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ネゴシエーション 【追記】コメント欄

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夫と結婚し唯一感心するのは、恥ずかし気もなく、人目をはばかることなく、堂々と値切り交渉出来るところだろうか。

連休中に冷蔵庫を買い替えた。元々調子が悪く、それは私の扱い方が悪かったこともあるのだけれど、だましだまし使用するのももう限界だったので買い替えを決めたのだ。大手電気店は、家族で出向いた。
予想以上の人混みに息苦しさを感じながらも、早足で歩く夫の後ろを付いて行く。結婚してからずっと、電化製品も夫の独断で決められる。新婚の頃、洗濯機やオーブンなどを選ぶ際に私も意見したのだが、

「俺が金出すから決めていいよね?」

と一喝され、それから私の「意見」などは、あったとしても形を成さない無意味なものになったのだ。色も形も使い勝手も、全て夫が店員と話し合った末決定し、最初でこそ店員は私に向かって色々な機能を営業スマイルで説明するのだが、次第にそれは夫へと向けられるようになるのだ。
勿論、財布からカードを出し支払うのも夫。私は店員の前で透明人間と化す。


今回の冷蔵庫も同じく、夫が様々な型を物色している間、私は子と一緒に冷蔵庫を開け閉めして遊んだりしながら時間を潰した。夫は何やら店員とあれこれ言い合っているようだ。よくよく聞くと値切りだった。どこどこの店は幾らだっただの、ネットで買う方が安いだの、あれこれ難癖を付けているようだ。正直、この人の妻だと思われるのが恥ずかしく、他の同じく冷蔵庫を物色している家族連れが夫をジロジロ見ているのを察すると、穴があったら入りたい思い。
子と一緒に他の冷蔵庫を見る振りをして、そっとその場を離れる。


「おい!おい!これにするけどいい?」


私達に向かって夫が大声を出す。そこに反論する余地はないというのに、いちいち最後は自分を納得させる為なのか賛同を得たいらしい。



「うん、私は何でもいいよ・・」



煩わしく思いながらもそれを悟られないよう笑顔で返した。夫は満足そうに頷くと、店員と共にレジカウンターへと向かう。会計が済むと、得意気な顔でこちらに向かって、値切るのに何程労力を費やしたか、その浮いた金で何が買えるかを恩着せがましくまくし立てる。その金はどうせ自分のFXへの投資にでも使うだろうに、さも家計に貢献したかの如く吠える。



ーその日の夕方、新聞屋が次の更新を催促しに来た。いつも大体が洗剤とトイレットペーパーの粗品と契約との交換条件なのだが、この日は夫が玄関に出て何やら押し問答が聞こえてくる。


「次はOO新聞にしようと思っててさー、あっちはサービスいいしね。ビール1ケースとかってないの?」


「いやぁ、勘弁して下さいよ・・」


「洗剤もトイレットペーパーもさ、うちはブランドもん使ってるの。お宅の粗品、どこのだか分からないメーカーのだし、結局貰ってもフリマなんかで処分するしかないんだよね。ビールはないの!?ビール!」


お隣さんにこの会話が筒抜けかと思うと、恥ずかしくていてもたってもいられない。まるでお菓子を買って欲しいとスーパーでねだる子供と同じじゃないか。夫はどんな神経で新聞屋を困らせてるのか?
しかし、新聞屋も譲らず、最後の方は意固地になっているのか夫のねちっこさに嫌悪感を抱き始めたのか、



「分かりましたー残念ですが、またの機会に。」


と、引き下がってしまった。
夫は拍子抜けしたのか、新聞屋が帰ると無言でリビングに戻り、



「今度OO新聞契約しといて。」


そう一言残して自室へこもってしまった。電気屋での快挙に良くし、調子に乗り過ぎたのだろう。多少バツの悪い表情だったのが笑えた私は悪い妻だろうか。
おかしくて、おかしくて、含み笑いだったのだけれどーテレビの音量を上げて大笑いしてしまった。詰まらないバラエティ番組に笑っているのかとある意味プラス思考な夫は思うだろう。


「ママ、そんなに面白いの?」


子が、私があまりにもテレビ画面に視線を向けて大笑いするのに理解出来ないようで尋ねる。


「ママね、この芸人さんにはまっちゃったみたい。」


「ふーん、OOはつまんなーい。」



夫の威圧感に怯えながらも、ある時は彼の一挙一動に大笑いしたい衝動を抑えられない私がいるのも事実なのだ。




























【追記】

返信が出来ないので普段は開けていないのですが、コメント欄を開けたままでした。
コメント下さった方々、ありがとうございます。まとめてですみませんが、夫の件や今後の方向性へのアドバイス、参考にさせていただきます。
またSさんについては、いつも暖かいメッセージ嬉しく思っています。返信出来ず申し訳ないのですが、Sさんのブログにも時々こっそりお邪魔しています。
今後ともよろしくお願いいたします。

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