にほんブログ村 主婦日記ブログ ひきこもり主婦へ
にほんブログ村 主婦日記ブログ 専業主婦へ
にほんブログ村 子育てブログ 一人っ子へ

就学児検診の通知

就学児検診の通知が届いた。


そこにはこれから通う小学校と集合時間が記載されており、親子で行くも検診中は別行動だとのこと。
途端に暗い気持ちになる。


昨日は台風だった為、11時登園だった。
短時間保育だったこともあり、その多くのママ連中はランチからのお迎えで、ひっきりなしにその話題で盛り上がっていたー、就学児検診もランチ集合してから皆で連れ立って行くのだろう。
勿論、私は誰からもお声が掛かることはない。
まいこちゃんママはボスママ達と待ち合わせていくのだろう。
単独で行くのはきっと保育園出身の親子くらいかもしれない。
もしくは学区外ー


学区外に行けたら、環境もがらりと変わり私も以前のようにキラキラとしたママライフを送れるかも。
一度貼られてしまったレッテルを払拭することは難しく、結局役員を頑張っていてもそれなりの顔見知りは出来たものの、「それなり以上」には発展しない。
ただ、他のクラスのママ達が会釈をしてくれるようになったのが進展。



「おつかれ!」


お迎えし、園庭で遊ぶ子をぼーっと眺めていると突然声を掛けられた。
孤高の人だった。
驚いたが、気持ちがぱーっと明るくなり笑顔で挨拶をし返すことが出来た。


「こんにちは、久しぶりですね、今日はお休みですか?」

「うん、ちょっと体調不良でね。休暇もらったの。」


一瞬ーもしかして二人目?なんて勝手に想像し複雑な気持ちになりつつも、珍しくワンピース姿の彼女の腹部をちら見してしまった自分を恥じる。



「就学児検診だね、もう小学生だよ。」


「はい、そうですね。さなちゃんは何時集合ですか?」


「うちは13時。昼食べたらすぐ行かないとね。」





うちの子と全く同じ時間だったので、彼女から一緒に行こうと誘ってはくれないかとスケベ心がのぞいた。






「うちの子も13時なんですよね。同じですね。」



これが精一杯の誘ってアピールだ。勇気を出して自分から誘うことが出来ず歯痒いが、なんとか彼女から声を掛けてはくれないかとリアクションを待つ。
今のところ彼女は誰かと待ち合わせしている様子もないし、自然の流れでそうはならないだろうかと。



「あ、そうなんだ。じゃあ向こうで会うかもね。」



しかし、帰って来たのはあっけなくもドライなリアクションだった。
それに対して、全く気にしてない風を装いながらもへらへら笑う自分がいた。
あのダンスを教えるというお誘いから一向に進展がなかったことや妙な焦り、そして今しかない!という無理やりな思い込みで更に彼女に詰め寄った。



「あの、ダンスー都合のいい時うちの子に教えてもらえませんか?」


「え?あぁ。でもOOさんって忙しいんじゃない?いつも皆そう言ってるよ。」



ー皆?忙しい?誰が?

頭が混乱しうまく呼吸が出来なくなる。それに追い打ちを掛けるように、



「OOさん働いてるんでしょう?いつも送りは一番だし、帰りも結構すぐに帰ること多いらしいし。なんだかいつも忙しそうにしてるから。」



確かにー、園庭では送り迎えのママ達の空気にいたたまれず、すぐその場を後にすることが多い。
それは忙しいからではなく、持て余すからだ。
持て余し、その状態を誰かに見られてあれこれ思われることが嫌だからそそくさと立ち去るのだ。
本当ならば、子の為にも園庭でおしゃべりをして楽しそうにしているママになりたい。
無駄話をしながら、たまに子の様子を見つつ、子には門が閉まるギリギリの時間まで思い切り遊ばせたい。
そしてその流れから公園に行ったり、また誰かのお宅にお邪魔したり招いたり、そんな付き合いが出来たらどんなに子は喜ぶだろう。
罪悪感からか、自分の体調が良い時には週に1~2度は園庭で遊ばせているが、それ以上の日数は精神的に限界だ。
だから、買い物だとか病院だとか何かしらある風を装い、まだまだ遊びたい雰囲気の子を引っ張り連れて帰る。
きっと、その様子を誰かが見て尾ひれ背びれつけて噂話にしたのだろう。



「ええ、実はちょっと働いてるんです。それもあって忙しくて。」


しかし、次に口から出たのは思いとは反した嘘だらけの台詞だった。
それからどんな仕事をしてるのだとか色々と聞かれそうになる空気を遮り、またいつものように忙しい風を装い孤高の人にさよならの挨拶をし、楽しそうに遊ぶ子の元へ行き手招きをする。


「帰るよ、もう時間がないから。」


「えー。嫌だ。」


「駄目、早くしないと!」



時間はたっぷりあるし、早くする必要もないというのにまた親の都合で子を振り回す。
子は納得のいかない表情をしながらも、遊んでいた子供達にさよならをすると私の手を取り素直に門へと向かった。
心の中でごめんね、と謝りー、そしてちらっと孤高の人を見るとYちゃんママ達と楽しそうに手を叩いて笑い合っている。



ばっかみたいー


本当に自分は大馬鹿だーそして嘘つきだ。
情けない思いで、駐輪場へ行き子を荷台に乗せ園を後にする。
ふと前方に目を落とすと、自転車のかごの中でカラスの羽が一枚くるくる行ったり来たりを繰り返していた。










































trackback

copyright (c) 隣の芝生 all rights reserved.

プロフィール

selinee

Author:selinee
FC2ブログへようこそ!

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR