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スペシャルおやつ

ここ数日の蒸し暑さといったらない。
週末も、天気こそ悪かったものの湿度は高く、夫は暑い暑いといってエアコンの温度を18度に下げる始末。
普段、私と子の二人だけだと節約の為にも扇風機で対応しているのだが、夫が休みだとそうはいかない。
少しでも涼を取ろうとその日のおやつをかき氷にした。
倉庫の奥からかき氷機を出すと、子は大喜び。スーパーまでシロップを買いに行くのが面倒だったので、以前試供品として貰っていたカルピスの原液を買い置き棚から取り出した。
製氷機から氷を出し、ガリガリ機械を回すと「夏の音色」を聴いた気がした。

「おいおい、水道水の氷使ってるのかよ?」


夫は自分の飲み物には必ずウイスキー用の氷を入れる。買った氷だ。しかし私達までそれを使っていては家計が持たない。かき氷の良い所は、お金を掛けず、そしてカロリーも低くおやつを済ませられるという点だ。
子は喜んでいるのだから余計な横槍はやめて欲しい。
その後も、家で作るかき氷なんて食べれたもんじゃないとくどくど煩く言って来た。氷がガリガリでまずいだの、外で食べるかき氷はもっとふわふわしていて口の中で溶けるだの。


「おいしーい!!」

氷にただカルピスを掛けただけのそれを子は大喜びで食べた。
私も暑かったので食べた。
夫だけは食べるとも言わず、ふらっと外に出て行ったと思ったらコンビニ袋を下げて帰って来た。


「パパはハーゲンダッツ買って来たぞ。食べるか?」


すっかり空になったかき氷の入っていたグラスを前に、子は一瞬戸惑ったような表情をした後私の方を見て、

「ママはどうした方がいいと思う?」

と聞いて来た。
夫は思っていた子のリアクションと違うことに少々イラっとしたようで、


「嫌ならいいよ、パパが2つ食べるから。」


そう言ってもう一つを冷凍庫に入れ、自分の分だけスプーンを取り出すと黙々とアイスを食べ始めた。
ーこの人はどこまでも子供のようだ。確かに社会的には妻子を養う大人ではあるが、根本は自分の思い通りにならないとすぐにすねるガキと一緒だー
週末の夜、泥酔して帰宅した夫に私の存在など入る隙もなかった。湯上りに、念入りにバラの香りのする試供品のボディークリームを塗りたくり今か今かと帰りを待っていたというのに。
しかし玄関先でされた嘔吐の処理に追われ、全て片付きリビングに行くとソファーでだらしなくいびきをかいている夫に結局のところ興冷めした。
そんな経緯もあり、その時の夫の行動はいつも以上に癪に触った。

アイスで頭を冷やしたのか、夫はぼそっと子に明日食べるようにと言うと書斎に引き上げて行った。
夫は裕福な家庭で育ったので、家庭で作るかき氷なんて信じられないのかもしれないけれど、確かにそれは売り物と比べれば美味しくないかもしれないけれど、それでもー子供時代の記憶に、
「夏には家でかき氷作って食べた」
「シロップの中で一番苺が好きだった」
「何杯も作っては食べてお腹を壊したりもしたっけ」
「色んなシロップを掛けて、レインボーカラーにしたな」
ーそんな小さいけれどほっこりするような思い出が残ればなと思う。

私は料理が下手だし、お菓子作りも頑張ってホットケーキミックスを使った簡単おやつくらいしか作れない。センスがない分、だからそうした手間は惜しんではいけない気がする。
ハーゲンダッツは確かに美味しい。しかし、その美味しさは不特定多数に向けた味で子に向けた味ではない。自宅で作るおやつは親が子にだけ向けて作るスペシャルな物だ。
質素でもたまに失敗したとしてもーそう思うのは親の自己満足かもしれないけれど、もうしばらく子にはそれに付き合って欲しいと思う。

















































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