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ひとりぼっちの公園

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昼食は、さっと作れる素麺。勿論、それだけでは無くおにぎりと冷蔵庫の中にあった芋と茄子とちくわで天ぷらも。
私一人だったら、素麺一択。ネギや天かすなどの薬味すら無くていい。
さっさと食事を済ませると、午後の作業集合時間に間に合うよう、家を後にした。
現場に着くと、既に各係ごとにテント下で準備をしているのが目に入り、焦りつつ自分のコーナーへと急いだ。
班長と酒井さん中心に、皆話を聞いている最中だったので、そろそろ輪に入る。ちらっと例の二重人格女性が私の方を見た気がしたが、気付かないふりをした。
班長は、その日のタイムスケジュールの再確認、そして細かな注意事項など口頭で伝えると、それぞれ担当の仕事を遂行するよう指示を出した。
しかし、私はサポート業務。人手が足りない場所を探し、積極的に動かなけばならない。酒井さんは、班長らと和気あいあい準備をしている。
まだ開店しているわけでもない店舗。各担当で雑談をしているだけ。どの輪にも入り損ねている私は、非常に居心地が悪かった。


ーこのまま消えたところで、誰も私に気付かないかも。


ネガティブスイッチがすぐに入る。


ーこのままここで誰とも話さず突っ立っている方が、変に浮くし奇妙な人だと思われるかも。


開店までの30分、居たたまれなくなり、トイレに行く体で近くの公園へ行った。一応、班長にだけ席を空けることは伝えた。
公園のベンチに座り、着信も無い携帯を取り出しメール文を開くと、ポチポチ文字を打ち込む。


「ひとりぼっち、またひとり。なんで皆はあんなに器用なんだろう。それとも私が不器用なだけなのか。」


目の前にあるブランコは、太陽の熱をふんだんに吸収し、触れたら火傷をしそうに思えた。真夏の公園は人気が無い。私と同じ、ひとりぼっちだ。




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