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隣の短冊

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スーパーなどの特設コーナーに設けられている笹の葉と短冊。ペンが置いてあり、自由に願い事を書いてぶら下げることが出来る。子が小学生になり、笹の葉を得る機会もなくなったので、こういう場で親子共々季節の行事をお手軽に楽しむことが出来て助かっている。


「ママは何て書いたの?」


子に聞かれて見せるそれは、確かにお願いごとだがどこか綺麗ごと。本心なんて書けるわけがない。


ー家族皆が健康で幸せでありますようにー


子が書いたのは、


ーアイドルになれますようにー


授業では消極的な子だが、人から見られる仕事に就きたいと言う。本当の性格は親である私にさえ分からないところがある。何が適正でそうでないのかなんて、まだ8歳そこそこの子供の人生など神様にだって分かりっこないのだ。


そのまま、色とりどりの短冊を眺める。神社などでも人の書いた絵馬を見るのが好きだ。小さな長方形の紙には、見知らぬ人々の夢と希望が詰まっている。


ー家内安全、健康第一!ー


ーOO君と両思いになれますようにー


ー水色のランドセルが欲しいですー


ーOO大会、優勝しますようにー


ーXX大学に現役合格しますように!ー


ー今年こそおばあちゃんになれますようにー



それらの短冊を目にしていたら、ふと、元彼のことを思い出した。付き合って初めての七夕、彼の家で大家さんが分けてくれた笹の葉に、大人気なく二人して興奮しながら作った飾りと短冊ー
男のくせに、意外と手先が器用だった元彼が作ったキラキラの飾りの中に、さり気なく癖のある文字で書かれた一枚の短冊ー


ーOOがいつも笑顔でありますようにー


あの頃、彼が短冊にそう願ってくれた、それは今叶っているのだろうか?子の前、笑顔はうまく作れているように思うし、実際幸せだなと思うこともある。でもー、一人リビングにいる日中、しみじみ幸せを噛み締めているかと聞かれれば、答えはノーだ。ぬるま湯に浸かりながら、適温でない感じ。どこか寒くて居心地が悪い。体の芯まで暖まらないー


夫とはセックスレスだ。
毎年七夕になると、まるで私と夫は、共に暮らしているのにも関わらず織姫と彦星以下だー、そう思う。暖まらない原因はそれだけではないが、それも一因にあるように思う。


その夜、天の川は天候が悪く今年も見ることが出来なかった代わりに、興味本位で元彼の奥さんのブログを開いてしまった。そして、愕然とする。
そこには、笹の葉が大きく写された写真が数枚。子供達が書いた短冊と、おそらく彼が書いたと思われる短冊があった。そして、見覚えのある癖のある文字で、


ーOOがいつも笑顔でありますようにー


名前の部分にはモザイクが入っていたが、内容からすると、奥さんの名前が入るのだと思う。ブログの中で、「子供がいても一番に私のことを思ってくれるパパが大好きです。」と書かれていたから・・
悔しくなって、コメントをついに入れてしまった。



「いつもおのろけご苦労さまです。」



名無しで送信ー


しかけて、止めた。
虚しくなったからだ。
あの頃の彼が、今こうして悪意のあるコメントを書いている私の顔を見たら、どう思うだろう?元彼の記憶の中で、私という存在はずっと笑顔であり続けたい。

残業で0時過ぎに帰宅した夫に、暖かい入麺と豆腐ハンバーグを出した。入麺には星型にくり抜いたハムときゅうり、ハンバーグには同じく星型にくり抜いたチーズをトッピングした。
予想通り、何のリアクションもなく、黙々と口にそれらを運ぶ夫にがっかりしていたのだが、


「今日は、七夕だったんだな。」


ぽつりとつぶやいたその声が耳に届いた瞬間、なんだか救われる思いがした。流れているTVで思い出したのか、単に頭に浮かんだのか、私の料理でそれに気が付いたのだと確証はないにしても、それでも一瞬心と心が通じたような気がしたのだ。
天の川は渡れなかったけれど、視線を合わせることが出来ただろう、織姫と彦星の姿が脳裏に浮かんだ夜だった。







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