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関西人

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今度、生まれ変わったら関西人になりたいと思う。
生まれ持ったお笑いのセンスーだとか、頭の回転の良さーだとか、良い意味で空気を変える力を持っている人達。
自分と対局にいる彼らに憧れを抱く。

最近の習い事、化粧品の勧誘や毎度のお喋りが苦痛で、一番に子を教室に送り届けると近くの本屋に逃げ込んでいる。暑さもあり公園はさすがに厳しく、時間をつぶせて涼めるところといったらそれくらいしかないのだ。
習い事の終了時間に近づいたので教室へ行くと、まいこちゃんママらの群れの中に一人、知らない顔があった。
彼女達の輪は、後から来た私に気が付くはずもなくいつもにも増して盛り上がっていた。一際、新メンバーの大きな声が目立っている。関西弁で次から次へと面白ろおかしくジェスチャー付きで喋るそのサマは、バラエティ番組で観るお笑い芸人さながら。彼女が何か喋ると、わっと一斉に笑いが起きる。何が可笑しいのかこちらには内容まで聞こえて来ないから分からないのだが、いつもは上品に笑うまいこちゃんママでさえお腹を抱える勢いで笑っている。
それだけで、いつもの群れがじめっとした雰囲気からカラっとした明るい雰囲気に変わるのだから不思議だ。


「ーーーーーーやねん!ーーーーーしまっせ!」


何を言っているのかは分からないけれど、語尾にそれが交じるだけで、もうトークの天才とまで思える。実際のところ、全ての関西人がそうとは限らないし、大阪生まれの大阪育ちであっても、私のように引っ込み思案な人見知り、そして人付き合いが苦手な引きこもり主婦もいるかもしれない。
しかし、関西弁というだけで、親しみのある警戒心のない人懐っこさを他人に与えるような気がするのは私だけだろうか。彼女は一体誰の知り合いなのだろうか?私も挨拶をした方が良いのだろうか?迷っているうちに子供達が戻って来て、おやつタイムを始めようとしていた。
すると、関西弁の彼女がバッグから何やらポーチを取り出して、ママ達に配り始める。


「アメちゃんでっせ~お一つどうぞ~。」


まいこちゃんママや千葉ママらが、少々困惑しつつも笑いながら受け取っている。



「これが噂のアメちゃんってやつなんだ~?」


小太りママが楽しげに聞く。



「そうでっせ。私らの大事なコミュニケーションツールや!」



完全に群れは彼女のペースに巻き込まれていた。そして、彼女はまいこちゃんママらの困惑した表情に全く気が付いていない鈍感力を持つようで、些細な部分に気が付き過ぎて動けない自分にそれはただただ眩しかった。



「ほな!さいならー!」


さっさとアメを配り終えると、自分の子供を呼び、おやつタイムも途中だというのに早々とその場を後にする。残された群れは、受け取ったアメを掌に乗せたまま呆気に取られたような、しかしなんだか取り残されたかのような寂しさをまといつつ、彼女の背中を見送る。
私も、関西に生まれ、関西人の母に育てられ、関西の地で育っていたのならー、彼女のようになれただろうか?幾つもの条件や選択により今の自分が出来上がっているのだが、タラレバの妄想をしながらも、彼女が私だったのなら我が家も笑いの絶えない家庭だったのかもしれないと思うのだった。







































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