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赤ペンママ

担当業務が円滑に進むように、委員長にアドバイスを貰い、作成したプリントいくつか。
それを持参し、一匹ママと柔らかママと打ち合わせをした。
珍しく、平日の休みが取れたという一匹ママは、前日になり、突然電話を掛けて来たのだ。


「夜分にすみません、明日、時間取れますか?」


平日、彼女らの代わりに本部と打ち合わせをしている私に会い、一旦、業務を整理したいと言うのだ。
ラインやメールでは無く、電話で直接アポを取るやり方も、彼女らしい。悪く言えば、自己中。何せ、夜の23時半過ぎだったのだ。
そして、3人、学校で落ち合った。
私は、委員長と相談してー(担当は私達3人だが、最近では、私一人が右往左往していることに何となく気付いてくれた委員長が、助けとなってくれていたのだ)作成したフローチャートやプリントを二人に差し出した。


「すごい!作ってくれたんですね~ありがとうございます!」


すぐに、柔らかママは嬉しい反応を見せてくれた。
しばらく、じっとガン見していた一匹ママは、口を真一文字に結び、何やら難しい顔をしている。ふっと表情が和らいだと思いきや、


「これ、分かりにくい!こうしてくれないですか!?」


突然、持っていた赤ペンで、私と委員長がラインで夜更けまでやり取りして作成したプリントに訂正を入れた。思わず、固まってしまった。


「それから・・これとこれとこれも!」




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あっという間に、用紙一面が真っ赤になった。訂正部分が多過ぎて、これではまた最初からやり直しだ。
この場に委員長がいてくれたらー、何とかなっただろうか?泣く泣く訂正を受け入れる形になった。
まるで、意地悪なお局上司と使えない部下ー私達を、知らない誰かが客観的に見れば、そう思うに違いない。
柔らかママだけは、曖昧な笑顔を浮かべ、私達を黙って見守っていた。
その後の段取りや今後の流れについて、彼女が仕切る。しかし、平日ノータッチの彼女なので、その殆どの雑用は私か柔らかママがすることになる。
何とも釈然としない気持ちだった。


「じゃあ、よろしくお願いします!」


きっかり1時間ー彼女が私達に提示した時間は、一時間だったのだ。ー経つと、颯爽と教室を出て行った。取り残された私達は、お互い顔を見合わせ、苦笑いを浮かべた。


「大変・・だよね。何か、手伝えることがあれば。」


いつの間に、柔らかママは他人事だ。その証拠に、「手伝えることがあれば」なんて呑気な台詞が出て来るのだ。そして、彼女に貸した千円のことを思い出す。
しかし、こちらから切り出すことが出来ずにいた。柔らかママは、すっかり金を借りたことなど忘れているようだった。
自分の中で、次回会った時は思い出してくれるだろう、そう言い聞かせ、彼女と別れた。
どっと疲れ果て、自宅に戻り、震災用の備蓄チョコレートを一気食いしてしまった。気持ちは落ち着くどころか、単に胸やけしただけだった。




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