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常備菜とタッパー丼

子が小学校に通うようになってからというもの暇を持て余している。
ライター作業も3月と4月は殆どしていなかったせいか、勘が鈍り集中力に欠けてしまう。
子の弁当作りがなくなったことで弁当作りから解放されるわけでもなく、夫の食べるかどうかも分からない「保険弁当」を毎朝用意しなくてはならず、園時代よりも朝は早くなったことで朝食の準備等相変わらずバタバタする毎朝。
夫と子を玄関先で見送ってから、しんと静まり返った部屋の中でほっとする瞬間ーそして途端においてきぼりにくらったような妙な寂しさがじわじわ湧いてくる。
その寂しさから身を紛らわす為に、家事に没頭する。
本来苦手な家事、掃除も洗濯も好きではない。
料理もセンスが相変わらずなく、見栄えが悪い。
ネットなどで料理ブログを見てセンスを磨こうにも、同じように作って同じように出来上がらない不思議。
終いには、撮影技術が優れているのではないかと一人勝手な言い訳をしてしまうほど。

毎日毎日同じことの繰り返しは、園時代も同様だったけれど、それでも義務的に送り迎えという外出があったからこそ太陽の光を浴び、風を感じ、人々とすれ違うだけでも人として毎日を生きているーそんな錯覚に助けられて来たのかもしれない。
家族以外との会話がない暮らしは、きっとそれで満ち足りた日々を送ることが出来ていたらそう苦ではないのだろうけれど、冷え切った夫婦関係の中でそれは叶わない。


いつかどうにかしなければ。

そのいつかはいつまで延期されていくのか、延期の後消滅していくのか。
悶々とした思いから逃れるように、激安スーパーで買った青菜を次々と大鍋に放り込む。
ぐつぐつと泡を作った湯は徐々に緑色に染まり、キッチン全体は暖かく青臭い空気に包まれる。
お浸し用、胡麻和え用、ナムル用、それぞれタッパーに分ける作業は単純作業で一時の現実逃避が許される。その他にもかぼちゃの煮物やひじき煮など、夕飯の副菜になって弁当のおかずになるような常備菜を次々と作って行った。
気がつくと昼を過ぎており、昼食には出来立ての常備菜を食べる。
優雅な暮らしをしているブロガー達のように、素敵な食器に盛り付けてカメラ撮影をしてーなどではなく、タッパーに冷凍保存している冷ご飯をレンジでチンして、茶碗に入れ替えることもせずにタッパーのままの飯の上にそれぞれを乗っけるのだ。
洗い物を増やしたくないー丁寧な暮らしなど私には不釣り合い。
ずぼらなー、それでいてほっとする常備菜ランチ。


昼のテレビ番組を観ながら、誰と会話をすることもなくタッパー丼は5分であっけなく空っぽになった。
立ち食いレベルの早さで、それでも腹一杯になった。


ふとー、子が更に成長した日のことを思う。
中高生になり、部活などで殆ど家を空け、思春期になり母親との会話も減り、そうなった時このタッパー丼を食べる機会は更に増えることだろう。
誰とも会話をせず、テレビに向かって。



常備菜を作り終えた時の、どこか気持ちの良い達成感はいつの間にか不安感に乗っ取られていた。
結局何をしていても、自分は果たしてどこへ向かうのかばかり考えている今日この頃なのだった。










































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