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名もなき家事

ドンドンドン!!!


トイレのドアを乱暴に叩く音。夫の仕業だ。


「紙!!紙が無い!!」


薄く開いた扉に、そっとペーパーを持つ手を差し入れる。物凄い勢いで、それをひったくられた挙句、もう少しで思い切り手を挟む程に、バタン!!とドアを閉められた。
しばらくし、用を足した夫が、苛立った声を私に向けた。


「最低限、用意しておけよ!シャンプーもハンドソープも無かったぞ!」


一旦、声に出したら止まらず、次から次へと小言が始める。
部屋の掃除がなっていない。洗面台の鏡が曇っている、窓が汚い、出窓に埃が溜まっている、洗面所のタオル交換が出来ていない、栄養ドリンクの買い置きが残り1本しかない等・・
学校の役員仕事で頭が一杯、そもそも家事が不得手で不器用な私。意識が他に行ってしまうと、手元が疎かになる。今回の場合は、家のこと全般だ。




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「一日家にいるのに、何やってんだよ。」


吐き捨てるように言うと、自室へ行ってしまった。こんな日は、ツーリングにでも出掛けてくれた方がマシだ。仏頂面で家に居られる程、厄介なことは無い。

主婦の仕事ー、特に、名もなき家事について思う。家事といっても、クオリティは低いかもしれない。一つ一つは、些細な仕事。しかし、何でもないあれこれで、日常は成り立っているのだ。
誰かが評価してくれる訳でもないし、対価を得られる訳でもない。 行ってらっしゃいーと家族を送り出し、おかえりなさいと迎えた時、朝と様子が変わらないこと。変わらないことを維持するには、それ相応の時間も労力も掛かる。家族が快適に過ごす為に、家の中を整える。
それでも、ラグ一つ洗ったことさえ、言わなければ気付かれない。しかし、わざわざ報告するのも気が引ける。何もしなければ、瞬く間に家庭は荒れるというのに。
やらなければ指摘され、やれば当たり前のことだとスルーされる。
労いの言葉一つで頑張れるものだが、それが無くても、主婦は日常生活に名もなき家事を組み込まなければならない。遣り甲斐が無いけれど、やらなくてはならないージレンマを抱えながら、今日もシーツを整えるのだ。




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