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お年玉目当て

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ビールグラスが空になり、何か飲みたい。酒じゃなくてもいい、お茶でも何でも喉を潤したい。
しかし、勝手に冷蔵庫を開ける訳にもいかず、我慢する。誰か気付いて声を掛けてくれるでもない、皆、それぞれの話に夢中だ。
ママ社会の中でも義実家でも、私はある意味変わらない。端っこで縮こまっているだけだ。


「あ、そうそうお年玉。」


姪っ子が手持無沙汰にしているのに義母が気付き、奥の部屋から財布を取り出す。それに続いて義姉達もそれぞれのバッグに手を伸ばす。夫も酒で赤い顔をしながら自らのクラッチバッグに手を伸ばす。


「はい、今年もよろしくね。」


「受験、頑張ってね。」


「お守りも、受け取って。」


姪っ子は、その時ばかりはスマホから目を上げて、それなりのお礼を言った。
最後に夫から。相変わらず、その中身を私は知らないままだ。高校生だし、最低でも夫のことだから1万は渡しているだろう。いや、それ以上かも。そして義両親にも・・


「じゃあ、もう帰る。」


お年玉だけ受け取り、姪っ子が席を立った。この割り切りが凄いと思うし、私なら絶対真似出来ない。いかにもお年玉だけ受け取りに来たという態度を窘めない長女は、姪っ子に甘いとも思う。
しかし、数年後の我が子を見ているような気にもなる。子だって、お年玉を貰いどうお礼を言ったのかーその場にいなかった私には分からない。先日の挨拶の一件もあるし、義姉のことを非難する資格も無いかもしれない。
姪っ子が早々に帰宅し、ようやく義姉達が私の存在に改めて気が付いたかのごとく、絡み始めた。




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