彼女は隣の女性と写真を見ながらクスクス笑う後ろ姿。なんだか惨めな気持ちになった。何故なら、それを素敵ママが見ていたから。
私は彼女の前で、頭からつま先までのプライドというプライドのカケラをかき集め、まるで何事も無かったかのように、


「暑いね、いい写真、あるといいんだけど。」


会話を続けた。人の良い彼女は、私の言葉を繋げるように、


「OOちゃんの、いい写真あったよ。」


親切に、その場所を教えてくれた。
恐らく、ママ友のいない私の娘である我が子は、こんなにたくさんある写真の山の中で、どの親からもスルーされているのだと思っていたから素直に嬉しかった。
こうして、子の存在を認めてくれている人がいるだけで、何だか救われた気がした。大袈裟だけれど、それくらい彼女のその言葉は嬉しかったのだ。


「ありがとう!」


心から、感謝の想いを伝えた。私が写真番号を転記しているうちに、彼女は自分の仲間の元に戻って行ったが、それ程寂しさを感じなかった。
色々な人がいる、嫌な人も良い人も。
それが社会。
次からは、Eちゃんママは視界に入れなければいい。ここで人間が出来ていれば、それでも気にせず愛想良く挨拶をし続けるのだろうけれど、私はそこまで善人でもない。
こちらが媚びへつらう必要などない。無駄な労力は、その分良い人に向けよう、そう思った。



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