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夫の圧力

最後の子ども会行事は、卒業のお祝い。主に、6年生の親が主体となる。
手伝いに行く気は無かったのだが、運の悪いことに、夫が回覧に気付いた。前の人が、夜遅くにドアノブに掛けたのだろう。迷惑な話だ。


「これ、掛かってたぞ。」


回覧板をダイニングテーブルに置くと、じっと私を見つめる。
無言の圧力。
子の参観をさぼってから、日中の行動を監視されているような気になり、息苦しい。そして、卒業のお祝いは学校が休みの日にある。


「俺、この日休みだから。」


これで、行かない訳にはいかなくなった。日程もばれてしまったし、必然的に私は子と一緒に行事に出なければならない。
夫が風呂に行き、なんだかどっと疲れてしまい、隙を見計らって戸棚にあるワインを取り出し、グラスにもつがずにぐいっと喉に流し込む。
隠れてこそこそしている分、焦りもあってか酷くむせてしまった。
本当なら、炭酸が飲みたい気分。しかし、チューハイなどは開けたら最後まで飲まなければならないし、ゴミも出る。

風呂場でシャワー音が聞こえる。まだ飲めるともうひと口とぐいっと赤い液体を喉に流す。お行儀も何もあったもんじゃない。
がぶがぶとワインの瓶でいったら3センチくらい減ったところでやめた。少しだけ楽観的な気分になる。一瞬、ふらっとする。






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回覧にある、参加名簿に〇を付ける。それを、わざとらしくテーブルの上に置いたまま、夫が風呂場から出て来るのを待つ。
タオルで髪を拭きながら、夫が入って来た。やはり、ちらっとテーブルの上の回覧に目を落としている。互いに何も言わない。
冷蔵庫から、夫がビールを取り出す。いつもなら、私がする役目だ。しかし、気が付かない振りをして、ソファーに座ったまま子が学校から持ち帰ったプリントに目を落とす。全く内容など頭に入ってはいなかった。
夫は、大きくため息をつきながら、自ら取り出したビールのプルトップを開けているようだ。

それくらい自分でやれーと心の声が言う。
私なりの、小うるさい夫への当て付けだった。




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