にほんブログ村 主婦日記ブログ ひきこもり主婦へ
にほんブログ村 主婦日記ブログ 専業主婦へ
にほんブログ村 子育てブログ 一人っ子へ

雪面の浦島太郎

時代遅れでド派手なウェアーに包まれて、ゲレンデへ向かった。義姉達は、今風のお洒落なウェアーに身を包み、既にスキー靴やスノボ靴を履き、装着まで済ませている。


夫は、子の靴をスキー板に装着しているところであり、私はまるで浦島太郎状態。靴すらうまく履けずに四苦八苦。


「じゃあ、一先ず滑ってくるわ。」


義家族らは、私達家族と義父母を置いて、颯爽とリフト乗り場へ向かって行った。


還暦をとうに過ぎた義父母も、昔からスキーに慣れ親しんでいたようで、誰の手を借りるでもなく既に準備万端。子のことを待ってくれているらしい。


「よし、行くか。」


子の準備を終え、夫がリフトへと向かう。このままだと、一人、取り残されてしまう。


「待って・・」


「は!?何やってんの?」




スポンサーリンク





私が、まだ靴も履いていないのを知り、夫が信じられないという表情でこちらを見る。顔から火が出そうだった。義父母も、気まずい沈黙でこちらの様子を窺っているのが分かる。


「先、滑ってるから。」


助けてくれることも無く、さっさと行ってしまった。惨めな気持ちになりながらも、必死になり周囲を見渡すと、親子連れが隣で子どもに靴にスキー板を取り付けていることろだった。 それを、盗み見しながら、なんとか自分も靴を板に装着することが出来た。
しかし、そこから先が問題だった。ある意味、身動きが取れない状態になる。


ー怖い


想像以上に雪面が滑る。スティックで体を支えながら何とかその場を立つも、滑るどころかリフト乗り場へさえ向かうことが出来ない。
というよりも、リフトに乗るということは、降りるということ。このレベルで斜面を滑るだなんて、危険過ぎる。無い知恵を絞って、どうにかこの場を逃げ切る方法を考え始めていた。




スポンサーリンク





copyright (c) 隣の芝生 all rights reserved.

プロフィール

selinee

Author:selinee
FC2ブログへようこそ!

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR