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素敵なんかじゃない

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ボストンバッグを肩に掛け、下の子の手を繋いだ素敵ママとエレベーター前で会った。時刻は夕方。お隣さん宅だろうか?
こちらが聞く前に、彼女の方からその答えを明かした。


「今日は、友達親子のお宅にお泊りなの。OOさんのお隣の××さん。」


普段、お隣さんのことはちゃん付けで呼んでいるだろう彼女だが、私の前ではオフィシャルに苗字で伝える。その「区別」に胸がざわつく。
彼女からしたら、お隣さんの下の名前など私が知る訳が無いと思っているのだろう。しかし、実際私は知っている。以前、彼女宛てのダイレクトメールが間違えて我が家のポストに投函されていたことがあったから。 その時は、すぐにお隣のポストに入れ直したのだが。
家の行き来は勿論、ママ友宅に宿泊出来るスキルを持つ彼女は、本当にコミュ力が高い。




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「R君は?」


「あぁ、Rはパパとお留守番。たまには男同士で話したいことでもあるでしょう。」


「そうなんだ、いいね、そういうの。」


そう返しつつ、心は更にざわつく。R君のことで学校から何かあったのではないかと。男同士の話し合いというのは、そういうことなのか?
家族で話し合い、解決すべき問題ではないのか?彼女がボストンの他に手にしている細長い紙袋は、明らかにワインかシャンパンが入っているもの。ちらっと見えたボトルに悶々とした思いが渦巻いた。


ー夫に丸投げ?それで、自分はママ友と呑気にパジャマパーティーですか?


常に楽し気な彼女に、それまで嫉妬心が無かったといえば嘘になる。しかし、R君の行いを目にし、すばやくそれに対応するのが私の好きだった素敵ママ。それが為されなかった時、彼女に対しての思いはグレーになりつつあった。
現実逃避で良いとこ取りの彼女は、やはり許せなかった。
エレベーターが到着し、同じペースで歩くのが普通だろう。お隣さんと我が家は同じ場所なのだから。それでも、


「じゃ、お先に。」


軽く会釈し、彼女らを置いてすたすた早歩きをし、急いで玄関を開けドアを閉めた。 それが、私が彼女を前に出来る、精一杯の反発だった。




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