にほんブログ村 主婦日記ブログ ひきこもり主婦へ
にほんブログ村 主婦日記ブログ 専業主婦へ
にほんブログ村 子育てブログ 一人っ子へ

支配下

実母から電話だ。 最近、自分のことで余裕が無く、あれ程気にしていた母の動向もどうでも良くなっていた。お伺いの電話をもう一か月以上もしていなかったことに、その声を耳にしてようやく気付く。


「お久しぶり。」


他人行儀な物言い。しかし、私はそれを気にしない風を装い、


「体調が悪くて、寝込んでたから。」


仕方が無かったのだと言い訳をする。


「あんたも、まるでお婆さんになったわね。私があんたと同じ年の頃は、バリバリ働いて子育てもしてたわよ!あんた、一人っ子で楽なはずなのに、情けないわね。」


バリバリ働いていたー時給750円程のパートのことだ。勿論、扶養内。今のご時世、子の働き方をバリバリと言える訳もない。一人っ子が楽という偏見にもカチンと来たので、


「春から働くつもりで、今、求人探しているところ。」




スポンサーリンク





実際、夫から尻を叩かれているので、嘘では無い。すると、急に母が声色を変える。


「あんた、辞めなさい。OOの為にも、まだ働く時期じゃないわよ。」


言っていることが、コロコロと変わる。しかし、母の本音も分かる。私が働けば、今以上に実家のことなど後回し。孫の為というより、自分達の為なのだと思う。
それに、彼女はいつでも私より優位に立っていたいのだ。
オリンピック選手やスター、そこまでじゃなくても、誰もが知る一流企業のキャリアウーマン、悠々自適な生活を送る娘を育てたのは、この私ーそう自慢することが叶わなかった。
ならば、今度は方向転換。いつまでも娘を支配下に置いておきたい。優位を保ちたいのだ。




スポンサーリンク





copyright (c) 隣の芝生 all rights reserved.

プロフィール

selinee

Author:selinee
FC2ブログへようこそ!

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR