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シングルマザー

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ラーメン屋経営と子育てとの両立に奮闘している女性を追うドキュメンタリー番組を観た。
時間に追われ、売上目標に追われ、日々忙しく寝る間もない彼女。ランチタイムの後で15分程仮眠を取るために自宅に戻り、小学校から帰宅した子供と共にまた店に戻る。
我が子と同じ2年生だという彼女の子供は女の子、まだ一人自宅で留守番させられない。
子供の名前を看板にし、頑張る彼女。
しかし、娘は店の隅でDSをし続けている。夜の営業時間ー本来なら家族団らんの時間。しかし母親は忙しく、子を構うことは出来ない。娘はゲームに没頭することで寂しさから逃避しているのだ。しかし、あくせく働く従業員達の手前もあるのだろう、全く動かずゲームに興じている娘に少しは手伝えと母親は叱りつける。
娘は涙を拭っていた。
胸が締め付けられる思いだった。母も子も必死なのだ。
母親は生活を守る為にーそして娘はそんな母親の背中を見ながら、せめて寂しさを表に出さないように。
途中から観た番組なので、どのような経由で彼女がラーメン屋を始めたのかは分からないが、シングルマザーということは分かる。食っていく為に、衣食住の確保の為に、生ぬるいことなど言ってられないのだ。娘とのコミュニケーションの時間を削ってでも、店の数字を上げる為の方法を考えなければならない。
毎晩、自宅に戻るのは夜10時過ぎー慌ただしく過ぎていく日常。娘は店にいることについて、遠慮がちだが「つまらない」とつぶやいていた。
居場所がそこにないからなのだろう。活気づく店の隅でゲームに没頭している背中がポツンと寂しげだった。この親子はどうなってしまうのだろうとハラハラしながら観ていたのだが、やはり経営者であってもその前に母親なのだ。彼女は、売上を上げるイベントとして、試食会をし呼び込みをする作戦を思いついた。そこに娘も参加させることにしたのだ。

この作戦は結果から言うと大成功をおさめた。売上も目標に届き、最初は恥ずかしがっていた娘も次第に声を張り上げて客の呼び込みをするようになっていた。
イベント終了後、娘は店の座敷の隅でタオルケットにくるまって眠っていた。子供にとってハードな1日だったに違いない。
良かったーと思うのと同時に、しかしこのイベントが終わってしまえばまた連日の忙しさ、そして娘は営業時間中放置されてしまう日々に戻るのかもしれないと思うと胸が痛んだ。
週に何日かはランチタイムだけの日があるという。それでも、セミナーや打ち合わせなどで外出したり、また売上を上げる為の企画を考えたり、新メニューだったり価格の見直しだったり頭はラーメンのことで一杯だ。子供の宿題を見てやったり、一緒に遊んだり、おやつを食べたりーそんな時間などないように見えた。


もし自分がシングルマザーになったら・・
ぬるま湯に浸かりながら想像してみる。どんな生活になるのだろう?子を食べさせていけるのだろうか?可哀想だと哀れみの目を向けたラーメン屋親子。しかし、彼女達は衣食住がしっかりしており、またDSを子供に買ってやる余裕があるのだ。子供は構って貰えないといっても、同じ空間の中にいられる。寂しさはあるかもしれないが、そこに不安はないだろう。
子供にとって、一番恐ろしいこと、それは「得体の知れない不安感」なのだと思う。

いつ帰って来るか分からない母親を待つ不安ーだったり、食卓に並ぶおかずの少なさから家庭の経済状況を心配する不安ーだったり、親が一体何の仕事をしているのかさえ知らされていない不安ーだったり、下手したら、自分は捨てられてしまうのではないかという不安ーだったりだ。
親子心中などの事件が頻発している昨今、もし自分が今シングルマザーになったとしたら、それはもう他人ごとではない。常に危機は平凡な日常と隣り合わせにあるのだ。

結婚し、早々と社会からリタイヤした自分をこんな時恨めしく思う。いや、もっと遡れば学生時代、もう少し将来を考えておくべきだった。
番組を観ながら、同情心から今の自分の安心感に浸っていたのも束の間ー焦る気持ちと不安感に押しつぶされそうになっていた。子の寝顔を見るー、何が何でもこの平和な寝息を守り抜くことが私の努め。しかし、その何百倍もの思いを日々持ちながら実際行動しているシングルマザー達に、私は頭が上がらない。
こうして私がのほほんとブログを書いている時間、彼女達は生きる為、一分一秒を無駄にせず自分の身を削り働いているのだ。それが子に向ける精一杯の愛情なのだ。








































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