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蚊帳の外

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私の知らないところで、卒園しても幼稚園の付き合いは続いており、飲み会やランチ会、またたまに担任を交えての食事会などが行われている、ということをまいこちゃんママから聞いた。
メールが来ないのは何かの手違いなのか?まいこちゃんママから聞かなければ知り得なかった情報は、私の胸をチクンと刺す。
しかしどうしたことか、それまで誘いなどなかったというのに、先日一通のメールが届いた。送信元はスネオママでもボスママでもなく、敬語ママだった。
彼女は律儀に「O×の母親ですが・・」という書き出しで要件を伝える。ふと、彼女の顔が浮かんだが、それは園にいた頃でも学校ボランティアで見掛けた時でもなく、あの時役所で生き生きと障害者の支援ボランティアをしていた時の表情だった。
決してクラスの中心にはいないのだが、役員関係と密に繋がっている彼女は、ボスママやスネオママとも深入りはせずとも、いまだ良好に関係を続けているように見えた。まるで大人の付き合いの見本を見せられるようで、それがどうしても出来ない自分が欠陥品のように思える。スネオママがこういう時の幹事なのだが、私宛にメールを送るのが嫌だったのだろうか?ワンクッション彼女を置いたように思えた。

内容は、春休みに子供達を交えて動物園に行こうーというようなもので、なぜ卒園してまで遠足のようなことをしなくてはならないのかと正直辟易した。
しかし、こんな風に思うのは私くらいのものだろう、仲良くこのクラスに馴染んていた人々にとっては、懐かしい同窓会のようなもので、親子共々楽しい企画なのだろうな、と思う。
子の顔が一瞬浮かんだが、やはり自分には耐え切れないと思い、悩んだ挙句欠席の返信を送った。しかし、罪悪感。親だけならともかく、子供同士の関係を親が勝手に切ってしまうやり切れなさ、元担任とも久しぶりに会いたいかもしれない。それさえ親の都合で遮る身勝手さに、心の中で子に謝罪する。
そして、数日後の習い事の時だった。まいこちゃんママが私達親子を見つけるとすぐに駆け寄り、私にではなく子に尋ねたのだ。


「OOちゃんは動物園行けるの~?」


「動物園って何?」


何も知らされてない子は、きょとんとした顔で聞き返す。そして私は、何故この人はこうも私を窮地に立たせるのだろうかと心底恨む。
そんな私の思いを知ってか知らずか、まいこちゃんママは続ける。


「春休みにOO先生や幼稚園のお友達みんなで動物園に行こうって話、ママから聞いてなかった?」


チラっと私を見て笑う彼女に、私自身にとって都合の悪いことだからか、なんとなく悪意を感じた。


「え~聞いてない!行くよね?」


子はウキウキした表情で飛び跳ねる。まいこちゃんも子を盛り上げるかのように、動物園!動物園!と騒ぎ出した。げんなりした気分と焦りが綯交ぜになった思いで、


「その日はほら、ディズニーランドに行くってパパが休み取ったでしょう?」


口から出た出まかせ、後々のことを考えてもっと慎重になるべきだったというのにーしかし、こうでも言わないと子は納得してくれそうもなかったのだ。



「え?そうなの!?やったやった!!アナ雪観る~!!」


「いいな~、まいこも行きたい~」


既に、心はディズニーランドに向いている子に安心しつつ、今度はどう言い訳をすればよいか頭の隅っこで考える。まいこちゃんは動物園よりもディズニーランドに行きたくなったようで、まいこちゃんママにねだる。


「こないだアナ雪は観たばかりじゃない。」


やれやれという表情でまいこちゃんを窘めながら、聞いてもいないのに、その日は始めたばかりの仕事を休んででも行くのだと言う彼女。まるで欠席するのが罪かのような物言いに聞こえるのは、私の被害妄想か。


卒園してまでストレスの溜まる付き合いなどしたくはない、子も小学生になり、親がいなくても友達と遊べる年齢にまでやっと成長したのだ。
そう思う一方で、自らの選択だというのに蚊帳の外にいるような、何とも言えない寂しさが消えないのも事実だった。
































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