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転校生

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「転校生が来たよ。」


子が、興奮した様子で私に伝えて来た。しかも、同じ団地で隣の棟の子。クラスは違うけれど、登下校で見掛けるらしい。


「どんな子?」


「わかんない。でも、静かな感じ。」


子から聞いて、私の方が妙にそわそわする。既に、近所の固定された人間関係からさらりと省かれている私にとって、またとないチャンス到来だからだ。
子が、その子と友達になれば、仲良くなってくれたら、その母親とも接点が出来る。まだ、周囲の情報に疎いだろうから是非力になりたい。


「誰かといるの?」


「ううん、一人で歩いてるよ。」


「だったら、声掛けてみたら?」


「え~、何で?恥ずかしいよ。」


会話は、そこで終了し、子は宿題に取り掛かり始めた。どうにかしてその子と仲良くなってはくれないかと思う母心だが、それは親の勝手な都合。
それでも、近所で浮いている子にとって、悪い話ではないと思うのだ。仲良しの友達が団地内に出来れば、この先ー中学へ行っても心強い。
宿題が終わり、ゴロゴロDSを始めようとする子に向かい、もう一度声を掛けてみた。


「その子、家も近いんだし・・まだ初めての学校で緊張してると思うから、一緒に登下校誘ってみたら、心強いんじゃないかな?」


「なんで?なんで私から誘わないといけないの?」


「・・・・・」


一筋縄ではいかない子。これが幼稚園の頃なら、素直に私の意見に従っていただろう。子には子の感情があり、世界があるのだ。それを無視して自分の都合を押し付けていたことに気付く。
それでも、ヤキモキする私がいる。


「それが、思いやりっていうものじゃない?」


静かそうな子というだけで、何となく子と気が合いそうだ。5年生になればキャンプ、6年生になれば修学旅行がある。女子の世界は子供であってもシビアだ。待ってるだけでは状況は変わらない。
唯一無二の親友とまでいかなくても、それに近い友人がいれば、思春期も乗り越えられる、そんな気がするのだ。





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