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山小屋で飲む珈琲

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昨日も全身運動をしに、プールへ行って来た。
しかし、半分のレーンは主婦向けのアクアビクスで埋まっていた。
更衣室がほぼ満杯で、いつもは静まり返っているその場が、女性が集まった時特有の、わざとらしい盛り上がりに辟易する。いつまで経っても、この空気が苦手。

ウォーミングアップに、水中を歩く。嫌でも、大音量のクリスマスソングが耳に入って来る。こういった定期的に行われるグループレッスンに参加する女性達は、大抵友達同士で誘い合わせて来ているのだろう。
まるで、女学生のように和気あいあいと、楽しそうに踊っている。それを見ている自分が、なんだか物欲しげな気がして惨めになり始めた。歩くのをやめ、水中に潜る。
ひたすら、泳ぐ。黙々と、一人きりで。

人間は、生まれてくる時も死ぬ時も一人だ。
だから、生きている間、誰かを求め続ける習性があるのかもしれない。そしてその誰かとは、手を繋いでも決して一体にはなれない。たとえ、血を分けた親子でも。
全身がだるくなるまで泳ぎ切り、いつもより早目にあがった。シャワーを浴び、十分に髪を乾かさなければならない更衣室で、またあの騒々しい中にいなければならないことが耐え難かったからだ。
プールサイドから、賑やかな集団を横目に、やはり一抹の寂しさを無視することは出来なかった。そんな未熟な自分が恥ずかしく、情けなかった。凛とした大人になれないアラフォー女、、それが私だ。

自宅に戻ると、ポストに小さな小包があり、宛先が私になっている。裏を返すと、Yさんからだった。早く封を開けたい気持ちを堪え、のろのろ運転のエレベーターに乗り込む。
家に上がり、手も洗わぬまま丁寧に鋏を使い封を開けた。
中からは、可愛らしいリースの描かれたクリスマスカード、そしてジンジャー紅茶のティーバックセットが洒落たラッピングに包まれて現れた。カードには、ほんの一言。


ーメリークリスマス!お元気ですか?ご無沙汰しています。春辺り、そちらに遊びに行けそうです。会えたらいいね。


Yさんらしい、さっぱりとしたーしかし暖かい言葉。胸がじんとなる。吹雪の中、山小屋で熱いコーヒーを差し出されたような、そんな感覚。
こんな暗くて地味な私でも、細々とだが「繋がり」がある。その幸せをもっと噛み締めて、大切にして行きたい。早速、お礼を兼ねた返事の手紙を書こうと、文具店に行く予定がまた私の心を温めるのだ。




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