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隣の妊活、我が家の場合

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従姉妹から久しぶりに電話があった。会えないかと聞かれたが、丁度花火大会を予定していたので泣く泣く断ることとなった。私に会いたいと言ってくれる人が血縁関係でもいてくれるー、その事実が少なくとも自信のない孤独な自分を励ますのだ。
会えない代わりに長電話となった。向こうから掛けてくれたのだが、1時間を越えたところで通話料を気にし、こちらから掛け直すと言ったのだがあっけなく断られた。彼女は金持ちだ。なので、通話料のことなど気にならないのだろう。
長電話の殆どが、二人目についての話だった。彼女の子も1歳を迎え、そろそろ次を考えるようになったらしい。いずれ仕事復帰を考えている彼女からは、年の近い子供を産み、子育てを短縮させたい思いが見えた。


「一人っ子は考えてないの?」


「うん、それも頭を過ぎったんだけどね・・でもさ、やっぱり二人産んだ方が何かと都合いいような気がして。いずれ仕事復帰する予定だし、一人で鍵っ子って可哀想過ぎるでしょう?OOみたいに家にいてあげられるだけの度量があればいいんだけどね、私は無理だから・・そうなると、やっぱり兄妹で寂しさを乗り切って欲しいというか。」


珍しく、言葉を選んで話しているような彼女。ママ友付き合いで培ったスキルなのだろうか?従姉妹である私に対しても前のようなズケズケした物言いがなくなっていて少々物足りないような気もしていた。



「そっか、でもすぐにまた妊娠しそうだよね。旦那さんとも仲良しだし。」


思うままのことを彼女に素直に伝える。私からすれば、彼女のことを豆腐のように優しく扱ってくれているご主人に思えたからだ。しかし、次に彼女から発せられた言葉は思いも掛けないものだった。



「私達、セックスレスだから。だから、色々難しいんだよ。産後レスって他人ごとだと思ってたんだけどね、そうじゃなかった。旦那が近寄るとぞっとして鳥肌が立つんだよね。」


どうやら、レスにしているのは彼女の方らしかった。そしてそれが少し羨ましかった。夫からレスにされている私からしたら、なんと贅沢な悩みーご主人が可哀想だと思う。しかし、彼女は私が自分の肩を持ってくれるものだと信じて疑わない様子で次々とリアルな夫婦生活の内情を語る。


「ここだけの話。おばさんとかに言わないでよ。産後、やっぱりこのままじゃいけないと思って頑張ろうとしたの。アロマ焚いて部屋の雰囲気も良くしてさ、お酒は一発で妊娠希望だからその日は飲まなかった。でね、いざって試みようとしたんだけどさ・・旦那のが駄目になっちゃって。なんかそれも情けないって思ったら私の方もそれからは駄目になってさ。それから2ヶ月くらいして、やっぱり子供欲しいからって旦那にエロ本渡したの。で、その気になったら呼んで貰って、私が受け入れ体制になるってーそれもうまくいかなかった。お互い、なんか焦りもあって駄目って思ったらどんどんドツボにはまって、それからもう病院に頼ろうかとも考えたんだけどね、旦那がそれだけはどうしても嫌だって言うんだよね。」


切実に訴える彼女に、どんな言葉を掛けたら良いのか分からなかった。ただ言えるのは、どんな夫婦でも闇を抱えているのだな、ということ。
あんなにも仲睦まじく見えた二人、しかし一枚薄いカーテンをめくれば、途端に乱雑な部屋が垣間見えるのだ。


「病院行くのって勇気要るでしょう?ママ友で、受精キット使って子供授かったって人いるんだよね。他人が介入しない分、余計なプレッシャーも掛からないと思うから気になってるんだけど。」



今話題のシリンジ法(人工授精)が自宅で簡単にできるキットというものがあるらしい。病院なら人目もあるしプレッシャーもある、そして叶うかどうかも分からない未来への投資に1回辺り1万以上の費用が掛かるのが現実だ。また、希望通りの日時に予約出来なかったり、待ち時間も半日を潰すという、色々な意味でリスクの高い賭けー
しかし、自宅で出来るシリンジ法は、手軽で且つ費用も良心的らしい。1回あたりワンコインで実施出来るというのだ。
方法は、先端部がシリコンゴムで出来た器具を使用し、精子をスポイトのように吸い上げ膣内へ注入するだけだと言う。
現在国内で売られているキットは、一件のみ。シリンジ法キットの膣内に挿入するシリコンゴムの 「カテーテル」は一般医療機器として認可を取得済みとなっており、日本製のもので現在販売されているらしい。組み立ても、カテーテルとシリンジを合わせるだけで1分で済み、全て1回限りの使い捨てなので衛生的、20回分で1万円しないリーズナブルな価格。











彼女との電話を終え、そのキットについて色々調べてみた。海外では既に当たり前のように取り入れられているらしいシリンジ法ー、最近になってようやく「妊活」という言葉が表に出るようになった日本にも、このような機会が徐々に与えられつつあるのだ。
私達にも出来るだろうか?先日、夫の部屋に入りノートパソコンの新しい履歴を探すと、卑猥なサイトに直結。そして、何気なく足元にあるゴミ箱を見ると、てんこもりのティッシュが捨てられてあるのを発見して何とも言えない気持ちになった。
精子は外部に出たらどれくらい経つと死んでしまうのだろう?一旦ゴミ箱に捨てられた精子をすくったら、それは使い物になるのだろうか?
40にもなって、そんな知識さえ持ち合わせていない自分が頼るのはやはりネットだ。検索してみると、培養液の中に精子を移すと1週間くらいは持つらしいが、外に出した物でも精液中の清しょうという液に守られているので数時間は生きているらしい。
もしー、ゴミ箱の中にある精子が生きていたら?これを使って妊娠したら夫はどう思うだろうか?馬鹿げた考えが頭を支配する。驚く夫の顔、義両親の喜ぶ顔、そして一番は子のお姉さんになった顔ー
そして、二児の母になった自分の顔を想像しながらふと鏡にうつる自分を目にし、現実に戻るのだった。

















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