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補欠要員

珍しく、夫以外からの携帯着信ランプ。
素敵ママからだった。役員の正式なお願いだろうと意を決して電話を取る。


「もしもし。」


ワンオクターブ高い声、釣られて私も高くなる。


「もしもし?」


「お忙しいとこ、ごめんね。役員の件だけど・・・」


彼女の声が、次第に遠くなる。受話器越しだけれど、更に水槽の中から外の音を聞いているような、そんな感覚。
つい、ため息をついてしまった。彼女に聞こえる程に。


「本当、お騒がせしてごめんね。また、来年もあるし。折角OKくれていたのに、本当ごめん。」




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要するに、水面下での人員調整は、勢力の大きなグループが決めるのだ。その他少人数だったりいち個人は、おまけのようなもの。
メンバーを聞くと、素敵ママの昔からの友達でがっつり固められている。Aちゃんママ、C君ママ、Dちゃんママ、そしてEちゃんママに6年生の保護者数名。
それを聞いて、なんだかげんなりした。なんと閉鎖的なんだろう。要するに、私は補欠要員だったのだ。6年生ママらも仲良しグループと来たから笑える。
まるで、女子学生ではないか。 私の心を見透かしたのか、それとも意地悪なのか天然なのか分からないが、素敵ママは続ける。


「こういう役って、やっぱり仲良し同士でした方が気楽なんだよね。ほら、なんかあっても友達同士なら気を遣わず休めたりするし。だから、ごめんね。」


何度も謝る彼女は、しかし口先だけで本心から詫びる気持ちなんてなさそうだった。
そうでなければ、もう少しこちらの立場も考えて発言するだろうし、わざわざママ友がいなそうな私に向かってそんな無神経なことなど言うはずがない。


「ほんと、女子だね。」


「・・・」


嫌味のひとつでも言いたくなった。
彼女がどう思ったのか分からないけれど、私だっていつでもお人好しな馬鹿じゃない。リース作りの件やその他色々、なんだか調子いい風に思えて来た素敵ママに、牙を剥きたくなったのだ。




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