にほんブログ村 主婦日記ブログ ひきこもり主婦へ
にほんブログ村 主婦日記ブログ 専業主婦へ
にほんブログ村 子育てブログ 一人っ子へ

女社会の序列

にほんブログ村 主婦日記ブログ ひきこもり主婦へ
にほんブログ村









最近子が一人で帰宅していることが気になり、過保護かもしれないが、学校の近くまで買い物ついでに迎えに行くことにした。
下校時間ー大小様々な体格の子供達がバラバラと、ランドセルを背負って下校する。ふと目についた先に、DちゃんやEちゃん達がいた。子もその中になんとなく入ってはいるものの、彼女達が家の近くの公園のベンチに腰をおろして何かを始めると、ふらっとそこから離れてこちらに向かって歩き出した。
見てはいけないものを見てしまったようで、咄嗟に隠れた。子が通り過ぎたのを確認して少し後をつけた後、背中越しに名前を呼ぶ。
子は振り向くと、特に変わった様子でもなく、買い物袋の中身を気にし出した。


「おやつは家にあるから買ってないよ~今夜のご飯。ハヤシライスにしようと思ってね。」


「やったー!」


「今日は一人で帰ってきたの?」


「ううん、皆で帰って来たけど、Dちゃん達は寄り道してる。」


「一緒に寄り道しなかったんだね、えらいね。」



寄り道は学校側から禁止されている。しかし、それまでの子ならば一緒に寄り道をしていただろうに、Dちゃんらと何かあったのだろうか?それに、最近放課後も皆と遊んでいないようだ。
Eちゃんとはクラスが一緒になったものの、特に仲良く遊んではいないようだし、子供の間で何かあったのだろうか?
不思議に思っていると、エントランスで素敵ママに出会った。たまたま彼女も車でどこかから帰宅して来たところらしく、子が駆け寄ると、にっこり笑って手を振ってくれた。
子が、素敵ママの腕の中にいる赤ちゃんに向かって話し掛ける。彼女は子の視線に合わせてかがんでくれ、なんとなくそのまま立ち話となった。そうしているうちに、R君も帰って来て、そのまま子と一緒にエントランスで遊び始めた。
久しぶりの穏やかな時間ー、私も楽しいが、子も楽しい時間。


「最近、OOちゃんどう?」


素敵ママの笑顔に、なんとなく頼りたくなった私は、つい先程心に引っかかったことを口にした。


「最近、OOが一人で帰って来てるみたいで・・今まではDちゃん達と仲良くしてもらっていたんだけどね、なんか3学期の終わり辺りから疎遠になっちゃって。さっきもOO以外は寄り道してたみたいなんだけど、OOだけ一人でそのまま帰って来たっぽくて・・子供同士、何かあったのかなって心配してるところ。」



そんな私の悩みを一通り聞くと、少しの間を置いてから、素敵ママから思いがけないことを聞かされた。


「そうなんだ。実はね、これ言ってもいいのか迷うんだけど・・EちゃんがOOちゃんに無視されたって登下校メンバーに言ってるみたいで・・Rは男の子だからあんまり感じてないんだけどね、他の女の子達がそれ聞いて、ちょっと妙な先入観抱いちゃってるみたい。特にOOちゃんは皆とは幼稚園が違ってるからさ、Eちゃんの単なる思い込みかもしれないけど、やっぱり皆、昔からの友達の言うことを信じちゃうみたいで。」


私がそれを聞いた時、真っ先に浮かんだのは、児童館でのEちゃんママとの微妙なやり取りだった。元々Eちゃんは、待ちぼうけをしている子に声を掛け、一緒に遊んでくれた子だ。それが急に子のことを敵対視するとは考えにくかった。それにー、無視というが、子供は普通何かに熱中していたりすると、誰かの声が聞こえなかったりするものなのではないか?Eちゃんが少し過敏過ぎるのではないか?
そして心のもっと奥では、Eちゃんママがあの一件で気分を害し、Eちゃんにそれとなく我が子と接触を持たせないようなあることないことを吹き込んだのではないかーとさえ思ってしまった。


