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サシ飲み

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どこからどこまでを「浮気」というのか?

昨夜、夫が飲んで帰宅した。てっきり残業と聞いていたので酒臭いスーツに驚きつつ、誰と飲んだのか聞くと、例のツーリング仲間だという。
風呂も入らず、ニヤニヤしながらラインをしている夫に苛立ち、ちらっとスマホ画面を背後から覗くと、明らかにあの女性とのやり取りだという直感が働いた。

夫が声を出して笑う。同じ空間にいる私に向かってではなく、画面越しの相手に向かってー

そういえば、結婚する前もしてからもずっと、この人の心からの笑顔を見たことがあっただろうか?何が可笑しいのか、腹を抱えて笑いながらスマホ画面に向かって文を打つその横顔は、私の知らない夫の顔だ。

そうか、この人はこんな顔で笑うのかー

人ごとのように、そう感じる心は冷え冷えとし、それからじわじわと嫉妬心のようなものがわく。


「早く入って!追い焚きしたのが冷めちゃうから!」


「・・ん?あぁ。」


生返事しつつ、ジップロックにスマホを大事そうに入れて風呂場に持って行く夫。まるでスマホ中毒の高校生と同じではないか。風呂場で感電するケースもあるというスマホ。夫の背中を目で追いながら、感電でもすればいいのにと苛つく感情と共に思う。
実は先日、生活費が足りなくなった際の言い合いの後に、夫からわずかだが金を渡された。私の言い分が伝わったことが嬉しくも、なんだか面倒臭さから夫が逃げているようにも思えて、釈然としない気持ちもあった。


ー二人きりで飲んだの?
ー何話したの?
ー本当に飲んだだけ?

聞きたいことは山程あるが、それよりも夫の心が此処にあらず、という状況が全てを物語る。家にいても、どこにいても一緒にいたい相手と繋がることが出来る時代なのだ。最初はただの友達であっても、後にその感情の変化がどうなって行くのかは誰にも予想出来ないし、またそれを止めることも出来ない。
未然に防ぐーそれしか方法はないのかもしれないが、夫からスマホを取り上げることなど不可能だろう。
夫が風呂場でスマホをいじっている間、冷蔵庫に買い置きしてある夫の為の中途半端に残っているワインをグビグビ飲み干す。それに加えて、戸棚の奥のウイスキーをグラスに入れ、ロックで2杯程一気飲みすると、次第に辺りがゆらゆら揺れて来た。
夫が風呂場から出る頃には、すっかり酔いが味方をし、あれこれ夫に質問をぶちまけていた。
夫も酔いが残っていたのだろう、ものすごい形相で私に向かって怒鳴りつけた。しかし焦点の合わない私には、少しも怖くはなかった。
今朝になり、すっかり昨夜の記憶は飛んでしまったかと思ったが、そうでもない。私が覚えている夫が発した言葉は、「サシ飲み」「友達」「相談」であり、そして最後に私に向けられた、「みっともない」という言葉。
それを思い出すと、途端に頭がガンガンした。
酒の入ったグラスを取り上げられた、そんな記憶も残っている。

二日酔いで起きられなかった私。夫も子も、声を掛けることもなく家を出てしまった。子には申し訳ないことをしたが、あいにくパンを買ってあったので、それを食べて行ってくれたようで安心した。
夫の分は用意していなかったので、どうしただろうと思ったら、流しに食べたあとのバナナの皮が捨てられていた。

茶色に変色した、三角コーナーの中にあるくたっとしたその皮は、夫の思う「みっともない私」なのかもしれない。そしてそれは、放っておくとたちまち異臭を放つ、面倒くさい代物なのだと夫に分からせたい気持ちで一杯になった。































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