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北風と太陽

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自分の中に、母がいる。
母がいるのだ。


子が先日、テストの結果を持って帰って来た。いつもの小テストとは違う、学力テストのようなもの。今までの力試し。
私も冬休み中、子に付き添いあれこれ見てやり、ドリルもこなし、出来ることはやったと思う。そして、クラスで1番が取れたら、学年新聞に掲載されるという。
テストがあった日、子は満面の笑みだった。

「全部出来た!百点かも。」

私はその台詞に有頂天になった。やる気がある時とない時との差は激しいが、集中すると予想以上の力を発揮する子。今回はかなり期待も大きかった。


それからというもの、テストの結果はまだかまだかと首を長くして待っていた。子が帰宅するやいなや、テストは返却されたのかどうかを聞くことが日課となった。

「新聞に名前が載るかも!」

子は嬉しそうに弾んだ声を出す。私も鼻高々だった。
しかし、それからしばらくしてのことだった。


「ただいまー!」

子は帰宅すると、ハイテンションでランドセルからテスト用紙を取り出した。その様子から、満点を取ったのだと思い、ウキウキした。


「はい、ママ。見て~」


子が広げたテスト用紙の結果を見て、愕然とした。85点だったからだ。私の残念そうな表情を見て、子の表情も固くなった。それに追い打ちを掛けるように、


「クラスで1番の子は誰だったの?」

と聞いてしまった。


そしてそれが、スネオママの子と聞いて、尚更愕然とし、悔しい気持ちで一杯になった。


「ここも、これもママとやった所が出てるね。なんで間違えたんだろうね。見直しはちゃんとしたの?最低2回は見直ししないとー」


「百点の子は、何度も見直ししてるよ!これだってー、ちゃんと考えたら分かる問題・・」



我に返り子を見ると、目に涙を浮かべていた。しまったーそう思った時はもう遅く、子はしくしく泣き出していた。そして一番になりたかったとつぶやいた。
果たして本当にそうだろうか?
いや、子は帰宅した時は喜んでいたのだ。満点でなくてもクラスで一番ではなくても、子なりに力を発揮し、そしてそれがその点数に繋がったことを心底喜んでいるように見えた。しかし私の反応に、すっかりその心も萎えてしまったのだ。
慌ててその後はフォローしたが、もう遅かった。


ーまるで、母と同じじゃないか。

いつしか母が笑顔になることだけを考えていた子供時代、母の評価が一番で、自分の気持ちなんてどこにもなかった。母が喜ぶこと、それだけが全ての価値基準となっていたあの頃。子を産み、そうはなるまいとあれ程自分に誓っていたというのに、いつしか同じ道を辿り、子にあの頃の私と同じ思いをさせようとしているのだ。


子のやる気を出させるには、太陽と北風だ。
冷たい風ばかり吹き付けては、子の良いところが露出しない。温め見守ること、それが大事なのだ。ついつい色々言いたくなる気持ちをぐっとこらえてー



































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