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夫婦茶碗

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夫は潔癖症だ。しかし自分が関わる半径3m以内に限ってのこと。現に自宅や車の掃除は全て私任せで動こうとせず、トイレや風呂場、洗面台なども水浸し、あちこち毛髪が落ちていても、私に向かって注意はするものの自らそれをどうにかしようとは思わない。

おばあさんから貰ったおはぎー、全部で5個もあり、実は私はあんこが苦手。子もいまいち。夫だけは食べるので、もしかしたら食べるかもしれないと何個か残して残業帰りの夫にお茶と共に出した。


「おはぎ買ったの?どこで?いくら?」


余計なものー、食料品以外の物を買うとまずチェックが入る。お菓子やジュースの類は毎回のこと。しかし私が作ったもの、ホットケーキミックスなどで作ったケーキなどは黙って食べるのだが、おはぎは一見、売り物なのか手作りなのか分かり辛く、また私がそれを今まで作ったこともないものだから、不思議に思ったのだろう。


「ううん、買ったものじゃないの。貰ったのよ、ご近所さんに。」


「誰?ママ友?」


「ううん、自治会で良くして貰ったおばあさんから。O×棟の△さん。」


「・・・・・俺、いいや。」


夫は手に持ったフォークを置くと、緑茶だけ啜った。やはり駄目だったかー

夫は人の手作りが苦手だ。
結婚当初、私が作ったおにぎりさえ受け付けなかった。コンビニか母親が作ったもの以外は無理だと言った。手の汚れや汗が付いているかもしれないそれを食べれないし、また焼き菓子などは一度高熱オーブンに入れているから殺菌されているが、そうではない生菓子などは到底無理なのだそうだ。
未だに、自宅で作るおにぎりはサランラップで作っており、直に手で握ることは許されない。妻の手ですら、汚い物のように思う夫。


「美味しいよ、売り物みたいに。」


「どこの誰か分からない、そんなもん食えないよ。賞味期限だってはっきりしてないし、ちゃんと手洗って作ったかどうかだって分からないし、トイレ行ってそのまま丸めてるかもしれないぞ。」


おばあさんの好意にケチを付けられ、怒りが湧いた。


「あなたって人はー、少し神経質よ。コンビニのおにぎりだって誰が作ってるか分からないじゃない。工場に虫が入ってることだってあるんだから、そんなこと言ったら何にも食べれないわよ。」


「とにかく無理!俺が手作り嫌いって知ってるだろ?衛生面でさ、色々想像すると気分悪くなるんだよ。」


もう何を言っても無駄だと思い、夫の前からおはぎを下げた。
夫はやっぱり潔癖症だー、そして人の心に対しては鈍感だ。自分がされる不快なことに関しては敏感に反応し糾弾する。しかし、自分が人を傷付けることには何とも思わず言いたい放題。


今朝ー、夫婦茶碗の片方が割れた。
私の不注意だったのだが、パッカリ割れたので新調せねばならなくなった。同じ物を買うか悩み、結局違うものを購入することに決めた。
もう夫婦ペアにする必要さえないように思える。いくら形だけ取り繕ってみても、私達の考えや価値観は全く違うし交わる点すらないのだから。

夫婦の温度差を日常の些細な一コマにさえ感じると、子が巣立ち、2人きりで過ごすだろういつかの老後が不安になるのだ。





























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