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家族の役割

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子が宿題に持ち帰って来た、「家族の役割分担表」。
そこに、家族それぞれが分担している家仕事を書くという。授業で途中までは書いてきたらしく、「わたし」の欄には、「お風呂掃除」「自分の服をたたむ」「じゃがいもの皮むき」等、「お母さん」の欄には「掃除」「洗濯」「お皿洗い」「料理」などぎっしり書かれてあった。しかし、「お父さん」の欄は空欄のままだった。


「パパはおうちでは何もしないもんねー。だから書けなかったの。そしたら先生が、宿題にするからお家の人と考えて来てって言ってた。」


正直、夫は家のことは何もしない。強いて言えば、休日気が向いた時、子を遊びに連れて行くくらい。結婚当初、急ぎのハガキを出さなければならず、出勤のついでに出して貰おうと頼んだら怒鳴られたことがある。


「あんた、一体仕事をなんだと思ってるの?スーツを着たら、そこはもう職場と同じなんだよ。家のことなんてしてられないし、ハガキくらい一日家で暇にしてるんだから自分で出しに行ってくれ!」


確かに私にも配慮が足りなかった。夫は稼いで来てくれるのだ。何かのテレビで、一番してはいけない夫への頼みごとーそれは昼休みに郵便局へ行き支払いをして貰うーというものだった。
トイレ掃除や買い物などはOKなのだという。
私はしばらく社会と離れており、そういった仕事に対する姿勢だとかオンとオフとの切り替えだとかを忘れてしまっている。それを反省してからというもの、夫に家の頼みごとをするのは諦めたのだ。
電球の交換も、日曜大工のようなことも、網戸の張替えもー、頼むよりも自分でしてしまった方が早いし、断られてストレスを溜めるより余程良い。



「皆、パパが洗い物したりお風呂掃除したりしてるんだって。あとね、お米運んだり車洗ったりも。自転車直してくれたりも。」


「へえ、すごいね。」


「クラスの子でね、パパがママみたいに家にいる子もいたんだよ。おばさんみたいって皆笑ってた。OOも笑っちゃった!」


「きっとそのお家はママがパパみたいに働いているんだと思うよ。家のことだってちゃんとしたお仕事なんだから、笑ったりしたら駄目だよ。」


「はぁい~。」



専業主婦であっても何となく肩身が狭いと感じるこの頃、しかし、同じ立場でしかも男性という存在があることを知り、正直まだ自分の方がマシなのだと子を諭しながらも、心のどこかで安心している私がいた。



「うちのパパは何もしないね。だからまだ何も書けてないの。」



本当にその通りだ。このまま「お父さん」の欄を空欄にして提出させたい気持ちがわいたが、子にとって夫はやはり唯一無二の父親なのだ。ぐっとその気持ちをこらえ、



「パパはね、お仕事が忙しいからなかなか家のことが出来ないけどね、OOと遊んでくれるでしょう?それも立派な家族の役割なんだよ。後は、車で買い物に連れて行ってくれるし。ママは運転が出来ないからね。」


「あ!そうか。パパは運転手だね。それ書こう。車でお買い物って書く。」



子はにっこり笑いそう言うと、「お父さん」の欄を何とか埋めて満足そうな顔をした。昔の家庭とは違い、今は共働きも断然多い。希なところでは専業主夫もいると聞く。型にはまった家庭の形などはなくそれは時代と共に多様化している。
子も将来、自分の家庭を持つことになるだろう。その時、自分が育った家庭がある種の手本となるのは避けられない。それが反面教師になるとしてもー、それでもそれが基準になるのだろう。
宿題の役割分担表にある、「お母さん」の欄ーそこには小さな文字でぎゅうぎゅうに詰められたありとあらゆる役割があり、子にとって私はやはりなくてはならない存在なのだと知る。
誰にでも出来る仕事ー、しかし私ではなくてはならない仕事ー、それがそこには散りばめられていた。



























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