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ハロウィン

気付けば、ハロウィン。
スーパーもどこもかしこも、かぼちゃのオーナメントや飾り物に溢れている。
買い物帰り、エントランスで降園後だろうか?素敵ママや酒井さんら、幼稚園グループ親子がワイワイ遊んでいた。
正午過ぎのゴールデンタイム。人気が無い時間を選んだはずなのに、恐らく早帰りだろうか?子ども達に弁当が無い日だったのだろう。


「OOさん!」


軽く会釈して通り過ぎようとしたら、素敵ママに呼び止められた。子ども会の今度の行事のこと。聞かれたことに答えて、その場を離れようとしたのだけれど、素敵ママはそのまま卒対のことなど根掘り葉掘り聞き出して来た。
お隣さんや酒井さんなどは顔見知りだけれど、それ以外はよく知らない人達。皆の視線を浴びながら、素敵ママと会話をすることは気を遣う。
つい、神経がそちらにいき、話に集中出来ず、とんちんかんな受け答えをしてしまう。


「歌なんて、誰が決めたの~?中途半端じゃない?やるならもっと子ども達ウケするのにしたらいいのに!」


曖昧な笑顔を返す。ここで頷けば、「私が言っていたこと」になりかねない。素敵ママは、私の中で要注意人物だ。




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子ども達に目をやると、ハロウィンのお菓子交換で盛り上がっていた。話を変えようと、


「ハロウィンだね。やっぱりパーティーとか仮装とかするの?」


興味はないが、聞いてみた。


「トリックオアトリート!!」


突然、よく分からないやんちゃ風の男の子が、私に向かって声を掛けて来た。手を差し出している。


「こら!やめなさい!」


酒井さんと談笑していた母親が止めに入る。あぁ、お菓子かーハロウィンだものなと思い、おやつに買ったファミリーパックのクッキーの封を開けた。
わらわらと子ども達が集まり、5人いたので、二つずつ。素敵ママを除き、母親らは皆、申し訳無さそうに礼を言う。
図々しいな・・と思いつつ、子どもだから仕方が無い。それに、素敵ママといつ終わるか分からない会話を途切れさせるきっかけとなった。


「じゃあ、また。」


クッキーはだいぶ減ってしまったが、子も大きくなりハロウィンから遠ざかっていたので、少しだけ気分を味わうことが出来たのは良かった。




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