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隣人の音

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日中、一人でいると気になる音。
特に最近、隣の生活音が気になって仕方がない。気になるだけで気に障るわけではない。特に赤ちゃんの声ー
可愛らしい声が耳に入ると、ついバルコニーにまで出て耳をそばだててしまう。
お隣さんの声が赤ちゃんの声に混じり聞こえるが、大人の声はくぐもっているのか通りが悪く聞こえづらい。
対して、赤ちゃんの声は良く通る。

笑い声や泣き声、何かを訴える声、はしゃぐ声ーまだ赤ちゃんだけれど、人間らしい感情が出て来て可愛さも増している頃だろう。どれもこれも微笑ましく、もう2年生になった子が赤ちゃんだった頃に思いを馳せる。
もしもー、お隣さんと私が単なる顔見知りではなく、隣人を超えた親交を深められていたのなら、喜んで彼女の子供を1時間くらい預かるだろう。
子も、弟か妹が出来たかのように可愛がったかもしれない。素敵ママの赤ちゃんを興味深げに触っていた子の表情を思い出す。

もし頼まれれば、隣のよしみで無償のベビーシッターでもするのに・・

開いた窓から聞こえる甲高い奇声を耳にしながら、また無意味な妄想をする。挨拶もそこそこの人間に大事な子供を預けられるわけがない。実際自分が彼女の立場に立ったとしても、答えはノーだ。
お隣さんのあやす声、天気の良い穏やかな昼さがりー今日はママ友らは来ていないらしい。落ち着いた彼女の声が聞こえて来る。最近夜泣きも始まったからだろうか?疲れて人を呼ぶ気が起きないのかもしれない。子供と二人きりで煮詰まっているのではないかと想像すれば、壁一枚隔てた彼女と親密になれそうな気さえする。
連日続く夜泣きに、いつ夫がクレーマーになりやしないかとビクビクしていたが、何故か夫が帰宅する頃と、夫が起きている頃には聞こえない声。
いつも夫の帰宅前にライター作業をしている深夜1時前くらいと、また深夜4時くらいからが夜泣きのピークだ。私は眠りが浅いのでついその声に反応して起きてしまうのだ。


ふと、子のお下がりをあげてみようかと思い立つ。二人目への希望を捨てたわけではなく、執着を捨てると子供は授かるとどこかで聞いたのを思い出したからだ。
それに、それをきっかけにお隣さんと打ち解けられるかもしれない。素敵ママが共通の知り合いということで話に花が咲き、まずは我が家に二人を招待する。勿論彼女らの赤ちゃんも一緒に。
それをきっかけに団地仲間として3人で茶飲み友達になれるかもしれない。

妄想はどんどん膨らむ。いてもたってもいられず、子が赤ちゃんだった頃の衣類を整理した。一番気に入りのワンピースやチュニック。春用の帽子や可愛い靴下。
一人目ということでお祝いで貰った各ブランドの洋服は、丁寧に洗ってアイロンを掛けていたので新品同様にも思える。オークションに出せば結構な値で売れるのではないだろうか。バー○リーやラルフ○ーレンなどの一張羅。
さて、いつ渡そう。偶然会った時に挨拶がてら声を掛けてみようか。あまりたくさんだと負担だろうから、5枚くらい。勿論一番気に入っていた物は渡せないけれど。

赤ちゃんのお喋りが聞こえる。汚れのない純真無垢なその声に癒されながら、今日も私は自宅に引きこもっている。それでも一人ではないような、寂しさを和らげるその音がこのまま永遠に続くようにと願うのだ。








































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