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蚊帳の外

最後の春休み。
天気も良いしと、普段は避けている駅前のショッピングモールへランチ。最終日だし、ちょっとした進級祝いだ。
知り合いに会うのが嫌でなるべくなら別の場所が良いのだけれど、子が、モール内の雑貨屋に行きたいと言い出したので、行くことにしたのだ。

春休みということもあり、平日でも多くの人で賑わっている。いつものように、輸入食品店で無料コーヒーを頂きながら店内を回ったり、子の好きな雑貨屋へ行ったり。
新学期ということもあり、新しい筆箱が欲しいと言うので、進級祝いということでプレゼント。自立する筆箱で、学校で流行っているとは聞いていたが、1500円程するので買い渋っていたのだ。
これは、虎の子から。春休みは映画館とも思っていたが、子に聞くと、筆箱の方が良いらしい。

ランチの前に、子が本屋へ行きたいと言うのでそれに付き合った。
コミックコーナーへ行くと、知った顔。はっと気が付いた時、子が踵を返し、


「やっぱり後でいいや。お腹空いた。」


本屋の外へ出て行ってしまった。何度か振り返り、やはり確信する。あれは、子のクラスメイトだ。しかも、仲良くしていた・・・
子と彼女らはてっきり三人組と思っていたけれどー、何より、子が彼女らに声を掛けるわけでもなく、慌てて本屋を出たことに気をもんだ。


「ねえ、友達いなかった?同じクラスの・・」


「え?知らない。そうなんだ。ねえねえ、パスタが食べたいな、ピザも!」


明らかに、動揺している。目線があちこちに落ち着かないのも、悟られたくない一心なのだろう。私は、それ以上追及するのはやめた。
彼女なりに傷付いているのだ。自分が誘われなかったこと、二人が仲良さげに春休みにああして会っている事実を知り、少なからずショックを受けているのだ。
それは、痛い程に分かる。私だからこそ、尚更。




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目に付いたイタリアンの店に入り、パスタとピザを注文した。オーダーした物が来るまで少々沈黙が続きそうになる。子も、思うところがあるのだろう。
なので、今はそれを忘れてーと、明るく振る舞う。


「ねえ!さっき買った筆箱、開けてみてよ。」


「え?うん。」


「やっぱり可愛いね~、女子はみんな持ってるの?高学年になると、布製の筆箱なのはママの時代も同じだったな。」


「でも、ママの時はこんな風に立ったりしなかったでしょう?」


「そうだね、カンペンなんてのもあったし。」


「はんぺん?」


「違うって、缶で出来たペンケースを、カンペンって言ったの。」


「え~、ダサイ~!」


やっと、子の笑顔が見れてほっとする。
明日は、クラス替え。どうせ彼女達とは違うクラスになるだろう。同じになったとしても、確率的に3人が一緒ということはあり得ない。
5年生ー、親友とまではいかなくても、子が心底信頼出来る、そんな友に出会って欲しい。切に願う。




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