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友達100人の幻想

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去年の今頃、入学準備をしながら子が歌っていた「友達100人出来るかな」の曲。最近になり、ショッピングモールのランドセルや子供用フォーマル特設コーナーなどでいよいよ流れて来出した。
私も子も、新たな出会いに緊張しながらー、そして少しの期待を持って正門をくぐったのが昨日のことのよう。あれからあっという間に1年経ってしまった。

子が机の上に広げていた自由帳を何気なくパラリと開くと真っ黒で、もうどこにも描く場所がないので新しいのを買おうと話し掛けるついでに、最近の学校はどうか聞いてみた。


「最近、学校は楽しい?」


「うん、体育と音楽は楽しい。でも休み時間はつまんない・・」


思いがけない台詞に驚く。子供なら、休み時間が一番楽しい時間だろうと信じて疑わなかったからだ。


「なんで?休み時間、いつも何してるの?」


「お絵かきとか折り紙とか。」


「誰と?」


「誰もいないよ。」


てっきり、OちゃんやPちゃんとうまくやれているのかと思っていた。放課後遊ぶ約束をしていたし、確かに先日はすれ違いが生じてしまったが、それでも学校内では仲良くしているのだろうと信じて疑わなかった。


「他の子達は?」


「外に行ったり、お友達と教室で色々遊んでるよ。」



「OちゃんやPちゃんは?」


「分かんない・・」



だから自由帳は真っ黒だったのだ。冬休み中に新しいものを買い、まだ2ヶ月程しか経っていないというのに。それに最近は買い物に行く度に色々な種類の折り紙を買わされていた。
一人で過ごす手持ち無沙汰な休み時間、そうやって子なりに暇つぶしをしていたのだろう。


「他にー1人の子いないの?その子に声掛けてみるとか・・」


「いないよ。1人の子なんて。」


「じゃあ、Oちゃん達に遊ぼうって言えばいいじゃん。この間だって遊んでたし。」


「恥ずかしいよ。」


「何が恥ずかしいの?1人は寂しいでしょう?勇気出して誘ってみなよ。」



つい興奮して、子に自分の意見を押し付けてしまった。子は、気乗りのしない感じでテレビ画面に視線を向けたまま無言になってしまった。
「1人きり」という言葉に異常に反応してしまう私。まるで1人で過ごすことが悪いことだと言わんばかりに。そんなことは断じてないし、1人で過ごせる強さを身につけるのも、これから先、成長するにつれて必要な力だ。頭の隅では分かっているし、また自分自身に対してはいつでもそれを正当化しているというのに、子に対してそれを当てはめて納得することはどうにも出来ないでいた。
幼い子供は友達たくさんと仲良く遊ぶことこそ健全ーだから、「友達100人出来るかな」なんて歌だってあるのだ。「友達ゼロでも楽しいな」なんて歌は存在しない。

私は1人でもいい。子にはたくさんの友達に囲まれて笑っていて欲しいと思うのは親のエゴだろうか?1人が好きな子ならいいのだーしかし子は友達といる時が一番生き生きとしているのを知っている。幼稚園の頃もそうだった。しかし、小学校に上がってから、なんとなくその形は崩れつつある。せめてー仲良しの子が1人でもいてくれたら・・
2年生でDちゃんと同じクラスになれればまた状況は違うだろうが、そううまくいくわけもない。低学年からなんとなくグループが出来てしまう、それが女の子だ。
やはり私の子だからだろうか?場にうまく適応出来ない。出来たとしても人の何倍も時間が掛かる。自分から積極的に声を掛けていくことが出来ない。しかし、待っていれば人が寄ってくる程の魅力が当人にない。
悲しいことに、私にとって子は一番であっても、他の子供達からしたらそれが当てはまるとは限らない。下手したら最下位かもしれないのだ。
いてもいなくても良い存在ーかつての私のような・・

子が、教室の隅で1人ぽつんと折り紙を折っている様子を想像すると、胸が痛んだ。どうしたらー
そしてどうにも出来ないことに気づく。自分の力でなんとかするしかないのだ。そういった力を養うこと、それも学びなのだ。学校は遊ぶ場ではない、学びの場。それは勉強だけではなく、人と人とのコミュニケーションだったり協調性、自立心を養う場でもあるのだ。
どうか、自分の力でなんとか乗り越えて欲しい。1人でも楽しめる力、1人から2人にする力、声を掛ける勇気ー

親である私が出来ること、それは子がリラックス出来る環境を常日頃整えること。笑顔で「おかえり」と言ってやり、好きなおやつを用意する。そして学校での出来事を聞いてやる。本人が話したくなさそうな時は、無理に問いたださず、さりげなく気分転換をさせてやる。聞き出せそうなタイミングを計らう。
そして、共に悩み共に解決の手立てを考えること。


子が少しでも友達を作るきっかけになるように、女の子なら好きそうな「リボン」の折り方をネットで調べて教えてやった。最初は難しかったようだが、何度も練習するうちに自分だけで折れるようになった。


翌日ー、子がにこにこ笑顔で帰宅した。


「みんながね、りぼんの作り方教えてって言うから教えてあげたの。可愛いって~」


特定の友達は出来ずとも、クラスで注目を浴びれたことが嬉しそうだった。ちょっとの自信になったようだ。
何でもいい、学校生活で上手くいくきっかけやヒントを与えること。親の私が出来る手助けはここまでだけれど、子の笑顔が少しでも増えますようにと心に願う。


































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