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コスメと私

独身時代、化粧品はそれなりに良いものを使っていた。
しかし、百貨店などで買う勇気はなく、同僚が堂々とカウンター越しのバッチリメイクのお姉さんにアドバイスを貰い度々フルメイクをしてから遊びに行くと言うのを聞き、なんだかすごいなぁと思ったものだ。
彼女いわく、「お姫様になった気分を味わえる」と言っていた。
しかし私は自分の顔に自信がなく、また化粧の仕方も自信がない。そしてセールストークから逃れる自信もない私にあのカウンターは敷居が高い。
一度だけ、あるブランドのグロスを購入するのすらドキドキしてしまった。
その時はカウンターは既に一杯だったから、お姉さん達は特にセールスをするわけでもなく、私をそのブランドの常連客だと疑わずとっととお会計をしてくれたので助かったのだが。

そんな理由で、専ら独身の頃から化粧品はドラッグストアで購入している。結婚前後で変わったことといえば、ドラッグストア内の化粧品メーカーでも、最高ラインのものから最低ラインのものになったということくらいか。
今使用しているのは、一番安価なメーカーのもの。
おそらく女子中学生が使うものより安いかもしれない。しかし、安くても使い勝手が良ければ問題ない。
ファンデはBBクリームのみ。800円くらいのもので、これは肌なじみも良く、なんと半年ももっている。800円で半年以上となればコスパも高く優秀クリームだ。
マスカラは1200円程。これはもう何年使っているのだろう。乾いてしまい固まったりすることもあるけれど、化粧水で伸ばして薄めて更に使用する。なのでなかなか減らずにいたけれどさすがにもう限界だろうか。
アイシャドーとチークはつけたりつけなかったりなのでなかなか減らないけれど、これも何度か床に落として砕けてしまったりした結果、今は四隅についたそれを綿棒でほじくりながら使用している。
貧乏臭いかもしれないけれど、化粧品は必要経費と思いながらも専業の今では買い換えるのも勇気が要るのだ。
口紅は基本つけない。グロスも。基本薬用リップのみで、誰かと会う時は色付きリップだ。これは300円程。
メイクにお金を掛けない。
掛けたところで地味な顔は変わらず、地味だからこそあまりメイクをしない方が変に目立たなくていいような気がする。

基礎化粧ーアラフォーともなればそれなりに金を掛けなければ、これから何十年後ボロボロになるのも目に見えているのだが、すぐに効果が現れないものに金を掛ける気もしない。
化粧水は1本700円程のもので、乳液や美容液はつけない。なので本当に安上がりな顔だと思う。
風呂上がりにひとふりの化粧水をパタパタして、それでおしまい。


「老けたわね、ホントあんた結婚してからしわくちゃになった。」


実母に会う度に言われるのが苦痛だ。
彼女だってシミだらけのおばあさんだ。それなのに自分はいつだって若いと信じて疑わない。
その自信たっぷりさに、言い返す気力もなくなる。

夫が言う。


「あんな高い化粧品に金掛けて、大して変わらないのに。ああいう女キライ。」


以前テレビに出ていたとあるアラフォー美魔女が、使用しているメイク道具や化粧品を紹介しているのを観ていた時だ。
おそらくそう言いながら私に向かって牽制しているのだ。

ーお前はそんなんじゃないよな。そういうくだらないもんに手を出さないお前だから結婚したんだー

そんな心の声が聞こえた気がする。
金が溢れるほどあれば、勿論私だって女だから小奇麗にしたい。
体のメンテナンスーエステやスパ、ネイルに普段からのお手入れ。
毎日高価な基礎化粧品を肌に塗り込み、今日も一日お疲れ様と自分を労わる時間が欲しい。
ゆっくり丁寧に、顔マッサージをしながら美しくなる未来の自分を想像し、心地よい香りに包まれて眠りにつけたらどんなに幸福だろう。

身の丈以上の生活を求める気はないのでちょっとした妄想をしてみる。
しかし、そんな自分はもはや自分ではない気がして居心地が悪い気もするのだった。















































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