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糸の切れた凧

卒対の合唱練習へ。
直前まで、行くのを迷った。
一度サボってしまうと、歯止めが効きにくくなることを実感する。もう、どうでもいいやーそんな感じ。
子ども会の方も、以前はちょくちょく覗いていたラインだが、丸一日放置することもある。
すっかり糸が切れてしまった。

重い腰を引きずって、学校へ。集合場所の音楽室。廊下からでも中のざわめきが耳に届く。華やいだ、母親達の声。
まいこちゃんママやそのママ友らが、入口を塞ぐように話し込んでおり、敢えて目を合わさず、頭だけ下げて横を通り過ぎる。
遥か昔、共にランチをしたこと、今では無かったことになっている。顔見知りー以下。一対一では挨拶くらいするかもしれないが、そうでなければ目も合わせない他人の装い。
もう何年もママ社会にいて得た、暗黙のルール。挨拶するかしないかは、その輪に入れるか入れないかと同義なのだ。

教室の中は、既に人で一杯。椅子もないので、保護者達はそれぞれ気の合う仲間と話し込んでおり、卒対メンバーはピアノ横で楽譜片手にあれこれ話し合っている。
そこへ行くべきか迷い、だがやめた。既に出来上がっている空気を壊す度胸はない。

私の右隣りには、二人組。左隣には3人組の母親達がぺちゃくちゃ会話に花を咲かせている。卒業式にどんな服を着るかで盛り上がっているようだ。
二人組のうちの一人が、3人組の一人と近しい関係なのだろうか?私をまたいで声を掛けた。二人は役員が同じなのだろうか?当番がどうのこうの言い合って、だが互いの輪から離れようとしない。
あくまでも、私を挟んで会話をする。居たたまれなかった。
トイレへ行く振りをして、その場をそっと離れた。




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少し経ち戻ると、パート毎の練習になっており焦る。


「OOさんは・・ソプラノだね。」


孤高の人が声を掛けてくれ、しかも、彼女と同じパートだったので安心する。一人は話せる人がいる、それだけで心強い。
指揮とピアノ担当は、何度も練習して来たのだろうかー、一度通しで歌うことになったけれど、一度もミスせず弾き通した。
皆、遠慮してなのか声が小さい。


「ちゃんと声出してー!」


ボスママが叫ぶ。どっと笑いが起きるが、何が可笑しいのか分からない。箸が転がっても面白い、そんなおばさん連中は痛過ぎる。
2時間程度の練習。途中、私にとっては不要な休憩時間もあり帰りたくなった。お菓子を持って来てる人もいて、周囲に配ったり。そんな時は、相手が戸惑うことがないようその場を離れる。
こんな気の遣い方しか出来ないのだ。

練習が終わると、一番に外に出た。外の空気はひんやりとしており、自分が思う以上にのぼせていたらしい。
頭の中では、さっきまで練習していた曲が鳴り響いて止まなかった。




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