「それとね、1年の時のクラスにいたHちゃんって覚えてる?彼女のママさんからも実はOOちゃんとのこと色々相談受けてて・・Hちゃん、ちょっといじめられやすいところあるでしょう?だからOOちゃんに笑って貰えないことが引き金になって学校行けなくなってるってママさん泣いてたんだよね。」



ショックだった。
まず、電話越しでは大人しく物分りの良さそうだったHちゃんママと素敵ママがママ友だったこと、そして泣きながら相談というー弱みを見せて同情を買うようなやり方も汚いと思った。
それにー、素敵ママも一方的な股聞きを信じ、子が全て悪いかのような物言いをして来たことに、悲しい気持ちにさせられた。
唯一のーママ友とまではいかないけれど、信頼出来る知人だっただけに、残念な思いで一杯になる。そして、そういえば以前、子がR君とスネオママがMちゃんを苛めていると担任に告げ口したことが思い出された。
もしかしてー、その時の仕返し?とまで思ってしまう私の心は相当歪んでいるのかもしれない。
心の中は、怒りと悲しみで覆い尽くされていた。一方的に責められている子ーただ人の話を聞いていなかったというだけでー。誰かを叩いただとか仲間外れにしただとか、故意に傷付けたというわけでもない。
言ってみれば、勝手な被害妄想で、逆に嫌な思いをさせられているのだ。確かに子は不器用だ。それは学校生活を見てみても分かる。それなのにー、最もらしい理由をつけて仲間外れにされるのは心外だったし、また子供だけではなく大人達からもそんなレッテルを貼られ始めていることが不憫でならなかった。


「そうだったんだね、私、何も知らなくて。ちょっと帰ってOOに聞いてみるよ。教えてくれて助かった、ありがとう。悪気はないとは思うんだけどね、でも言葉が足りなかったりしたんだろうね、皆を嫌な気持ちにさせちゃって申し訳なかったよ。」


本心とは裏腹に素敵ママにそう告げてから、遊んでいる子に声を掛け、エレベーターに乗り込んだ。丁度、素敵ママの新たなママ友であるお隣さんがエレベーターから降りて来たことで、彼女は更にもう少しの立ち話をするのだろう。


素敵ママにー(人の子供を指摘する前に、自分の子供を見たらどう?R君はもっと酷い苛めをしてたんだよ。それも2対1で女の子を。自分の子供がやったことを棚に上げて何を言うの?下の子が出来て愛情不足なR君のこと、もっとしっかり見てあげたら?それが出来てからママ友の相談乗るべきなんじゃないの?順序が逆だよ。)


Hちゃんママにー(ママ友に泣いて相談!?泣けば同情して貰えると思って・・そりゃあ自分の子が一番可愛いかもしれないけれど、確信が持てないうちから子供の言うことを全て丸呑みにして、あちこちの人に吹聴するのは大人としてないんじゃないの!?)


Eちゃんママにー(ちょっとカチンと来たからって、親の感情を子供に植え付けさせるのは間違ってるんじゃない!?仲間がたくさんいるから強気に出てるのかもしれないけれど・・それでも子供に変な先入観を抱かせないで欲しい!!)



頭の中は、それぞれの母親達に向けての怒りでぐるぐるモヤモヤしていた。



「ママ、どうしたの?怖い顔・・」


エレベーターの中、私を見上げ子はつぶやく。



「ママ・・、悔しいのよ。OOは何も悪くないのに・・」


「え!?OOが悪くないって何?」


「あ、何でもないよ。それよりおやつ、今日はプリンだよ。」


女社会は集団が強い。
ママ友がたくさんいるというだけで強気に出れる彼女達ー根も葉もないことを、強靭なネットワークでたちまち広め、相手を陥れる。
ぼっちママは、こんな時弱い。ただ言われるがままー。子を守れるのは私だけなのに・・
黄色いランドセルカバーの取れた、まだ初々しさが残る子の背中が涙で滲んで揺れていた。












































trackback

copyright (c) 隣の芝生 all rights reserved.

プロフィール

selinee

Author:selinee
FC2ブログへようこそ!

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR